「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

若い力   <君たちなしには・・・!>

2007-05-10 | 99歳Umeさんの軽井沢物語

少し前のことになるが(4月21日)、娘たちの提案で、久しぶりに母娘3人で、母を見舞うことになった。
当日は、少し早めに行って、いつものように駅前のスーパーで、いろいろな食料品などを買い込んで、改札付近で待っていた。時間があったので、近くの電話台で増えすぎた荷物を持ちやすくまとめたり整理をした。
さて、3人がそろって、タクシーで病院へ行き、上の階の食堂でランチをした。
そこで、ハタと大きな方の買い物袋を忘れたことに気がついた。1階のフロントで訊いてみたが、無い。きっと、駅の電話のところだ。
母への買い物のほとんどがはいっているのにと、情けなくなった。
その前にもひとつ、私は、忘れ物をしていた。
(このところの余裕のなさにボケている。)
前回母のところに行った妹から、針と糸を持って行って、母のパジャマのボタンをつけることを伝言されていたのだ。すっかり忘れていた。近くにお店は一軒もない
(ここに入っているお年寄りは、しっかりしている人でもみんな、はさみや、裁縫セットなど、危ないからと、持っていてはいけないことになっているのだ。)
下の娘が、駅まで戻って買ってくると言ったが、とにかく先にランチ、ということになった。
そこへ、荷物の忘れものだ。
あきらめのいい(?)私は、もうないものと、がっくり。すると、下の娘が、とにかく駅にきいてみようと携帯をとりだした。

なんと、荷物はあった!
親切な方が、届けてくれて、しかも駅では、「食べ物だから、すぐに取りに来るかもしれない」と、よそへ移さずに取り置いてくれていたのだ。
運がいいこと。親切な方々のおかげで、救われた。
条件は揃った。結局、上の娘がタクシーで一往復して、小さなソーイングセットを買い、駅で荷物を受け取って帰ってきた。
そこで、みんなは、無事デザートを食べ、棚に品々を収め、パジャマのボタンもつけて、一件落着。

今日のうちに解決するというのは良いことだね
上の娘が言った。
ありがとう! 君たちなしには、とても出来なかったよ。

ひとりだったら、とっくにあきらめていた。若い二人が動いてくれたので、大いに助かった。
ボタンは、適当なのがなくて、小さい物を仮に付けておいた。次に行った時にぴったりのと付け替えよう。
ボタンについても、おもしろいことがあった。
若者たちは、小さいボタンじゃ合
わないと思い、自分の着ている洋服で、取ってもいいボタンを探したそうだ。私は、たとえ小さくてもひっかかるので、当座は間に合うと考えた。
(これ、年の甲ですね。単に年配ということだとも・・)
それにしても、少し前までは、小さなソーイングセットなど、必ず携帯していたのに、毎日出勤などということのない日々、すっかり忘れ果てていたことに気づき、反省しました。

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