MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

ツインアーチ138まで「はやぶさ2」応援ラン その2“帰りも怖かった”編

2014-12-06 | ファンラン&ランジャニ(マラニック)
無事宇宙へと旅立つ

 まず、12月3日のHⅡAロケットの打ち上げ(13時22分4秒)成功と「はやぶさ2」の分離・軌道への投入(15時9分25秒)成功に祝意を表したいと思う。関係者の皆さん、おめでとうございました。
 前回の「はやぶさ」の帰還もあきらめないで考え復帰の努力を続けたこと、限られた予算・諸条件の中でも不測の事態への備えを準備した用意周到さなどがあったとはいえ、知れば知るほど奇跡的な出来事の連続だった。
 「はやぶさ」はイトカワのサンプルを地球に発射し、自らは大気圏突入により燃え尽きた。突入直前に撮影した地球の写真は、地球への亡くなる直前の挨拶、無事任務を遂行した安堵のため息のようでもあった。切なくて涙が出そうになった。はやぶさ自体はただの機械だが、生み出し送り出した技術者にとってはわが子のごとき思いが詰まっている。もはやただの機械ではない。

2度連続の奇跡を

 
 このちっぽけな探査機が、イオンエンジンという極めて小さな(無重力の宇宙では信じがたい推進力をうむわけだけれど)動力で52億キロの距離をおよそ6年かけて飛行するわけだ。荒波の大海をただよう子ガメのようなものだ。今回も数々の想定を上回る困難が待ち受けているのは間違いない。
 2度続けて奇跡を起こすのがどれほどの確率かわからないけど、成功を信じて疑わない強い精神力で臨むプロジェクトメンバーの皆さんを心から応援します。

JAXAはやぶさ2プロジェクト公式HPはこちら

---------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------------


 はやぶさ2のことはこのくらいにして、ツインアーチ138からの帰りのランについてのささやかなレポートを。

>> その1“行きも怖かった”編はこちら


もう一つのショック

 入念にマッサージしたとはいえ、押したときのふくらはぎの痛みは相当なもので、家まで帰りつけるか不安だった。
 iPhoneのグーグルマップを頼りにここまできたのだが、バッテリーの残りが15%ほどしかなかった。もちろん携帯用の充電器を持ってきていた。マッサージのあとベンチで充電しようと取り出して、ハタと気づいた。そうだった、本体に付属しているコードの端子はMicro USB。iPhoneに充電するには専用のコードを持ってこなくてはならなかった。
 すっかり忘れていた。

 iPhoneは帰りは使えない。緊急用に残りのバッテリーは大事に使わねばならない。
 ただ、来た道は大体覚えているし、幸い空もまだ明るい。雨も降っていない。帰り着く頃には陽も落ちているけれど、長良大橋まで行けばあとは勝手知ったる土地だ。
 およそ16km。帰りは写真も撮らないし、道を確認する回数も大幅に減る。ふくらはぎの痛みがどのくらい走りに影響するかによるが行きよりは速く走りたい・走れると思っていた。1時間半は無理でも2時間くらいで長良大橋のたもとに辿りつきたかった。

疲労困憊。田中陽希の偉業に思いをはせる

 
 帰りは堤防へは上がらずに光明寺公園球技場前を抜け、来た道を引き返す。同じ畑の前を通り名岐バイパスを横切る。
 脹脛は多少痛みを感じていたが、傷んでいる箇所が走るときに直接的に使う部分とは違うのか、走れないほどの痛みは感じなかった。
 順調に距離を稼いだが、脚とは別に身体全体の疲れが思った以上に激しくて、信号で止まったときは両膝に両手を置いて休まざるを得なかった。
 それと、空が雲に覆われて白くなり、目印になるはずの山やランドマークが見えないことが少し不安だった。
 何㎞かわからないがたった10Lのランニングパックを背負って走ってこのざまで、7800kmを200日で踏破、しかも百名山を登り海をカヤックで漕いで渡るという偉業を成し遂げた田中陽希さんのことを思い浮かべ、その達成の余りの凄さをにわかに実感した。

