先日の日曜日(9月22日)は曇空。お天気はもちそうでした。
暑さも和らいでいました。ブログには、各地のヒガンバナ
が紹介されています。
埼玉(日高市)の巾着田のヒガンバナを見にいくには
絶好のタイミング、と思い込んだのがまずかったんです。
私には珍しく、それっとばかりに電車・バスのアクセスを
調べ、目的地にGO!
実は、今年の開花は遅れているという情報を
すっかり忘れていたのです。
「巾着田曼殊沙華まつり」のHP(日高市観光協会)を
チェックしなければいけなかったんです。
こういう時に限って、電車・バスの乗り継ぎは
実にスムーズ。おまけに座席は空いていて
快適そのもの。
“こういうことってあるんだ。ついてる、ラッキー。”
巾着田の最寄りの停留所でバスを降り、川沿いの小道を
歩いていくと、目の前には野原の緑が広がっていました。
ここは以前は、コスモス畑でした。
曼殊沙華公園は、この先です。いい気持ちです。
公園の入場口へと歩きました。午後1時過ぎです。
それにしても、いやに人が少ないな。
前後に人があまり歩いていません。
このあたりで気づいてもよさそうなものでしたがー。
これなら写真は撮りやすいかもと、のんびり
思っていました。
とにかく、自分の思いこみに全く気づいて
いませんでした。
入場口がある小さな事務所に着きました。
入場料の500円を払おうと見回すと誰もいません。
張り紙がしてあって「入場無料」と出ています。
え、どういうこと!
まさか今年から無料なんて言うことはないはずです。
不思議に思いながら、そのまま園内に入っていくと、
なんと咲いているヒガンバナが少ないんです。
少しは咲いてはいますが、ツボミをつけた茎が
圧倒的に多いんです。これからさらに伸びるので
しょうか、小さな茎も結構あります。
ちょっと見には、アスパラガスみたいです。
(ごめんなさい)
後で知ったのですが、1分咲き程度だったんです。
どうりで、まだ無料だったわけです。
(※9月26日から有料です。HPでご確認下さい)
赤一色に公園を埋め尽くすヒガンバナを期待
していたのに、なんと緑一色に茎がずっと
づづいていたんです。
ヒガンバナの葉っぱは、花が枯れたあとに
生えてきます。つまり一面に屹立しているのは、
ヒガンバナの花茎です。
でも、気を取り直して見れば、これはこれで
見事ではないでしょうか。
もちろん、燃え立つような赤に覆われた一面の
ヒガンバナが素晴らしいわけですが、
その情熱を内に秘めた緑の茎。
変身前の静けさとでもいう光景。
負け惜しみ気味ですがー。
既にあちらこちらに咲いているヒガンバナの風情。
さすがにきりっとしています。
ともあれ、園内の屋台のテントで飲み物食べ物を買って、
一休みです。お腹を満たす穏やかなひと時です。
なんだかんだと言いながら、やはり屋台店にほっこり
してしまう性格は直りません(笑)。
お腹がいっぱいになったところで、改めて園内の
早咲きのヒガンバナの鑑賞です。
まとまって咲いているところが2・3ヵ所あり、
そこには、入園者のスマホ・カメラが集中して
いました。
やはり、うれしい光景です。
今年こそずっと続く赤の絨毯を写真にしたいと
思っていましたが、残念ながら次の機会に
持ち越しです。
HPには開花状況が日々更新されています。
スタッフの方に尋ねたところ、
「この暑さが影響してか、開花が遅れているようです。
今年の一番の見頃は、月末(9月29・30日)あたり
ではないかと思います。是非またお出かけください」
とすまなさそうです。
とんでもありません。自然が予測できるわけは
ありません。見ごろと思い込んだのは私です。
おかげでこんな哀愁に満ちた写真を撮ることが
できました。
今年の思い込みは、あとあとの思い出になるはず
です。こうしてブログを書きながら、笑い話を
紹介できてよかったと思ってます。
花がない訳でなく、花茎はたくさん出ているから、遅れているだけですよと。
そうですか、1週間ほど早かったんですね。
気温は下がっているようですから、開花に拍車がかかるでしょうね。
だけど、咲いている群落があって良かったですね。
ヒガンバナの開花は去年よりも1週間ほど
遅いようでした。ツボミはたくさん見えて
いましたので、もう少しすれば、かなりの
数のヒガンバナが咲くのでは、と思いました。
園内一帯が、真紅に染まる光景はきっと
圧巻ではないかと思います。
真夏の異常な暑さで、ヒガンバナの開花にも大きい影響が出ていますね。関西でも、以前ほど多く咲かなくなったところがあります。
今年は、ヒガンバナは暑さのために開花が
遅れているようですね。
ところで、草木は、気温や日照時間の長さなど
で開花時期を知るらしいですが、いったい
それはどのような仕組みになっているのか、
考えてみれば不思議ですね。