もう随分前のOL時代のこと。
トイレに行く時間も取れないほど、次から次へと
仕事が舞い込むような忙しい時期がありました。
理不尽なことを言う上司に辟易し、
カリカリ、イライラがMAXにつもっていた時、のちに私の
スピリチュアルな学びの師となる方を導管役として
伝え聞いたメッセージは、
「本来のあなた様は感動をするのがお好きな方なのに、
心を感動で満たす事を忘れていらっしゃるようです。
季節の移ろいを感じていますか?」etc・・・
と 言うような内容でした。
帰る道すがら、自身を省みながら、
深まりゆく秋の景色をゆっくり見つめたのを
思い出しました。
あれから何年もの時を重ね、当時よりは多分
少しばかりは、智恵が付き(?)
角が取れ(?)幾分損をしない、生き方が
出来るようになったかもしれません。
今、限られたスペースの植木鉢の中で文句も言わず、
日々少しづつ、膨らみをみせてくれる
きゅっ と 固い蕾を見て思います。
植物がそうであるように、人も小休止をし
備え蓄える時期があると言う事を。
毎年3月は私にとって、
心身共にのんびりと整える小休止の月の様です。
毎年秋に行っている人間ドック、
昨年は申し込みをしなかったので、
遅ればせながら3月中に滑り込みで参ります。
私達はいついかなる時も 声なきあらゆるものから、
ちゃんと教えを受けているのですね。