なぜか今頃ペコちゃんです。この絵柄の全体像はこちら↓
「氷上のバレリーナ」ですって。たぶん、プリンが入っていたのだと思います。
仕事で出かけた時の、子どもたちへのお留守番のお土産に買ってきたものでした。
だから、わが家歴?十年の代物です。
これひとつだけが残って、なにかと便利屋さんモードで、現役です。
この前、正月に娘たちが来たときに、
「君たちの年齢に近い歴史なんだから、記念に持って帰ったら?」
というと、「いらない」 。いとも簡単に断わられてしまいました。
いいのよ、いいのよ。
それで、いまだにわが家で便利屋さんをやってくれている、ペコちゃんです。
近年、巷ではいろいろあったけれど、わが家のペコちゃんは、がんばるねえ!
(たまたま買った、水洗いだけでOKというマイクロスポンジで洗ってみたら、見事に、ピッカピカに、・・・それに感激して、いまさらのアップです。 何事にもーーそのようにいい加減な日常を送っているのででございます。)
いま、雨が上がったばかりの公園です。だれもいません。
忘れていった自転車が一台。
ゆるい滝の流れは、下流で、広いプールに浅く流れこみ、子どもたちの格好の水遊び場になっています。
春は、サクラ。大木が多くて見事です。
右手には、グラウンドがあり、夕方からは、勝手にドッグ・ランになります。
サクラが赤く染まりだし、イチョウは黄金色の輝きを放ち・・・、そんな中を、郵便局まで速達を出しに行きました。
帰りは、いつもの、花いっぱいのS医院のそばを通ります。
以前にアップした、ゴンズイのようなニゲラ(黒種草)がいっぱい咲いていた、
あの場所です。
おや、地面いっぱいに広がっているのは、ヒメツルソバです。薄ピンクの金平糖のような花をたくさん咲かせています。ほらっ、こんな具合に↓ (ボケていてごめんなさい)
そして、なんと、姫さまも、紅葉しているではありませんか!
田舎の野山では、草紅葉もきれいでしたが、こちらもそのお仲間でしょうか?
緑と赤のコントラストもなかなかのもの。こんなに真っ赤になるなんて、知りませんでした。今はまだ始まりのようですが、もう少ししたら、きっと見事になることでしょう。
もう一度、見にこようーっと。
ヒメツルソバの故郷は、ヒマラヤ。明治の頃日本に入ってきましたが、ロックガーデンやグラウンドカバーなどによく植えられています。とても丈夫で、殖え広がるのは、タデ科のDNAのなせるワザでしょうか。
高い木々の紅葉だけではなく、足下にも意外な秋があって、ちょっぴりうれしく、素敵な発見でした。
漱石の小説のタイトルみたいですが・・・、花の後の姿です。
上は、ヤブランの今。青みがかった黒。つやつやの宝石。この色になる前は、グリーンの瑪瑙のような玉・・・、こちらも、手に巻きたいほどの美しさでした。
このヤブランの花から ↑
左は、マユハケオモトの今。
球根の他に、種からも殖えるのですね。
去年は花の後に、切ってしまったので
わかりませんでした。
それから、もうひとつおまけです。
「あっ、間違えちゃった」 と、いうように、管状花の真ん中から舌ならぬ、くちばしのように、花びらを出してしまった小菊です。 それから、どうなるかって??
ちいさな薔薇を集めてみました。
ただそこに在ることのいとしさ。
子どもの頃、野山で、
ほんのりピンクの色味の
美しい野薔薇を見つけ,
無造作に挿し木をしたら、着きました。
気品のある野薔薇が、今も季節になれば、
きっと咲いていていることを!