中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

麗江への旅(11) 麗江古城散策⑤

2010-03-30 12:15:50 | 中国のこと
木府



 麗江ナシ族の支配者であり中国王朝から土司の官職を世襲していた木(ムウ)氏の政庁と居宅である。清朝時代の戦禍や文化大革命(またしても文革!)で破壊されたが、1996年に麗江地方政府によって大規模な修復工事が行われ現在の姿になった。

 議事庁。ここで政務が執られた。


 木氏の座所のある建物。


 玉座。虎の皮が敷かれているが、自分はこのような虎の皮に座るような野蛮な者だという恭順の意を中国皇帝に表したものだとされている。


 天井の龍の絵。龍は中国皇帝の象徴で、これも皇帝の下にいるという意を示したものか。


 万巻楼。多数の書籍が収められていたと言う。


 これはどのような建物かは聞き漏らしたが、他にもいろいろな建物がある。

 
 盆栽。ナシ族は盆栽の技が巧みだと言う。



 木府眺望。