先日、練馬区のローズガーデンを訪問した
時のことです。
例年に比べて花数が少ない感じがしました
ので、居合わせたスタッフの方に訊くと、
こんな返事が返ってきました。
「今年の夏の暑さのせいか、カイガラムシが
発生して、バラがやられてしまいました。
おかげで花数が少ないんです」。
バラ園の手入れをしているスタッフの方に
とって、今回の状況は本当に残念なこと
でしょう。
練馬区のローズガーデンは、小規模ながら
手入れがよく行き届いたバラ園で、
特にバラとコラボさせた様々な草花や
花木の配置が見事で、私のお気に入りの
ところです。
今年も、もうすぐ迎えるハロウインの
飾り付けが施され、子どもたちがうれし
そうにベンチや椅子にすわったりして、
かけまわっていました。
さて、肝心のバラですが、色とりどりに
咲き乱れるという状況ではなかったものの、
やはりバラには花の女王としての風格が
ありますね。
写真のように美しい花を開かせていました。
今回バラとコラボしている草花たちです。
今回多く見られたのがコリウスです。
実にたくさんの模様と色があり、
それだけでも十分楽しめるのが
コリウスですね。
上の2枚目の写真はの右側は、
アカバセンニチコウだと思います。
上の写真の左側の白い小さな花は
ユーフォルビア。隣はペンタス。
右側の花はジニアだと思います。
ペンタスも随分と役割を発揮しています。
青い花はたぶんスーパートレニアでしょう。
スーパートレニアとコリウスのコラボも
いいものです。
ジニアの花の上を、アオスジアゲハが
飛び回っていました。
これはゴシキトウガラシでいいのかどうか。
いろいろな色の実をつけるものなんですね。
ケイトウです。その左脇のものは、
アカバセンニチコウです。
冒頭のスタッフさんに「今回はバラが
少ないですが、コラボしているコリウス
などの草花が素敵ですね。この園の良さだ
と思ってます」というと、
にっこり笑って「楽しんでいってくださいね」
と嬉しそうにしておられました。
きっと来年5月のバラは、スタッフの方の
努力で、見事なものになるに違いありません。