MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

まっとうなランナー

2019-02-21 | 走らずに考えたこと
 知り合いのランナーが最近インフルエンザにかかりエントリーしていた週末のフルマラソンのDNSを決めた。

 インフルの待機期間は発症翌日から最短でも5日かつ解熱後2日ということになっている。特に発症後3日以内は他人への感染力が強いので自宅で大人しくしているべきである。いやしていなくてはならない(と今シーズンインフルにかかった私は医者から説明を受けた)。

 私はフェイスブックのランニング好きグループに少し前に登録していた。さして強い思いがあったわけではないが、何か参考になる情報があるかもしれないと思ったからだ。
 ところが、ちょっと前に、やはりインフルにかかったあるメンバーが「走りたい気持ちに負けました」とか言って感染2~3日目くらいなのにあるフルマラソン大会に出走した。
 それに対して賞賛するようなコメントが書かれているのを見て、私は即刻退会した。

 知り合いのランナーがDNSを決めたのは順調に回復したとしても思ったようなパフォーマンスは難しいということももちろんあるが(待機期間の5日は経過していようが)「他人にうつしてもいけない」からという至極まっとうな考えからである。

 最近、この例のように自分の都合や立場を理由に他人に迷惑掛けることをなんとも思わないような人が増えていると感じる。
 ランナーがみんなマナーやルールを守る立派なオトナというわけではないのは理解しているが、レース中に道端で用をたしたり、他のランナーの迷惑を考えず着替え場所をグループで占領したり。トレイルでの一般登山者とのトラブルもしばしばニュースになる。
 そこに透けて見えるのは、自分勝手や集団化による傲りに他ならない。
 一人一人では弱いから、人間は集団化して協力仕合うことで生き延びてきた。一方で、いじめや排外主義を生む。
 私自身はなるべく何ものにも属さないことを好むが、もちろん全くの一人では生きてゆけない。だからせめて、自分の属している集団が少しでもまともであってほしいと願う。
 
 誇りを持つことは悪いことではないが、ランナーよ、謙虚たれ。そう肝に銘じたい。
 

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