梅雨の晴れ間に、見た、盛大な花笑みです。こんな風に迎えられたら、こちらも精一杯の祝福を贈りたくなります。
君のおかげで、一挙に晴れやかになった花畑です。
「その不格好な花とそれを支える堅い頸」なんて、言ったのは、いったい誰。
まぶしいほどに浴びた金の油で、磨きをかけた、その立ち姿を、「出で立ちの美しき花」と、見上げて言ってさしあげましょう 。(こんな言い方、あり?)
キク科の一年草。ふるさとは、北アメリカ中・西部。熱帯アメリカなどで、早くから栽培され、ペルーでは、太陽神の象徴として 崇拝された。日本には江戸・寛文年間に、(ヨーロッパ経由で)オランダ船によってもたらされた。
最近は、コンパクトなミニ・ヒマワリが人気。
花の形も、色もいろいろ。
花は、太陽の方向に合わせて回る、などと言われていたのは昔のこと。実際には、そんなことは、ないのですって。
ひぐるま(日車)
こがねひぐるま(黄金日車)
にちりんそう(日輪草)
ひまわりそう(日回草)
ひゅうがあおい(日向葵)
サンフラワー
たくさんの名を持っているのね♪
八十歳の母の絵手紙向日葵よ
後日、プランターのあちこちから、おびただしいヒマワリの芽が出てきたのでびっくり。
餌を土中に隠すのはリスの習性です。
晩秋から冬にかけて、そのうちの二本が成長し、40センチにも伸びて花を咲かせ、生命力の強さを思い知らされました。
澁澤龍彦は東京大空襲のあと、焼跡に逞しく育ったヒマワリを見て、
「ぎらぎらした陽の照りつける夏、よく東京の山ノ手を歩いていると、板塀の上から、ぬっと首を突き出しているヒマワリにお目にかかったものである」
と書いています。とても感じが出ています。
太陽の方向を向くのではないのですか!?
知りませんでしたっ。
それにいたしましても、お母さまの絵手紙向日葵、とっても素敵・・・!
実物を拝見させていただきたくなるほどです。
やはり大輪のヒマワリでないと、ヒマワリの気がしません。
でも、大きくなるので、都会では、なかなか育てにくいのでしょうね。
それでも、ヒマワリが好きな人が多いのでしょうか。
一面のヒマワリの咲いた畑がこちらにありますが、見事の一言です。
ヒマワリの種、昔飼っていた、ハムスターが好きでしたっけ・・・
ハムスター
{花を支える頑丈な堅い茎は、そうたやすく動くものではない」とある本にあり、ほかでも。
もっとも「若い茎は、動く」のだとか。
映画の「ひまわり」のような圧倒される向日葵畑。
お近くに、そんなヒマワリ畑(?)があるなんて、すばらしいですね。
”一面ヒマワリ” 大きな気持ちになれそう。わたしも、見てみたいです。
1丈(約3m)を超える高さから「丈菊」とか。
ほかに「天竺葵」「照日葵ショウジツキ」「望日蓮ボウジツレン」「転日蓮テンジツレン」「天蓋花テンガイバナ」「ひの丸」「迎陽花」「天車テングルマ」
「それいゆ」が好き!
ソレイユと天蓋花は は忘れていましたが、私も好き。あとはまったく知りませんでした。まだまだいっぱいあるのですね。ヒマワリ。
こんなに名前があると言うことは、身近で、親しまれていたからなのでしょうね。
「天竺葵」とは、ゼラニウムとおんなじだあ~。