教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

雨のなか

2010年05月25日 | 教室風景
5月最後の教室日はあいにくの雨・・
細かい雨粒が森をやわらかく包んでいるようでした。



早朝、自然観察センターの近くを歩いていたら
丸いかたまりが落ちているのに気がつきました。



それは鳥の巣!
今朝の風雨で樹から落ちたのですね。
細い、草の茎のようなものでできていて
側面にはミズゴケが編みこまれています。



きれいなお椀型で片手にのるサイズ。
調べるとこれはどうやらメジロの古い巣のようです。
巣を作るとき蜘蛛の巣も使うのだとか!緻密で立派な作品ですね。

教室では
ときおり強く降る雨の音とウグイスの声
体育館で遊ぶ子供たちの声などを聞きながら
制作に没頭する静かな時間が流れました。



NさんとKさんがアトリエの近くで目撃したという
まだら模様でしっぽがそう長くなく、しょぼくれた感じで
猫でもなくて犬でもない、小さなかわいい動物は



同じく近くで目撃した陶芸教室のU先生が
まだらに毛の抜けたタヌキのようだとおっしゃっていました。
これだけ緑豊かであればタヌキが住んでいても
ちっとも不思議はありませんね。

タヌキには会えず残念でしたが
下の駐車券発券機の台のところで



美しい翅をもつ昆虫を発見しました♪
見えますでしょうか?白緑色の・・



オオミズアオです~♪
びしょぬれでも微動だにせず。羽化したばかりでしょうか?
我が家でも今年4月オオミズアオが羽化しました(→こちら



羽化したあとは何も食べず
ただ子孫を残すため相手を探すそうです。
お天気は回復しましたから今頃元気に活動していることでしょう♪

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