【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
前提:
バンクシーンは盛り上がる
悪く言えば「使いまわし」。でも使いまわし前提で作られてるだけに作画は高品質。
なにより、必殺技や変身シーンはやはり一番熱く盛り上がる部分なのです。
しかし、これらのことから当然の帰着として、以下の仮定が導かれます。
『じゃあ、全編に渡ってバンク流したら、超名作になるんじゃね?』
…気づくだけで実行しなかったら良かったのに。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第29話「みつかいたちのゆううつ」
サブタイトル「みつかいたちのゆううつ」。
「憂鬱」と漢字で書けない事情は分かりますが…。
おかげでシリーズ最多の文字数です。
また、今回の話は放送時に「まるで同人誌のようだ」と揶揄されました。
同時に、「でもこれ以上に同人らしい同人はないんだろうな」とも。
なんだかもうヤケクソという言葉がよく似合う、そんな回。
BBSを初め、みつかい一同は失敗続き。
そこで今回は、作戦立案能力に優れた水妖・ナポレオンフィッシュを使い、絡め手で攻めることに。
作戦方針は、「いつもマーメイドプリンセスと一緒にいるペンギン=ヒッポを捕獲する」。
【あららさんの場合】
受けた指示は「街中をほっつき歩いてペンギンを探せ」。
作戦とはいえない内容に、ぶちぶち文句垂れながら街中を闊歩。
けれど、偶然にもペンギンと遭遇。超ラッキー。
つうか、その服は普段着なのか。
こんな異常な格好をしていて人目に付かないはずがなく。
しかも彼女はアイドルさまとしてデビューしています。
たちまちファンが彼女を取り囲む。
ファン一同:
「歌って!」「歌って、あららちゃん!」
あららさん:
「うふふ~♪」
【参考:「Oh! yeah! ALALA」(鳥バージョン)】
あららさん:
『とっきめきにーはっずむむねー!おっどるーくつー!』
この娘は心底楽しそうに歌うなぁ…。
ファンの声援に応え、急遽、路上ライブを開催するその様子は、アイドルの鏡のようです。
しかし、そんな彼女に悪魔が忍び寄る。
カッ
マメプリさん:
「罪もない街の人を気絶させちゃうなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
ファンのために歌っていただけなのに、何故。
理不尽さに怯える彼女に降り注ぐ「KODOU」。
この時点で放送開始からまだ7分。視聴者の脳裏に嫌な予感がよぎります。
マメプリさん:
『激しいKODOU あふれ出す愛のメロディー!』
あららさん:
「あらら~!」
その予感が正しいことはすぐに証明されることに。
【レディバの場合】
「氷のベッド」を使ったステージ舞台を用意。
ペンギンは氷が好きだから、必ず来るはず!
ナポレオンフィッシュからそう言われ、半信半疑ながらも実行。
即、捕獲。かつてないほどの高頭脳を誇る生物・ナポレオンフィッシュ。
カッ
マメプリさん:
「何の罪もないペンギンを檻に閉じ込めるなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
そして即座に現れるマメプリ。間髪入れず「MOTHER SYMPHONY」。
マメプリさん:
『愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!』
レディバ:
「なんか、どうでもよくなってきた~!」
それはこっちの台詞だ。
【蘭花さんの場合】
落とし穴をしかけて捕まえよう!
仕方がないので、せっせと穴を掘ってペンギン待ち。
期待通り、ペンギンはやってきますが…罠は発動せず。
蘭花さん:
「???」
不審に思って、落とし穴の出来具合を確認。えいっ!えいっ!
ずぼぉ!
とても可哀想なことになってる蘭花さんに、影がさす。
マメプリさん:
「罪もない散歩をしている人々を落とし穴に落とそうなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
落とし穴に落ちて身動きできない蘭花さんの頭上に「ぴちぴちボイス」を浴びせかける。
歌うのは、以前に破られかけた恨みか、「KIZUNA」。
なんだか、もの凄いいじめを見ている様。
マメプリさん:
『痛いほど涙 こぼれる深海の夜を 越え!』
蘭花さん:
「今日のマーメイドプリンセス、なんか変!え~ん!」
大丈夫、変なのはいつものことだから。
【みつかいの場合】
度重なる失敗に業を煮やした作戦本部は、みつかい全員で作戦に当たるように指示。
内容は「無料カレーを配って、ペンギンをおびき寄せる」。
そんなわけで一同そろって、浜辺に謎の店を出してみた。
なにこのドリーム店。
BBSの手作りカレーを、メイド服着た蘭花&あららさんの給仕で食えるのか。
そりゃ誰だって行くわ。というわけで、ペンギンもやっぱり罠に。
カッ
四度現われるマーメイドプリンセス。
マメプリさん:
「何の罪もないペンギンを無料カレーで捕まえるなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
波音さん、読み上げのイントネーションが神。
るちあさん、沸点低すぎ。
姐さん、「覚悟しな」しか台詞がない…。
マメプリさん:
『はーれた日のあーめのよーにー♪』
目視したレディバを瞬殺。
けれど、本命は外のボートの中。
合図とともにボートが走り出すと、ペンギンを捕縛した檻ごと洋上へと脱出。
【塔を上ろう】
ペンギンを追って人魚さんたちがやってきた場所には、五階建ての塔が。
BBS曰く「各階に待ち受ける刺客を倒して上って来い」とのこと。
…なんていうか色々と深く気にしちゃダメです。
マメプリさん:
「どりゃあ!」
はしたない掛け声とともに扉を蹴破り、人魚さんたちは塔の内部に突入。
死闘の末、無事に最上階に到着。
さあ、後はBBSだけ!