日本百名山ひと筆書き GREAT TRAVERSEの公式HPはこちら

道を間違える

 名岐バイパスを渡り木曽川橋までのルートで道を間違えた。行きはグーグルマップをときおり見ながらなるべく直線的にいけるよう小さな路地なども使ったが、帰りは行きの経験と勘だよりなので、大きな道を選ぶように心がけていた。
 名鉄名古屋本線を越えてすぐ、そのまま道なりに直進すれば1㎞ほどで木曽川橋へと続く岐阜街道に出るところを、中島東郷の交差点を左折してしまった。この道もおよそ1㎞で同じく岐阜街道には突き当たる。右折すべきところを再び左折。すぐイオン木曽川店がある。思うに、柳津のイオンとイメージが交錯していたようだ。イオンの北側の道へと右折して西を目指すが、すでに1㎞以上南に下がってしまっているのでそのまま行っても木曽川橋には至らない。しかもその道は突き当たりを大きく迂回しないといけなくなっていた。徒労感がひしひしと湧き疲れが増す。
 イオン木曽川店の西側が大きな県道で、そこをイオンの敷地の南端まで300~400mほど走ったところで、どうもおかしいと思い、やむなくiPhoneを立ち上げる。
 間違いに気づき、今来た道を再び北へ。北進すること600~700mで岐阜街道に出た。今度は間違わずに左折して木曽川橋へと向かう。


※赤線が行き、青線が帰り
 
 無事橋を通過。行きにはっきり確認していたので、間違えることなく、橋を降りたところで松波総合病院群の建物を左に見ながら泉町東交差点を左折する。ここから長良川に至る道も先ほどと同じ事情でいささか自信がなかったので再びiPhoneでマップを参照。この道を道なりに走り続ければよいことが分かった
 カラフルタウンの北側を通って境川を渡り、そのまま直進して流通センターの真ん中を通りぬける。新しい道が通じたらしい。
 これはありがたかった。

日は沈み暗闇を走る

 イトーヨーカ堂のあたりで11㎞。帰りは道を間違えたおかげで行きより1㎞ばかり距離が延びた。残り10㎞地点ということになる。
 もう陽は沈みかけていたころだ(写真もログも取ってないのではっきりわからない)。
 足・ふくらはぎは何とか持ってくれ!と祈るような気持だった。しかし身体はかなり疲れていた。喉も渇いていた。サークルKが道の反対側にありコーラとおにぎりを1つ使って食べながら駐車場で休憩する。へとへとだった。周囲はもうほぼ暗くなっていた。さすがに少し寒い。

 誰も助けてはくれない。自分の脚で走るしかない
 再びゆっくり走りだす。ツインアーチを出る前に替えてきたタオルもだいぶ汗でぬれていたが、寒さを感じたので首に巻く。少し暖かい。
 
 この道は車では何度も通ったことがあるのでよく知ってはいる。
 しかし、暗くなった道は足元が全く見えず、ちょっとしたデコボコでもあろうものならつまずき転びかねない。慎重に歩を進める。
 流通センターの中を横切る道は初めて通る。歩道から降りて道を横切るときに段差があって転びそうになった。センターを抜けた後がちょっとわかりにくかったが、長良大橋に続く県道31号に無事入った。もうあとは歩いてでも帰れないことはない。少しホッとする。


※赤線が行き、青線が帰り

まさかの雨

 ところがどっこい、そう簡単に問屋は卸してくれない。
 長良大橋にかかったあたりから雨が降り出した。夜の雨ランというのはもう絶対走りたくないパターン。しかし、走るしかない。いや、歩いてもよかったのかもしれないけど、やっぱり走りたかった。歩くのはつまらない。
 雨用のウインドブレーカーを持ってきていたがパックをほどいて着るのも面倒くさい。山ならそうもいかないがここは平地だし、暖かな夜だ。
 
 揖斐川を越えるとようやくホームに帰ってきた気分になった。降りやまない雨ももう気にならない。いびがわマラソンの時のように終わった後風邪をひいたりしないように気をつけなきゃなと思っていた。

