秋の気配が感じられるようになってきました。
散策したのは殿ヶ谷戸庭園です。
この庭園は、1929年(昭和4年)に、個人の庭園を三菱財閥の岩崎家
が買い取って現在のような庭園に造り変えたものです。
植物園というのではなく、個人の邸宅のお庭・日本庭園といったほうが、
感じをつかめていただけるのではないでしょうか。
庭園の受付付近に、酔芙蓉が咲いていました。
しかしこうした人目を引きつけるような花は多くはありません。
庭園のあちらこちらに植えられているのは、いろいろな山野草です。
つまり、殿ヶ谷戸庭園は、四季折々の和の風情を楽しむものなんですね。
わびさびの庭といえるかもしれません。
入口の案内板に掲示されているのは、今出会うことができる山野草。
どれも静寂の中で、ひっそりと咲く花。
秋といえば萩。
丸葉萩(マルバハギ)が咲きだしています。
一本の彼岸花が静寂さを感じさせています。
釣鐘人参(ツリガネニンジン)。
花の形や根の形が似ているところからこの名前の
になったようです。
この小さな白い花は何でしょうか。どなたかご存じ
でしょうか。
金水引(キンミズヒキ)と水引(ミズヒキ)。
似た名前ですが、前者はバラ科で後者はタデ科。別種なんですね。
これは秋明菊(シュウメイギク)ですよね。
花がみな明るいほうに咲いています。そっぽを向かれました。
山査子(サンザシ)の果実。5月頃に白い花が咲くようですがー。
黄色の花は女郎花(オミナエシ)。
これも秋を感じさせる花です。
蔓穂(ツルボ)。
花のイメージに似合った名前ですが、由来ははっきり
していないようです。
和名は霍香薊(カッコウアザミ)。アゲラタムです。
カッコウというのは、鳥のことではなく漢方の生薬
になる植物に由来しているんですね。
今回取り上げた花は、名前がわからないものは別にして、
いずれも薬用として用いられてきたもののようです。
日本庭園を考える上で、興味深く感じました。
散策したのは殿ヶ谷戸庭園です。
この庭園は、1929年(昭和4年)に、個人の庭園を三菱財閥の岩崎家
が買い取って現在のような庭園に造り変えたものです。
植物園というのではなく、個人の邸宅のお庭・日本庭園といったほうが、
感じをつかめていただけるのではないでしょうか。
庭園の受付付近に、酔芙蓉が咲いていました。
しかしこうした人目を引きつけるような花は多くはありません。
庭園のあちらこちらに植えられているのは、いろいろな山野草です。
つまり、殿ヶ谷戸庭園は、四季折々の和の風情を楽しむものなんですね。
わびさびの庭といえるかもしれません。
入口の案内板に掲示されているのは、今出会うことができる山野草。
どれも静寂の中で、ひっそりと咲く花。
秋といえば萩。
丸葉萩(マルバハギ)が咲きだしています。
一本の彼岸花が静寂さを感じさせています。
釣鐘人参(ツリガネニンジン)。
花の形や根の形が似ているところからこの名前の
になったようです。
この小さな白い花は何でしょうか。どなたかご存じ
でしょうか。
金水引(キンミズヒキ)と水引(ミズヒキ)。
似た名前ですが、前者はバラ科で後者はタデ科。別種なんですね。
これは秋明菊(シュウメイギク)ですよね。
花がみな明るいほうに咲いています。そっぽを向かれました。
山査子(サンザシ)の果実。5月頃に白い花が咲くようですがー。
黄色の花は女郎花(オミナエシ)。
これも秋を感じさせる花です。
蔓穂(ツルボ)。
花のイメージに似合った名前ですが、由来ははっきり
していないようです。
和名は霍香薊(カッコウアザミ)。アゲラタムです。
カッコウというのは、鳥のことではなく漢方の生薬
になる植物に由来しているんですね。
今回取り上げた花は、名前がわからないものは別にして、
いずれも薬用として用いられてきたもののようです。
日本庭園を考える上で、興味深く感じました。
しかし公園は秋を感じさせないくらい緑がきれいです
酔芙蓉が白からピンクに変わったのもありますね
サンザシの赤がきれいです
とても緑のきれいなところです。
11月近くになると、情景が緑から赤に
切り替わり、見事な紅葉を楽しむことが
できます。
その時には、入園者がとても多くなります。
昔の人はそうしたことも折り込んで、庭を
造ったのでしょうね。