ロザムンド・ヤング『牛たちの知られざる生活』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/27/34462b7f63f4f00392f24faa00ea6719.jpg)
この本にはカバーがない。
または帯のように短いカバーがある。
その短いカバーに、日本語のタイトルはないので、やはり帯。
少しだけ見えている表紙に、空と山の絵が描かれている。
帯を外すと、柔らかなタッチの牛たちが表れる。
絵は背から表4へと続いていて、本を広げてみると、牧場の景色が目の前に広がり、思わず深呼吸をしたくなる。
イギリスで牧場を経営する著者は、牛や羊、鶏たちと会話をする。
いや、そんなことはないでしょう、牛は喋らないでしょう。
わかっているのだが、読み進めるうちに疑念は消えてしまう。
どうやら本当に意思の疎通はあるようだ。
驚くのは(驚きの連続だが)、牛が相当に聡明だということ。
とはいっても、犬のように人間にべったりではないところに、つき合いの難しさと面白さがある。
装丁は佐藤温志氏、イラストはagoera氏。(2019)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/59/05e212687ace64534c76734b502f3ccf.jpg)
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この本にはカバーがない。
または帯のように短いカバーがある。
その短いカバーに、日本語のタイトルはないので、やはり帯。
少しだけ見えている表紙に、空と山の絵が描かれている。
帯を外すと、柔らかなタッチの牛たちが表れる。
絵は背から表4へと続いていて、本を広げてみると、牧場の景色が目の前に広がり、思わず深呼吸をしたくなる。
イギリスで牧場を経営する著者は、牛や羊、鶏たちと会話をする。
いや、そんなことはないでしょう、牛は喋らないでしょう。
わかっているのだが、読み進めるうちに疑念は消えてしまう。
どうやら本当に意思の疎通はあるようだ。
驚くのは(驚きの連続だが)、牛が相当に聡明だということ。
とはいっても、犬のように人間にべったりではないところに、つき合いの難しさと面白さがある。
装丁は佐藤温志氏、イラストはagoera氏。(2019)
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