そして、まさかのドクターストップ

 結局帰りも約三時間かかった。ふくらはぎの痛みはもう絶頂に達していてよくもってくれたと思う。
 翌日一日湿布をしていたが痛みはほとんど弱まらず、加えて同じ左足のくるぶし周りがむくんで皮膚の色も少し変わっていて、またしても医者に行くはめになった。
 ふくらはぎの炎症から出血・滲出があり重力でくるぶしの方へ下がってきたのではないかという診立て。腫れ・むくみがなくなるまでドクターストップ。


 翌日、はやぶさ2は「1999 JU3」への旅のスタートを切った。


〈おしまい〉

 >>その1へ戻る
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツインアーチ138まで「はやぶさ2」応援ラン その1“行きも怖かった”編

2014-12-03 | ファンラン&ランジャニ(マラニック)
YouTubeのライブ中継サイト

小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げ中継 |Asteroid Explorer "Hayabusa2" Launch Live Broadcast


-------------------------------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------------------------

はやぶさを応援ラン

 最近のマイブーム(死語)は椎名林檎とはやぶさである。
 2014年11月30日「はやぶさ2」を載せたHⅡAロケットが発射され、そのパブリック・ビューイングが木曽三川公園ツインアーチ138で開催されるという情報を得た。「こりゃあ行くしかない」
 ツインアーチ138にはまだ行ったことがなかった。わたしの家からちょうど真東に見える。グーグルマップで距離18㎞。車なら1時間かからないがそれもつまらない。18㎞、ちょうどいい距離じゃないか。往復すればラクラク今月200kmもクリアできる。

 まっすぐ東に向かえばよい。真っすぐな道があれば。しかし、ここは北海道ではない。濃尾平野には木曽三川とその支流が葉脈のごとく流れていて、うまく橋を渡らないととんだ遠回りや道迷いとなる。
 パブリックビューイング開始を目指してGO!

暑さが堪える

 この日も暖かかった。15℃は優に超えていた。時折り陽射しがあって暑ささえ感じた。ランニングパックにはアミノバイタルのペットボトル。アミノ酸入りのスポーツドリンクは最近気持ちが悪くなることが多くて多少迷ったのだが、一口飲んで失敗したことが分かった。やっぱり水も持ってくるんだった。
 しばらく市内を東進しまずは揖斐川を渡る。安八町を抜けて、再び大垣市へ。といっても平成の大合併まではここは墨俣町だった。ちなみに大垣市は全国で惟一飛び地2か所を持つ。
 秀吉出世城として有名な一夜城を北に見ながら長良大橋手前でパシャ。6㎞すぎ



すでに45分ほど経過。思った以上に暑さを感じて、汗を大量にかいたためにタオルで汗を拭いたり、まだおろして間もないKAYANOの靴ひもを調整したりと、やはり予定通りには進まないのがランジャニ。
 ちなみにこの日一日、そうした必要な行動や信号止めで止まりはしたが、歩くことは一度もしなかった。

ふくらはぎの痛み

 実はもう一つ重大な?問題が発生していた。右足の甲部の痛みはまだあった。もう発症から2か月になる。それでも痛みはずいぶん小さくなってきてはいた。もう少し、と思っていたところに、今回走り始めるや否や左足のふくらはぎ、アキレス腱に近いあたりに鈍い痛みを感じていた
 揖斐川を渡る手前、中之江川を渡る橋のたもとですでにけっこうな痛みになっていて、やや入念にふくらはぎのマッサージをし、願いを込めてロキソニン一錠を服用した。消炎剤を持ってこなかったことを後悔した。マーフィーの法則(死語)どおり、持ってこなかったときに限って必要になる。備えあれば憂いなし。
 マッサージしても押すと痛みが薄らぐ感じはなくて、走れるかどうかかなり不安だったが、走ってみると意外と効果があったようだ。走っている時の痛みはいくらかやわらいだ気がする。この日何度かマッサージをする羽目になった。

 そんなわけで、実はこの6㎞あたりでも、引き返そうかというアイデアが頭をかすめていた。行ったら返ってこなくてはならない。それがランを掟だ。公共交通機関や、金さえあればタクシーで戻るという奥の手もないではない。しかし、今回のコース周辺には適当な交通機関はなく、ウォレットには二千円しかない。どちらも利用不可。帰りのことも考え、この先何度か折り返そうと考えることになる。

