森で出会った秋らしい植物を並べてみました。
朝露にきらめいていた白い星型の花。
草丈は30~40cmぐらい。
その苦味成分が胃腸病に効くといわれているセンブリです。
色といい形といい繊細な味わいの素敵な花ですね。
赤い実はガマズミ、白い実はスズメウリ
よく見ればエビヅルやヤマノイモまでからんでいます。
ガマズミの実にできたムシコブ
直径1cm弱の毛が生えた玉になっていました。
このイヌビワは黒く熟すと食べられるというので、初めて
食べてみました。結果、食感はイチジクに似ているけれど
甘くは無く青っぽい・・。選んだ実が熟していなかったのかも
しれません。葉をちぎると乳液のような汁が出てきました。
調べるとクワ科イチジク属ということで納得☆
ビワよりも劣るということでイヌ、がつくようですが
イヌザンショウもサンショウより香りが劣るそう。
この実は香りは弱めだったのでイヌザンショウでしょうか。
サンショウとの違いがはっきりわかるというトゲの出方を
確認するのを忘れてしまいました。
高いところに見えたのはサネカズラ。別名ビナンカズラ(美男葛)
茎に粘液を含み、昔は整髪に用いられたのだとか。
虫が減ってきたのは寂しいけれど、華やかな森の彩りが
楽しみな時期となってきました。