早速歌おうとしますが、背後からナポレオンフィッシュの不意打ちを受け、大事なマイクを落としてしまいました。
旧タカラさまから支給された大切なe-pitchが!
これではスポンサーさまに怒られてしまいます。
青くなるマメプリさん。まずい、お仕置きされる…。
絶体絶命のピンチの中、こっそり抜け出したペンギンがマイクを確保。
とりあえずお詫び代わりに一曲歌ってみました。
ぴちぴちボイスでライブスタート!
一同、唖然。
その隙にマイクは無事に人魚さんの手に。
良かった、これでタカラさまから怒られない。
軽く「PoM」を歌って、 BBSも撃破。
【ラストシーン】
夕暮れを眺めながら、BBSは今日も黄昏。
そんな彼女たちの目の間に、ナポレオンフィッシュが落としていった辞書が。
ナポレオンの辞書といえば…、やおら本を取り上げるシスターシェシェ。
シスターミミ:
「どうするの?」
シスターシェシェ:
「不可能って文字を書き足して置いてやるのよ!」
シスターミミ:
「本当だよね~!!」
前後の文脈完全無視でミミが絶叫したところで終了。
今回の話、正味20分の番組中、ライブシーンが9分以上。
その半分がバンクです。
なんだこのダメなアニメ。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
前提:
バンクシーンは盛り上がる
悪く言えば「使いまわし」。でも使いまわし前提で作られてるだけに作画は高品質。
なにより、必殺技や変身シーンはやはり一番熱く盛り上がる部分なのです。
しかし、これらのことから当然の帰着として、以下の仮定が導かれます。
『じゃあ、全編に渡ってバンク流したら、超名作になるんじゃね?』
…気づくだけで実行しなかったら良かったのに。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第29話「みつかいたちのゆううつ」
サブタイトル「みつかいたちのゆううつ」。
「憂鬱」と漢字で書けない事情は分かりますが…。
おかげでシリーズ最多の文字数です。
また、今回の話は放送時に「まるで同人誌のようだ」と揶揄されました。
同時に、「でもこれ以上に同人らしい同人はないんだろうな」とも。
なんだかもうヤケクソという言葉がよく似合う、そんな回。
BBSを初め、みつかい一同は失敗続き。
そこで今回は、作戦立案能力に優れた水妖・ナポレオンフィッシュを使い、絡め手で攻めることに。
作戦方針は、「いつもマーメイドプリンセスと一緒にいるペンギン=ヒッポを捕獲する」。
【あららさんの場合】
受けた指示は「街中をほっつき歩いてペンギンを探せ」。
作戦とはいえない内容に、ぶちぶち文句垂れながら街中を闊歩。
けれど、偶然にもペンギンと遭遇。超ラッキー。
つうか、その服は普段着なのか。
こんな異常な格好をしていて人目に付かないはずがなく。
しかも彼女はアイドルさまとしてデビューしています。
たちまちファンが彼女を取り囲む。
ファン一同:
「歌って!」「歌って、あららちゃん!」
あららさん:
「うふふ~♪」
【参考:「Oh! yeah! ALALA」(鳥バージョン)】
あららさん:
『とっきめきにーはっずむむねー!おっどるーくつー!』
この娘は心底楽しそうに歌うなぁ…。
ファンの声援に応え、急遽、路上ライブを開催するその様子は、アイドルの鏡のようです。
しかし、そんな彼女に悪魔が忍び寄る。
カッ
マメプリさん:
「罪もない街の人を気絶させちゃうなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
ファンのために歌っていただけなのに、何故。
理不尽さに怯える彼女に降り注ぐ「KODOU」。
この時点で放送開始からまだ7分。視聴者の脳裏に嫌な予感がよぎります。
マメプリさん:
『激しいKODOU あふれ出す愛のメロディー!』
あららさん:
「あらら~!」
その予感が正しいことはすぐに証明されることに。
【レディバの場合】
「氷のベッド」を使ったステージ舞台を用意。
ペンギンは氷が好きだから、必ず来るはず!
