中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

義弟の死

2013-01-08 17:56:24 | 身辺雑記

 妻の次妹の連れ合いが亡くなりました。去年の春、癌のために胃、脾臓、膵臓を摘出し、秋には肺への転移も見つかっていました。医師はもっても3月までだろうと言っていたようですが、結局は年明けにいけなくなりました。昨年末に義妹と電話したのですが、去年1年間は病院と自宅での療養生活で義妹ももう諦めた様子でした。 

 高校時代は野球の選手で、夏の高校野球大会で優勝したこともありました。最後の飛球をキャッチしたのは彼でした。体はさほど大きくはありませんでしたが、スポーツマンらしい体格でした。高校を出てから大手証券会社に就職し、非常に多忙な日を送っていて、毎晩遅くまで仕事をし、飲むことも多かったようです。あるいはこの時の無理がたたったのかも知れません。退職後は自分で始めた商売もうまくいかず自宅を売り払ったり苦労はしました。

 74歳。私より5歳も若いのに残念なことです。ただ、病院ではなく自宅で家族に看取られて逝けたのはよかったと思います。妻の弟妹やその連れ合いたちも年を取ってきて、これからは何度もこういうことがあるのだろうと、妻の末の妹と話しました。年の順から言いますと次は私ということになりますが、こればっかりは順序は分からないと妹は言いました。