小田和正さんの『たしかなこと』が
CMで流れているのを初めて耳にした時、
サラ・ブライトマンの『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を
初めて耳にした時と同じで一瞬時間が止まった様な
懐かしさのような 物悲しさのような不思議な思いが
湧きあがりました。特に私が好きな歌詞は、
『 時を超えて 君を愛せるか
ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた
君のために 今何ができるか
忘れないで どんな時も
きっとそばにいるから
そのために僕らはこの場所で
同じ風に吹かれて
同じ時を生きてるんだ
(~略~)
君にまだ 言葉にして
伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から
君を愛しているということ
君は空を見てるか
風の音を聴いてるか
もう二度とここへは戻れない
でもそれを哀しいと決して思わないで
いちばん大切なことは
特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのままで
見つめていること
忘れないで どんな時も
きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて
同じ時を生きてるんだ
どんな時も きっとそばにいるから 』 です。
『たしかなこと』のCDは購入してから暫くは
何度も何度も聴き口ずさみました。
今日、観ていた番組のCMで流れていた
『たしかなこと』を久しぶりに聴いて
心がスーッと癒されるのを感じました。
私は時々、ひと聴き惚れをしますが(←造語ですね(笑))
子供の頃、たまたまつけたテレヒから流れてきた
はじめて見聞きするサイモン&ガーファンクルの音霊に
ノックアウトされました。(セントラルパークでのコンサートの映像)
いいちこのCMで流れているビリー・バンバンが歌っていた
『また君に恋してる』 も 瞬時に好きにりました。
こちらの歌も暫くはCDをリピートし口ずさみました。
(坂本冬美さんの歌も勿論ステキですが、
『また君に恋してる』はビリーバンバンに惹かれます)
情景が目に浮かぶような 人の心を揺さぶるような
美しい言霊の鏤められた歌詞を書く方、そして
美しい音を紡ぐ方のことを、ことあるごとに
すごいなぁ~、と思う私です。
藤城清治さんの作品 【 小さな恋人 】
本日、とっても大きな とっても素敵な
藤城さんの今年度の12枚のカレンダーと
会員証、ミニ冊子、そして
↑ こちらのカードが届きました。
小さな頃から慣れ親しんだ藤城さんの作品は
モダンで、どこかパリを感じさせられます。
いつも美しい色の世界が溢れていて、
夢が広がっていて 拝見する度に
心あらわれ、優しい気持ちになります。
言葉や音や絵、香り、微笑み、料理etc・・・・
身体の中から じんわり 温まるような
心の澱を溶かしてしまうような、
キラリと光る何かを人はそれぞれちゃんと携えて
この世に舞い降りてくる。
そして特別意識なんかしなくても、それぞれが
ちゃんと自分の美しい色、美しい光を放っていて、
その色、光に 必ず誰かが気がついて立ち止まり、
そして自分も必ず誰かの心のドアをノックしている、
そんな気がします。
豊かな美しいものに触れていると、自分の内面も
豊かなもので溢れるような気がする私です。
藤城さんご自身が「一番の助手は猫」とおっしゃる程
若かりし頃から大の猫好きだそうですが、
不思議と、私がリスペクトしている方々は
皆さん猫がお好きです。数年前から私は
『猫新聞』を毎月購読しています。猫新聞には、
猫を愛してやまない著名人の素敵な絵や文章が
毎月ご紹介されますが、そちらを拝読する度に、
やはり心が豊かになり、そして心がなごみます。
藤城さんの影絵の作品も勿論、ご紹介されました。
(私も一度、読者の文章として載せて頂きました)
猫の紡いでくれる素敵なご縁を
私はこれからも、温めて参りたいと思います。
今、うちの愛猫は、まぁるくなって眠っています。
今日の暑さを もろともせず、
彼は、いつものように 庭のあちこちの
涼しい場所を探し、何度か移動しながら
半日以上、外で気持ち良さそうに、太陽と風を感じ
幸せそうにクタッと寝そべっておりました。