ナポレオンフィッシュからそう言われ、半信半疑ながらも実行。
即、捕獲。かつてないほどの高頭脳を誇る生物・ナポレオンフィッシュ。
カッ
マメプリさん:
「何の罪もないペンギンを檻に閉じ込めるなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
そして即座に現れるマメプリ。間髪入れず「MOTHER SYMPHONY」。
マメプリさん:
『愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!』
レディバ:
「なんか、どうでもよくなってきた~!」
それはこっちの台詞だ。
【蘭花さんの場合】
落とし穴をしかけて捕まえよう!
仕方がないので、せっせと穴を掘ってペンギン待ち。
期待通り、ペンギンはやってきますが…罠は発動せず。
蘭花さん:
「???」
不審に思って、落とし穴の出来具合を確認。えいっ!えいっ!
ずぼぉ!
とても可哀想なことになってる蘭花さんに、影がさす。
マメプリさん:
「罪もない散歩をしている人々を落とし穴に落とそうなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
落とし穴に落ちて身動きできない蘭花さんの頭上に「ぴちぴちボイス」を浴びせかける。
歌うのは、以前に破られかけた恨みか、「KIZUNA」。
なんだか、もの凄いいじめを見ている様。
マメプリさん:
『痛いほど涙 こぼれる深海の夜を 越え!』
蘭花さん:
「今日のマーメイドプリンセス、なんか変!え~ん!」
大丈夫、変なのはいつものことだから。
【みつかいの場合】
度重なる失敗に業を煮やした作戦本部は、みつかい全員で作戦に当たるように指示。
内容は「無料カレーを配って、ペンギンをおびき寄せる」。
そんなわけで一同そろって、浜辺に謎の店を出してみた。
なにこのドリーム店。
BBSの手作りカレーを、メイド服着た蘭花&あららさんの給仕で食えるのか。
そりゃ誰だって行くわ。というわけで、ペンギンもやっぱり罠に。
カッ
四度現われるマーメイドプリンセス。
マメプリさん:
「何の罪もないペンギンを無料カレーで捕まえるなんて!」
「絶対に許さない!」
「覚悟しな」
波音さん、読み上げのイントネーションが神。
るちあさん、沸点低すぎ。
姐さん、「覚悟しな」しか台詞がない…。
マメプリさん:
『はーれた日のあーめのよーにー♪』
目視したレディバを瞬殺。
けれど、本命は外のボートの中。
合図とともにボートが走り出すと、ペンギンを捕縛した檻ごと洋上へと脱出。
【塔を上ろう】
ペンギンを追って人魚さんたちがやってきた場所には、五階建ての塔が。
BBS曰く「各階に待ち受ける刺客を倒して上って来い」とのこと。
…なんていうか色々と深く気にしちゃダメです。
マメプリさん:
「どりゃあ!」
はしたない掛け声とともに扉を蹴破り、人魚さんたちは塔の内部に突入。
死闘の末、無事に最上階に到着。
さあ、後はBBSだけ!
早速歌おうとしますが、背後からナポレオンフィッシュの不意打ちを受け、大事なマイクを落としてしまいました。
旧タカラさまから支給された大切なe-pitchが!
これではスポンサーさまに怒られてしまいます。
青くなるマメプリさん。まずい、お仕置きされる…。
絶体絶命のピンチの中、こっそり抜け出したペンギンがマイクを確保。
とりあえずお詫び代わりに一曲歌ってみました。
ぴちぴちボイスでライブスタート!
一同、唖然。
その隙にマイクは無事に人魚さんの手に。
良かった、これでタカラさまから怒られない。
軽く「PoM」を歌って、 BBSも撃破。
【ラストシーン】
夕暮れを眺めながら、BBSは今日も黄昏。
そんな彼女たちの目の間に、ナポレオンフィッシュが落としていった辞書が。
ナポレオンの辞書といえば…、やおら本を取り上げるシスターシェシェ。
シスターミミ:
「どうするの?」
シスターシェシェ:
「不可能って文字を書き足して置いてやるのよ!」
シスターミミ:
「本当だよね~!!」
前後の文脈完全無視でミミが絶叫したところで終了。
(左画像) マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 (右画像) 中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語 |
今回の話、正味20分の番組中、ライブシーンが9分以上。
その半分がバンクです。
なんだこのダメなアニメ。