中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

徒然雑草

2013-01-03 12:17:23 | 海外あれこれ

1月3日

 ○年末のニュースだが、年若い女性とのたびたびのスキャンダルで有名になったイタリアのベルルスコーニ前首相(76)に対し、離婚調停中の2番目の夫人(56)に生活費として月300万ユーロ(約3億4千万円)を支払うよう命じていたそうだ。浮気の代償は大きかったが、生活費が月3億4千万円とは何とも桁外れ。ベルルスコーニ氏は大金持ちで、生活費は月30万ユーロを支払うことを提案していたが、その10倍の支払いを命じられたわけだ。彼は今50歳年下の女優と熱愛中とか。夫人が業を煮やすのも当然だろう。夫妻は別居中だが、イタリアの法律では法的別居が認められてから最低でも3年経たないと離婚はできないのだそうだ。彼は女性問題だけでなく、その言動でも顰蹙をかうことが多くあり、アメリカのオバマ大統領を「日に焼けている」と評したこともあった。このような人物が首相の座にいることを許容していたイタリア人はどうも理解できないが、国民性なのか。

 

 ○これも年末のニュースだが、東日本大震災の救援作戦「トモダチ作戦」に参加した原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8人が、東京電力の虚偽の説明によって被曝し健康を害したとして、巨額の損害賠償を求める訴えをカリフォルニア南部地区連邦地裁に起こしたという。原告側の弁護士によると、訴えを起こした8人には直腸からの出血があったり甲状腺への問題があるという。賠償額は94億円とも189億円とも報じられているが、さすが訴訟大国のアメリカらしい。連邦地裁はどのような裁定を下すのか。あるツイートは「持つべきものはトモダチ」と皮肉っている。