教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

晴れ間の蝶たち

2014年06月15日 | 生き物

前回の教室日は素晴らしい晴天。思ったとおり森には
たくさんの蝶たちが元気に飛びまわっていました。


上郷森の家本館近くの紫陽花はこれからが見頃のようです。


ぐるぐる縄張りを巡っていたモンキアゲハが一瞬休んだところをパチリ♪


名前どおりの白い一文字を輝かせていたイチモンジチョウ


ちょうど目の前に舞い降りてきてくれたテングチョウ
角度によっては紫色に見えたり・・味わい深い翅色と長い顔です。


シロチョウの仲間はたくさん飛んでいました。
アカツメクサにはモンキチョウ


ヒメジョオンにはスジグロシロチョウ
雨後に羽化したのでしょうか、ピカピカです。


マメ科のクララにはルリシジミたちが集まっていました。
卵を産むところを探しているようでしたが産卵シーンは見られず。
この角度から見るアゴ?や眼が可愛い!

これらの蝶のほかたくさんのベニシジミやキタテハも見られました。
蝶はあまりとまってくれないけれどやはり晴れているのはいいですね♪



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Yさんの新作水彩画2点

2014年06月15日 | 教室風景

Yさん初挑戦の人物画を2点ご紹介いたします。


「ある日のおかあさん(一)」  水彩画  F4

モデルとなった女性はYさんがスタッフとして日々密接に関わる
グループホームの利用者さんです。目にした瞬間ハッとさせられる
凄みは肌の質感、表情、眉間や額に刻まれたシワやまっすぐな視線の
真に迫った表現だけでなく、作者の思いの強さからくるものなのでしょう。

近づいてみました。


顔部分は薄塗りによって鉛筆デッサンが生かされ、皮膚の薄さまで
感じさせます。対して輪郭や体の部分に使われた強い黒は画面を
引き締めながら大きな動きをもたらし、作品をいきいきとさせています。
ついその瞳に吸い寄せられてしまう不思議な魅力の作品です。

2点目です。


「ある日のおかあさん(二)」  水彩画  F4

鼻の短さや口幅のひろさ、頬骨の高さ、角ばった輪郭。そんな
外形の特徴だけでなく、女性の内側から発散される強いものまで
とらえるように鉛筆デッサンを繰り返しました。その明るく華やかな
印象で前作とは違った迫力をもつ作品となりました。

近づいてみました。


今作はあまり混色を繰り返さず、水分も少なめのやや不透明な
仕上がりとしました。目と鼻だけに入れられた迷いのない線と
筆先をさばいて勢いよく伸びやかに描かれた髪の毛が作品の
力となっており、女性の生命力をも感じさせます。

水彩絵の具のほかクレパスなど様々な素材を試しながら次々と
人物画を描いているYさん。次の作品も楽しみですね。
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中のYさんのページ
前作とともに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。





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