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8月28日、29日の2日間、ある意味「念願」でもあった富士山登山を敢行した。
子どもの頃毎日眺めていた富士山。時が流れ、場所が移り、富士山を見る機会はすっかり減ってしまった。登るなどとは、文字通り「思いもよらなかった」。
ところが、ランニングを始め、体重が減り、フルマラソンを何度か完走し、知り合いが山に登っていると聞き及び--おそらくは昨今のブームで富士山のことを見聞きする機会が増えたことも影響しているだろう--ふと考えた。
「富士山、登れるんじゃない?」
そして、今回、「一緒に登りますか?」と声をかけてもらって、一気に計画が具体化した。徐々に揃えていた装備も急速に整い、「どうしてもこの夏登る。一人でも登ろう」--そう決意したのだった。
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6時半車で自宅を出発。新東名を経由して御殿場へ向かったが、ナビに新東名が登録されておらず、東名との合流が御殿場ICの手前かどうかよく確認してなかった事に気づき、念のため清水で東名へ戻ることにする。
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※途中立ち寄っておにぎりを食べたNEOPASA浜松。
遠回りになったが、清水の街へと向かう高速道路はひじょうに眺めがよく海が見渡せて気分が良かった。
結論から言うと、そのまま行っても御殿場ジャンクションを通って御殿場ICにより速くいけた。こういうのって、回避行動をとらなかった場合は、たいてい失敗することになっている。不思議なものだ。
いずれにしても、新東名は、トンネルだらけで、特徴のない景色が続く。確かに空いてはいたが、ドライブの楽しさが全く違うので、今後は基本的には利用しないと決めた。
東名と合流して海岸線を走っていると富士山が見えた。頂上から1/4ほどだけ雲から頭を出している。童謡の歌詞を思い出して頭の中で歌った。
ここ数年、近くを通ってもほとんどその姿を見れなかった。「あそこにこれから登るんだな」とちょっとした感慨にふける。
10時半。御殿場駅で、Kさんと待ち合わせ。彼はM市から電車で。ひさしぶりだが車を止めて3秒でお互いわかった。
駅のコンビニでおにぎりを買って途中で食べることにする。
ふじあざみライン(無料)を通って、須走口五合目に向かう。噂通り道の左側に車が縦列駐車されていたが、すでにところどころ歯抜けになっていて、とめられることなく駐車場(無料)までたどり着く。
駐車場は霧に包まれていた。標高1970m。
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靴を履き替え、準備を整え、11時半、いよいよ出発。
山小屋での着替えの用意などすべて忘れて--ついでにさっき買ったおにぎりも忘れた--歩きだす。
まずは、登山口手前のトイレで用をたす。有料トイレ200円。
≫その2へ続く