教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

緑残る森の生き物たち

2012年11月24日 | 自然

上郷森の家本館ロビーで現在も開催中の
「上郷森の家 絵画教室 なかま展」。
われわれグループ彩雲の搬出作業をした21日、
歩いた森は緑が多く紅葉はもっと先だな~と感じました。



アザミの花は大部分が色あせ、たんぽぽのような綿毛が
飛んでいました。同じキク科、似ているのも頷けます。



大好きなノブドウはだいぶ落ちてしまっていました。

この日出会ったのはウソやアカボシゴマダラの幼虫や
ハエトリグモ、だけでなく

たくさんのメジロにも会えました。
夢中になって食べていたのはヒサカキの実。そういえば
9月頃にこの木のまわりでホタルガをよく見ましたが
ヒサカキはホタルガの幼虫の食草だそうです。



上郷森の家まわりでやけに見るようになった野良猫たち。
森で出会う猫は目が爛々として野性味たっぷりですが
この猫密度では森のノウサギは減少する一方ではないでしょうか・・。
この森を歩き回るようになって約10年、ノウサギが夜行性とはいえ
今までの遭遇回数が4回だけとは少ないように思います。
もっとも、何度もすれ違いながら自分が気付けていないことが
多いのかもしれませんが。



真夏に出会うものと比べてひとまわり小さく感じるキタテハ

他になにかいないかな~・・・
あっ、大きなハチが死んでいる。



と思い込んでしゃがんで接写しはじめたら
もぞっと動いたのでびっくりしました!危ない危ない☆
調べてみるとコガタスズメバチのようです。



スズメバチといえば一ヶ月半ほど前、散策路ぞいの
新しい切り株にスズメバチが群がっていました。
びくつきつつ遠くから観察していると、ハチたちは大きな顎で
一心不乱に木を削っているよう。巣材を集めていたのでしょうか。

暖かい日が続いていたこの秋。まだまだ油断はできませんね。


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