日中関係改善は本物か やはり出た消費増税延期論の真意
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安倍首相「桜を見る会」招待状が8万円で売買との報道!
ネトウヨ仲間大量招待に加え、安倍自民による私物化が酷い
「桜を見る会」での安倍首相(首相官邸HPより)
安倍首相主催で13日におこなわれた「桜を見る会」。本サイトでは、カズレーザーや小峠英二、千原せいじ、ミッツ・マングローブ、石坂浩二、デヴィ夫人、市川猿之助などといった芸能人に混ざって、あのネトウヨ番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)の出演陣である百田尚樹や有本香、ケント・ギルバート、竹田恒泰、上念司などといったネトウヨ安倍応援団がこぞって参加していたことを紹介。だが、ここにきて、「桜を見る会」をめぐる、驚きの事実がわかってきた。まず、16日付けの東京新聞は「桜を見る会」について、〈各界で功績や功労があった人たちをねぎらおうと、歴代首相も手掛けてきたが、今年は安倍首相の「お友だち」の姿が目立った〉と言及。その上で問題視したのは、会の開催費用についてだった。
〈内閣府によると、今年の費用は「五千万円程度」で、一般会計に盛り込まれているという。つまり税金だ。〉
ようするに、本来ならば功労者を慰労する会であるはずなのに、安倍首相は悪質なフェイクデマや歴史修正を拡散している百害あって一利なしの世界に恥ずべき「お友だち」を多数招待し、よりにもよって国民の血税を使っておもてなしをしていたのだ。しかも、安倍首相が総理に返り咲いて初の開催となった2013年にかかった費用は約3500万円だったというから、今年は約5000万円でなんと1500万円も増えているのである。そもそも、これだけ税金を使っておきながら、誰を招待したのかは公表されていない。東京新聞の記事では専修大学の岡田憲治教授が「公費の使い方が妥当なのか疑問を抱かざるを得ない」と疑義を呈しているが、まさにその通りだ。だが、この税金を投入した安倍首相の私物化イベントをめぐっては、もっととんでもない疑惑が持ち上がっている。なんとこの「桜を見る会」の招待状を、自民党議員が高値で売っている、というのだ。16日に配信された「FRIDAYデジタル」の記事によると、〈毎年、会が近くなると、どこからともなくブローカーが沸いて出て、招待状の買い取りを持ちかけてくる〉といい、同編集部が接触した購入希望者のA氏の場合、ブローカーから提示された価格は、招待状1通で8万円だったという。たしかに、「桜を見る会」の招待状を持っていることや、会で安倍首相や有力議員らと写真を撮ることで、自分の信頼性を高めたり箔付けにしてビジネス上で利用したいと考える人は多いだろう。だが、まさかその招待状が売買されているとは……。では、一体、誰が招待状を売りさばいているのか。その内幕について、永田町関係者は記事のなかでこう語っている。「招待状は自民党議員に一定枠与えられ、希望があれば、追加でもらうことも可能です。招待状をブローカーに売りつけ、小銭稼ぎしている議員がいることは、以前にも聞いたことがあります」
自民・萩生田氏「増税見送りも」
消費税10% 政権与党に動揺
萩生田氏「6月の日銀短観みて」
見送りに言及
統一地方選挙後半戦と衆院補選(大阪12区、沖縄3区)で、安倍政権が10月に狙う消費税率10%への増税を許すかどうかが大争点となるなか、自民党内から増税見送り論が飛び出すなど動揺が始まっています。いよいよ、地方選での日本共産党の躍進と衆院補選での野党統一候補の勝利を何としても勝ち取り、増税ノーの審判を下すときです。
増税見送り論は、自民党の萩生田光一幹事長代行が18日のインターネットテレビ番組で述べたもの。萩生田氏は、日銀短観(全国企業短期経済観測調査)の動向に触れ「次の6月(の日銀短観)はよく見ないといけない」と表明。「(景気が)この先危ないぞと見えてきたら、崖に向かってみんなを連れていくわけにはいかないので、また違う展開はあると思う」と述べました。経済情勢をめぐっては、内閣府が3月に発表した1月の「景気動向指数」と3月の「月例経済報告」がともに景気判断を下方修正したことに加え、4月1日には日銀の3月の「短観」も第2次安倍政権発足後で最大の悪化を記録。共産党は、こんな経済状況で消費税増税を強行すれば、日本経済にとって自殺行為になると批判し、増税中止を強く求めています。萩生田氏は番組で、1日のBS番組で共産党の小池晃書記局長から、ポイント還元などの増税対策について「そんなに景気が心配で増税分を戻すことを考えるくらいなら、増税しなければいい」と批判され、共産党の主張は「説得力がある」と応じたことに言及。「景気が腰折れしてやり直しになったら、なんのための増税かとなる」などと語り、消費税増税への自信のなさをのぞかせました。共産党は選挙戦で「消費税増税はきっぱり中止すべきだ」と攻勢的な論戦を展開。自民・公明の増税勢力が争点そらしに躍起になるなか、宣伝と対話・支持拡大で有権者の共感と支持を大きく広げ、増税勢力を追い詰めています。
- 消費税10% 政権与党に動揺/萩生田氏「6月の日銀短観みて」/見送りに言及
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- 消費税増税に揺れる自民党/共産党勝利で断念を/東京4カ所 小池書記局長が訴え
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