高校時代の友人のK君が亡くなったと奥さんから知らせがありました。もう葬儀も済ませたようです。突然の知らせに驚きましたが、大腸癌で3年ほど前から悪かったようです。数年前までは時々会っていたのですが、とても健康的で、しょっちゅう一人で近くの六甲山をトレッキングしたり、ヨーロッパの山に登ったりしていましたから、何か信じられない思いです。
奥さんによると彼は医者嫌い、薬嫌いで、もらった薬は飲まずに捨てていたと言います。彼はもとは眼科医ですが、「医者の不摂生」を地で行ったようなもので、最後に癌はテニスボールほどになっていたそうです。せめて一度会いたかったのですが、終わりの頃はとても痩せこけて、誰にも会いたくなかったと奥さんは言っていました。
彼は私に比べると頑健なスポーツマンでしたが、やはり医師の言うことを聴いて養生すればよかったのにと残念に思います。幸い私は彼のように頑健ではなく外出には杖を必要としていてもまずまず健康ですから、これからもかかりつけの医師の言うことはよく聴いて、節制していこうと思います。