かれこれ一ヶ月。左足の側面と甲、裏などの痛みに悩まされている。足(脚ではない)の痛みの場合、構造が複雑に入り組んでいるせいか、本当に痛みの基になっている場所を特定するのがなかなか難しい。
今回も最初は足裏と横が痛かった。以前の細かな症状など忘れていたせいもあるが「あまたある腱鞘のどれかに炎症が起こった」と思っていた(ざっくりと間違いではないけれど)。
で、走るとまもなく痛くて走れないほどになるが、しばらく休むなり歩くなりしていると(つまり走るのをやめれば)痛みは弱くなり、やがて(せいぜい数分から数十分)歩くのに支障はなくなる。
実際走りたくても走れないので大した距離も走っておらず、レースが近づく若干の焦りの中で、退屈だがウォーキングを混ぜて連続ランはせいぜい1kmにして様子を見ていた。この間歩くのには支障はなく、階段なんか全然痛くないし、最近は痛みもほとんど感じなくなったので「そろそろ完治かな」と思っていた矢先・・・
いつも連続1kmだったこのところのランだったが、2kmにしてみる。1.5km過ぎたあたりから徐々に痛重い感覚が増してきて、「こりゃ2kmが限界だな」と思い、キリよく2kmまで多少は我慢して走り、止まってストレッチや骨バランス運動などしていた。この間足に激しい痛みは感じなかった。先ほどまでの鈍い痛みはあったけど。
そんなこんなで10分近くが経ったろうか。「そろそろ歩くか」と一歩左足を踏み込んだ途端「あ、い、た、た、た」と驚きの余り声を上げた。余りの痛さにびっくりしたのだ。まったく予想してなかったからだ。
とにかく足を引きずりながら(このまま帰るにしても2km以上は歩かねばならない。基本的には帰るしかないだろうと思っていたけど、あわよくば・・・とも頭の隅で考えていたことは認めよう。だって、せっかく準備して出てきたんだし、このところろくに走れていないのだから)キロ15分くらいのスピードで歩いた。痛みはなかなか収まる気配がなかったが、500mほど来たところで、やや強引に引きずるのをやめるとなんとか普通に歩けそうだ。
何にしても、普通の歩き方で歩けないようだと痛みも増すし、身体のバランスがおかしいまま長く歩いたり走ったりは良くないと思っている。
普通の歩き方に戻したら、徐々に痛みは薄れていく気がした。1km歩いたところで座って靴紐を緩めてみる。軽くジョギングで様子をみようと左足を踏んだ瞬間「あいたたたたた」。どんなにゆっくりでも走るのはとても無理だと納得する。一度こうなると歩くのもしばらく痛いと決まっているようで、再び足を引きずる羽目に。今度は回復まで600~700mほど歩かねばならなかった。
わたしはあきらめが悪い。「納得する」と書いたが、実は納得していなかった(ようだ)。再び歩き始めて1kmの地点でもう一度、今度はとてつもなくゆっくりと小さな歩幅でジョグしてみた。痛いが先ほどまでのように1歩も歩けないほどではなかった。とはいえ100mほどが限界で激しい痛みが訪れる前にやめることにする。そのせいか、さほどつらい状態に陥ることなく帰宅した。
そして、翌日の日曜日(今日だ)。これまでなら一晩寝たら、歩くのにはほとんど支障はないくらいに痛みは小さくなるはずなのに、「歩くだけで痛い」。ちょっとした非常事態である。歩くだけで痛いというのは、こうした足の痛みでは記憶にない。予定していたことをすべてあきらめておとなしくしていることにした。実に気持ちの良い気候の秋晴れの休日。こんな日はたいていそういう決まりになっている。
>>>その2に続く
今回も最初は足裏と横が痛かった。以前の細かな症状など忘れていたせいもあるが「あまたある腱鞘のどれかに炎症が起こった」と思っていた(ざっくりと間違いではないけれど)。
で、走るとまもなく痛くて走れないほどになるが、しばらく休むなり歩くなりしていると(つまり走るのをやめれば)痛みは弱くなり、やがて(せいぜい数分から数十分)歩くのに支障はなくなる。
実際走りたくても走れないので大した距離も走っておらず、レースが近づく若干の焦りの中で、退屈だがウォーキングを混ぜて連続ランはせいぜい1kmにして様子を見ていた。この間歩くのには支障はなく、階段なんか全然痛くないし、最近は痛みもほとんど感じなくなったので「そろそろ完治かな」と思っていた矢先・・・
いつも連続1kmだったこのところのランだったが、2kmにしてみる。1.5km過ぎたあたりから徐々に痛重い感覚が増してきて、「こりゃ2kmが限界だな」と思い、キリよく2kmまで多少は我慢して走り、止まってストレッチや骨バランス運動などしていた。この間足に激しい痛みは感じなかった。先ほどまでの鈍い痛みはあったけど。
そんなこんなで10分近くが経ったろうか。「そろそろ歩くか」と一歩左足を踏み込んだ途端「あ、い、た、た、た」と驚きの余り声を上げた。余りの痛さにびっくりしたのだ。まったく予想してなかったからだ。
とにかく足を引きずりながら(このまま帰るにしても2km以上は歩かねばならない。基本的には帰るしかないだろうと思っていたけど、あわよくば・・・とも頭の隅で考えていたことは認めよう。だって、せっかく準備して出てきたんだし、このところろくに走れていないのだから)キロ15分くらいのスピードで歩いた。痛みはなかなか収まる気配がなかったが、500mほど来たところで、やや強引に引きずるのをやめるとなんとか普通に歩けそうだ。
何にしても、普通の歩き方で歩けないようだと痛みも増すし、身体のバランスがおかしいまま長く歩いたり走ったりは良くないと思っている。
普通の歩き方に戻したら、徐々に痛みは薄れていく気がした。1km歩いたところで座って靴紐を緩めてみる。軽くジョギングで様子をみようと左足を踏んだ瞬間「あいたたたたた」。どんなにゆっくりでも走るのはとても無理だと納得する。一度こうなると歩くのもしばらく痛いと決まっているようで、再び足を引きずる羽目に。今度は回復まで600~700mほど歩かねばならなかった。
わたしはあきらめが悪い。「納得する」と書いたが、実は納得していなかった(ようだ)。再び歩き始めて1kmの地点でもう一度、今度はとてつもなくゆっくりと小さな歩幅でジョグしてみた。痛いが先ほどまでのように1歩も歩けないほどではなかった。とはいえ100mほどが限界で激しい痛みが訪れる前にやめることにする。そのせいか、さほどつらい状態に陥ることなく帰宅した。
そして、翌日の日曜日(今日だ)。これまでなら一晩寝たら、歩くのにはほとんど支障はないくらいに痛みは小さくなるはずなのに、「歩くだけで痛い」。ちょっとした非常事態である。歩くだけで痛いというのは、こうした足の痛みでは記憶にない。予定していたことをすべてあきらめておとなしくしていることにした。実に気持ちの良い気候の秋晴れの休日。こんな日はたいていそういう決まりになっている。
>>>その2に続く