私にとってキロ6は最も慣れ親しんだ、最も多くの距離を走ったペースということになるかもしれない。
フルマラソンをサブ4レベルのランナーの普段のジョギングがキロ6前後になる。
たとえば5'40ペース(フルマラソン4時間切りのイーブンペース)で10km、20km走るのは調子が良ければいいけど、概ねややしんどい。
キロ7だと、逆に遅すぎてつらい。
キロ6ならどんなコンディションでも楽に走れるかというと意外とそうでもないんだけれど、体調さえ普通なら、毎日10kmくらいは走れるだろう。
ちなみにこれはあくまでジョグペース、つまり最も楽に走れるスピードだから、毎日このペースでジョグを続けてもきっとマラソンのタイムの向上はあまり期待できない。
この辺のことは小出監督のこの本に詳しい。もう亡くなっちゃったんだなあと思うと少し寂しい気持ちになる。