つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

交錯する、昭和と平成と(?)。

2018年04月19日 23時03分52秒 | これは昭和と言えるだろう。
石川県河北郡津幡町加賀爪(いしかわけん・かほくぐん・つばたまち・かがつめ)
津幡土木事務所に隣接する津幡川沿いに、その建物はある。

木造二階建て。
築40~50年前後と見受けられる。
装飾の類はなく、朝早く通りかかった際は訪れる人の姿もないここには、
「2つの名前」があるらしい。

「河北地域ライフ・サポートセンター」。
「津幡町全勤労者協議会」。

正面玄関の看板の様子を見て推察するに、
現在の主たる役割は前者なのかもしれない。

「石川県労働者福祉協議会」のHPによると
「ライフ・サポートセンター」とは、以下の通り。
【石川県内9地域に拠点を設け、地域における生涯福祉の実現をめざし、
 豊かで生き甲斐のある生活を推進することを目的として活動しています。
 各地域でグラウンドゴルフ大会などのスポーツイベントや、
 退職前セミナーの開催、海岸清掃ボランティアなど
 様々な活動を行っています。】

「日本勤労者協議会連合会」のHPによると
「全勤労者協議会」は、こうなる。
【勤労協の会員はそれぞれの居住地で、
「住みよいまちづくり」を目指して、次のような活動をしています。
1.水と緑を守る運動、産業廃棄物や家庭用のゴミ処理等、
  居住地の環境を守る活動
2.市内の公共交通を守る活動や、カーブミラーの清掃、
  交通指導等に取組んでいる
3.青少年への声かけ運動や老人福祉施設への慰問活動
4.市内居住勤労者の親睦旅行や懇親会等の開催
5.地方自治体の首長に対する住民要求と行政懇談会の開催
6.その他 】

…ふむ。
イマイチ分かりにくい。
どちらも表現が下手だ。
迷走している。

設立の経緯などの詳細は不明ながら、
付け焼刃に調べてみると労組系の流れを汲んでいるようだ。
昭和の頃は、熱き労働運動の拠点だったが、
平成の今は、地域貢献活動を主とする場所。
そんなところだろうか。

そして、やがて必ず時代は巡る。
平成以降の未来や如何に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする