教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

秋の植物

2012年11月04日 | 自然

森で出会った秋らしい植物を並べてみました。



朝露にきらめいていた白い星型の花。
草丈は30~40cmぐらい。

その苦味成分が胃腸病に効くといわれているセンブリです。
色といい形といい繊細な味わいの素敵な花ですね。



赤い実はガマズミ、白い実はスズメウリ
よく見ればエビヅルやヤマノイモまでからんでいます。



ガマズミの実にできたムシコブ
直径1cm弱の毛が生えた玉になっていました。



このイヌビワは黒く熟すと食べられるというので、初めて
食べてみました。結果、食感はイチジクに似ているけれど
甘くは無く青っぽい・・。選んだ実が熟していなかったのかも
しれません。葉をちぎると乳液のような汁が出てきました。
調べるとクワ科イチジク属ということで納得☆
ビワよりも劣るということでイヌ、がつくようですが



イヌザンショウもサンショウより香りが劣るそう。
この実は香りは弱めだったのでイヌザンショウでしょうか。
サンショウとの違いがはっきりわかるというトゲの出方を
確認するのを忘れてしまいました。



高いところに見えたのはサネカズラ。別名ビナンカズラ(美男葛)
茎に粘液を含み、昔は整髪に用いられたのだとか。

虫が減ってきたのは寂しいけれど、華やかな森の彩りが
楽しみな時期となってきました。


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