春の庭

忙しくして見ないうちに
庭に春の花があふれていました。
ハナズオウや遅咲きのシモクレンはまだ見られますし
シランも咲き始めました。親しみのある大好きな花ばかり。



妖精がまわりを踊りそうなオダマキ♪

うぅっ、視界に放置したままの菊鉢が！
気になるけれどあとひと月手入れできそうにありません・・
挿し芽、間に合うかな？



メルヘンの世界スズラン♪



いつの間にか梅の実がこんなに大きくなっています。



新芽をハムシの幼虫に食い荒らされたスノーボールは
今年は花が少なめ・・昨年の剪定を誤ったかもしれません。



やけにハムシの仲間が目に付きます。園芸の本に
“見つけ次第捕殺する”
と書いてありましたがそれはできず見ているだけ・・



アカカタバミに誕生したばかりの子カマキリ！
近くにあったカマキリの卵嚢はスカスカになっています。
頑張って庭中をパトロールしてもらいたいものです。
そういえば昨年は幸運なことにカマキリの孵化した瞬間に
立ち会えたのでした。
アカカタバミはヤマトシジミの食草。
普段はむしってしまうのですが今年は残してあります。



ツリガネスイセンに囲まれて
大人の腕ほどのツガの切り株がありました。

西側の目隠しだったこの木は
おととしまで元気だったものの
昨年左半分が枯れてしまい
その部分を切らなければ・・と思いながらそのままにしていたら
今年すべて枯れてしまったのでした。
先日母が一人庭にいたところ、お隣のご主人が
『切ってあげようか』と言って汗を流してくれたそう。
自分だったら寂しくて思いきれなかったかもしれません。

見回っているとあれもこれも目に付いて剪定と草むしり。
そうしながらもぼんやりと、ありし日の父が
楽しそうに庭仕事をしていた横顔を思い出していました。