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僕が岐阜県民主党に入党して以来、持っていた意見と一致します。行動力が欠けていました。
じっくりとお読み下さい。広島県を岐阜県 福山市を高山市、と読み替えて下さい(^^)
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【2012衆院選】反原発・反庶民増税・反TPPの政治家・市民がいま、すべきこと
1、政党がすべきこと
反原発・反庶民増税・反TPP 統一候補・統一名簿をつくること。
それが困難でも、とりあえず、選挙区の住み分けをすること。
国民の生活が第一
亀井静香さんが結成した新党。
みどりの風(谷岡共同代表)
社民党
日本共産党
そして、国会に現在議席はありませんが「緑の党」。
こうした勢力が連携しなければ、世論の約半数を占める民意が衆院選では切り捨てられてしまいます。
現行制度では・供託金が高すぎる・小選挙区制で死票が多い、などの欠陥があります。その是正は、当然、我々緑の党は主張し、来年の参院選で議席をいただけば、考え方を同じくする超党派の方と連携して実現します。ただ、現在は、とくに、党で力を入れている「原発ゼロ」実現へ向け、最大限、方向を同じくする候補の当選に全力を尽くします。
民主党は、いろんな考えの人が集まって「打倒自民!」の目的で作った政党です。
政権を取ったはいいが、混乱し、空中分解してしまいました。
民主党の失敗は言い逃れはできない。
しかし、「羹に懲りてなますを吹き」、「別個に進んで共に撃つ」戦略も取れないようでは情けない。
わたくし、さとうしゅういちは、とりあえず、広島1区で生活の菅川さんを支援し、6区で亀井静香さんを支援します。
もちろん、共産党の方にも頑張ってほしい(けど、上記2選挙区はごめんなさい、としか言えない。)最大限議席を取ってほしい。
とにかく、わたしも動きます。
他の政党の皆さんもぎりぎりまで努力していただきたい。
特に、小沢一郎が好きか嫌いかなど、その辺でいろいろもめている場合ですか???
原発を止めなかったら、輸出を止めなかったら、40年後には事故がなくても、核のゴミ問題によるギリシャ化という地獄が襲ってくるのですよ?!!
いまは、「大同団結」まではいかずとも「共に撃つ」べく協力しないと、「未来のことはどうでもいい、目先の自己保身のための政治家」だと思われてしまいますよ!
2、市民は、「評論」ではなく「実働」を!
政治家でも市民運動家でも同じことですが、日本のリベラル・左派の悪いところは「個人の好き嫌い」で、動いてしまうところにあります。
また、市民の場合は「評論」は好きでも「実働」をあまりしないことです。
民主党が失敗した原因の一つに労働貴族の政治部隊に堕してしまったことがあります。
しかし、市民の責任も重大です。
消費増税推進の連合・自治労や、原発推進の電力総連の「労働貴族」のみなさんの助けなしには、選挙ポスターもはりきれないし、ビラ配布もできない。これが民主党の実態だったと思います。
そうなると、「しがらみがない民主党に期待して票を入れてくれる一般市民」と「連合・自治労や電力総連のしがらみにしばられる民主党議員」のかい離が生じるのは必定でした。
これは、自民党にも同じことが言えます。連合・自治労や電力総連の「労働貴族」が「経団連・官僚(経営・当局側)」に置き換わるだけです。
圧倒的多数の中小企業・自営業者・非正規労働者などの声は置き去りにされてしまう。
しかし、市民にも「公示当日のポスターはり」や「ビラ配り」などを担う覚悟がなければ、「労働貴族党」と「経団連・官僚党」で政権のキャッチボールが続くだけです。
今、既得権益から、市民の手に政治を取り戻そうにも、「多くの選挙区で選挙態勢を組めない」という問題がある。二大政党と違い、経団連や官僚、労働貴族という後ろ盾がないのだから仕方がありません。
ですから、それを一人一人の市民が補うしかないのです。
日本国の政治を既得権益者から市民の手に取り戻すには、それしかないのです。
「あいつは気に食わない」「あいつが応援しているからあいつは応援しない」などという低レベルのことが、多すぎる。長年、労働運動や市民運動で活動してきて、そのことを痛感しています。
えらそうに、評論だけをしている市民の方にはあえて厳しいことを申し上げたい。
「結局は、あなたも「お任せ民主主義」ではないのか?」
「あなたには、街頭でマイクを握る覚悟がありますか?」
「好き、嫌いにとらわれ、日本国をこのままギリシャのようにしていいのですか?」
厳しいことを避けて通っていたら、日本は、広島県は、福山は、本当にギリシャのようになってしまいますよ。
付記:もちろん、民主党の選挙運動を市民として手伝った人(わたしもあくまで個人として入党していました)にとっては、「何を言うか!民主党は裏切ったじゃないか!」ということになります。
しかし、わたしは、そのままあきらめません。「他人が頼りにならないなら新党結成に主体的に参加してしまえ。」というのが、わたしの結論です。
わたしと同じ行動を無理強いはしません。しかし、あきらめてしまっては、「既得権益護持勢力」の思うつぼになってしまいます。
なお、民主党議員の中には「わたしは連合の推薦があるから、あなたの応援などいらない」とおっしゃった方もおられます。
そんなことをおっしゃる議員は、「何をかいわんや」です。
ただし、それだけ、連合・自治労などの圧力はすさまじいものだったことは確かです。
わたしはわたしで、連合推薦以外の候補を応援したら、自治労県本部幹部から恫喝の電話を二度も仕事中にいただきました。議員サイドにも圧力はあるのでしょう。
実際に民主党の和田隆志議員は「さとうさん、自治労はやくざのようなものだから気をつけなさい」とご忠告くださいました。
そのことは、公約破りの理由にはなりませんが、背景としては押さえておかなければなりません。
この国の、また、広島県や福山市を市民の手に取り戻すためにも、自治労の組合員の皆様は、ぜひとも、腐敗しきった現執行部を打倒していただきたいと思います。
みなさん。少なくとも、選挙では絶対に、連合・自治労執行部の指示通りに動いてはいけないのです。
また、民主党政権のもう一つの教訓として、「大事なことは国民投票で決める」ということを日本でも導入すべきではないか、ということです。
現代日本で、政策立案能力はともかく、主要政策「吟味能力」で議員と国民のそんなに違いがあるとも思えません。
あるいは、国民投票と議員による評決を半々づつ意思決定に反映させるとか、いろいろな仕組みは考えられます。
これらは、長期的課題にはなりますが、少なくとも地方レベルではいますぐにも住民投票はもっと活用できる話です。
緑の党は直接民主制の充実も主張しています。
国民投票がファシズムにつながるなどという議論もあります。しかし、現状でも、民意無視で、経団連、官僚、労働貴族による事実上の独裁政治(寡頭政治)といえます。
公務員は、政治家であろうが官僚であろうが、国民一人一人が雇い主なのです。
その原点を逸脱しないためにも直接民主制を強化することは現代においては重要だと思います。
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