岐阜天文台へ寄り道

 長良川を渡ると岐阜市なんだけど、ここもついこないだまでは柳津町だった。間もなく、三叉路を右へそれて流通センターも南端を進む。カラフルタウンへ行くときによく使った道だったか、しばらく行っていないうちに、流通センターのど真ん中を通る道が完成したようで、幾分遠回りをしたのだが、この時点では最短ルートだと信じて疑わなかった。



 約8㎞地点にこの看板。岐阜聖徳学園の小中学校や短大なんかもある。教育的見地から言っても広くはやぶさ2の壮大な試みに関心をむけてもらう必要があるはずだ。それが天文台の責務でもあろう。
 ほとんど迷うことなく、コースをそれて天文台を探すことにした。足の痛みへの不安がけっこう強かった。
 この看板はもちろん知ってたけど、天文台に行ったことはなく、その存在も忘れていた。ここで、弱気の虫がむくむくとあたまをもたげてきた。
 天文台なら「はやぶさ2」発射のような一大イベントに何も反応しないなんてことがあるだろうか?
 あるはずがない
 絶対何かやってるはずだ。パブリックビューイングだって開催してるんじゃないか?

 この道を通ったのは初めてだった。一帯が学園のキャンパスやら施設だった。天文台らしき建物を探す。
 いささか小さく地味な建物が田んぼの真ん中に。唯一それとわかる特徴が屋上に設置された銀色のドーム。もう目と鼻の先だったが、あいにく工事中で大きく迂回しなければならず行く気が殺がれたが、その程度のことで今さら引き返すわけにはいかない。



 静かなたたずまいから想像はしていたが、門は閉ざされており、はやぶさの「は」の字も見当たらない。こんな大イベントなのに。
 ただ、何もしていないわけではないようだ。天体観測などさまざまな行事の予定が記されていた。




エクスキューズと弱気の虫

 ここで本気で引き返そうか再び悩んだ。ここから引き返しても今月200kmはもう達成。種子島の現地で発射を見るならともかく、LIVEとはいえ映像。ここは、ふくらはぎの状態のほうが重要だ。
 ところが、自分でもなぜかよくわからないが、もう少し行ってみようという気になっている自分に気づく。せっかくここまで来たんだ。快適な陽気だし、まだ陽は高い。



 朝方まで雨だったせいで、途中水たまりがあちこちにあった。イチョウの葉っぱが刈田の株に積もっている様が面白くてパシャ。この先で10km到達。約半分。
 行きはとくに道がはっきりわからないので何度も立ち止まってはグーグルマップを参照した。基本は真東に向かうこと。
 ところで、わたしはグーグルマップをいまだによく使えない。どうも要領を得ない。音声案内もなんだか的を得ていない(と思うんだけど)。
 さらに東進すると境川に突き当たった。境川大橋のたもとで1枚。まだ新しい橋のよう。立派なつくり。北にカラフルタウンが見えて位置を把握した。



 この先東側には南北に名鉄竹鼻線が走っている。この線路に沿うように走るのが結果的にもっとも効率よいコース。というのも木曽川を渡るためには木曽川橋のたもと、泉町東交差点を通過しないといけないからだ。あとからトレースを見るとけっこうむだに動いているように見えるがトータル距離で判断すると意外とうまく道を選んでいるのかもしれない。

笠松町というところ



 この交差点の真前がこちらでは有名な民間の総合病院である松波総合病院。大きな建物が並んでいるほか一帯に関連の薬局だの介護支援センターだのがあって、1つの街のようだ。ここから橋の中央までの600mばかりは競馬場で有名な笠松町。あのオグリキャップも笠松から巣立った。
 時間があれば立ち寄りたいところだったがそんな余裕はなかった。
 この木曽川橋を含む通りは地図では岐阜街道と表示されている。へえー、そういう名前なんだ。初めて知った。

