爽やかに晴れた朝、横浜自然観察の森を歩いていると
アオゲラが枝の上を素早く移動しているのが見えました♪
木をつついてくれれば音で場所がすぐわかるのだけれど・・静かでした。
体長約30cm。存在感があります♪
この日はアオゲラ運があり、上郷森の家の本館から別館への坂道で
午後4時に再会しました。
ものすごく暗かったのでこれが精一杯。だいぶ明るくしました。
首が柔らかいですね~!頭頂部が真横に。
クチバシの先からピンク色の舌が出ているのがおわかりになりますか?
アオゲラはその粘着力のある長い舌で木の中の虫をくっつけて捕食し
舌を使っていないときは後頭部に収納してあるのだそう。びっくりです。
アオゲラの背中の色と似た羽色のメジロ
森の中では見事な保護色ですね。
メジロはにぎやかにさえずりながら移動しますがそれは可愛らしいもの。
騒がしいほどまでの大音量で歌う、森で今一番目立つ鳥は
ガビチョウです。
茂みからガサガサと大きな音がするので「ノウサギかもっ♪」と期待し
息をひそめて隠れていれば、出てくるのはだいたいこの鳥。
ガビチョウは飼育用に外国から持ち込まれ野生化した鳥で特定外来生物に
指定されています。
さえずりは変化に富んでいて確かに美しいとは思いますが、本当に数が多くて
同じように地面をガサガサしているシロハラやツグミ、歌でメスにアピールする
ウグイスなどの馴染み深い鳥たちに影響があるのではないかと心配です。
どの鳥もみな生きるために懸命なだけですが・・。
けたたましさでは似ていても昔からよく見るヒヨドリ等を応援してしまいます。