そして一宮



 木曽川橋の手前で15㎞。橋の南側を見ると雲間から陽が降り落ちていた。



 北側は名鉄の赤い鉄橋と河川敷の紅葉が。鉄橋の向こうが笠松競馬場。



 橋を渡ると愛知県。一宮市。このときも渡ったらすぐ取って返そうかと考えたりした。あと5㎞と言っても往復で10㎞。この状態で10㎞距離が延びるかどうかは大きい。



 人や自転車が通れるのは北側の緑色の専用橋のみ。走っている人、歩いている人、自転車に乗っている人。けっこう人が多い。割と行き来は頻繁なようだ。
 川幅は600m弱。けっこうな距離だ。




 沈んでいる木の幹の上にカモたちがのんびり休んでいた。




やぶれかぶれ

 渡ってしまったらここまで来て戻るのもばかばかしく思えた。ざっと2時間で到着と見積もっていたが、すでに出発から2時間以上が過ぎていた。パブリックビューイングも始まってるはずだった。ロケットの打ち上げにはすでに間に合わないが、はやぶさ2の分離までにまだだいぶ余裕がある。
 帰りがいささか不安だったが、せっかくだし行ってしまえ!という気分だった。



 タワーの姿が時折り見えるようになる。しかし、ちょっと移動するとすぐに見えなくなる。
 名鉄名古屋本線を横切る。ちょうどと特急列車が通過して行った。



 続けて東海道本線。木曽川駅まで2㎞弱というところ。
 このあたりはこれといった特徴もない住宅街で道が辿りづらい。ランドマークはツインアーチくらいなんだけど、それが見えない。一宮市立北方小学校の北側を通って岐阜と名古屋を結ぶ国道22号、通称名岐バイパスを横断。田畑が少し多くなってきた。すると目の前に大きな翼を広げたような形をした建物が目に入ってきた。



 一宮市光明寺公園球技場。写真には写っていないが隣が一宮市の総合体育館。5年前にここでバスケットの東アジア選手権を見たなあ。



 目指すツインアーチはもうすぐだ。こういうデカイ建物の場合姿は見えるんだけど、行けども行けども辿りつかない感覚に陥ることはよくある。



 途中ツバキの花びらが降り積もっていて鮮やかなピンクのじゅうたんのようだった。



 木曽川の土手沿いにわざわざ上がってみる。まっすぐツインタワーへつながってるようにも見える。
 大勢の人が散歩したりサイクリングしたり休日を楽しんでいた、ベンチでおしゃべりに夢中な女性たち。休憩所でフルートの練習をしている人もいた。なかなかいいところだ。

まさかの展開




 
 そしてとうとう到着した! 駐車場は空きがほとんどないほど込み合っていた。一帯の公園にも家族連れ中心に大変な人でにぎわっていて、ちょっと予想外だった。きれいに整備されたいい公園だった。階段を登ったところにあるタワーの入り口の手前でゴールとする。
 どうにか「はやぶさ2」の分離には間に合ったようだ。出発してからちょうど約3時間かかった計算になる。距離およそ20㎞

 パブリックビューイングの会場になっている公園管理事務所に向かう。入口まで行って愕然とした。



 まさかの発射中止。延期(いろいろ調べてみたら11月29日の時点で11月30日打ち上げ中止のプレスリリースが出ていたようだ。出発前にHPをチェックしなかった!)。
 がっかりはしたんだけど、とにかくふくらはぎが痛くて、ベンチに座ってパックをおろした。汗の量も想定以上で、タオルを取り替えてウエアの内側もできるだけ拭く。
 靴を脱ぎ、靴下も脱いで、マッサージする。念入りに。なぜ痛いのか理由がよくわからない。前日の16㎞走のせいくらいしか思いつかない。やっぱり事前のストレッチや準備運動などをもっとしっかりやらないといけないのかもしれない。そして走後にも。

 >> ささやかな「その2」へ続く(予定)


肝心のはやぶさの打ち上げだけど、12月1日も悪天候のために再延期となり、12月3日(水)、本日13:22:04打ち上げ予定となっている。こちらの特設サイトでLIVE中継がある。まもなくだ。
 ぜひご覧あれ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする