教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Uさんの新作水彩画

2017年11月27日 | 教室風景

Uさんは雨の光景を描かれました。


「六月のある日」 水彩画 F6

降り続ける雨にけぶる山々と橋。増水した川の流れとと吹きつけ
る風雨の音が聞こえてくるようです。Uさん特有の絶妙な筆遣い
が光る実感ある光景でその場に立っている幻想にとらわれます。

近づいてみました。

粗目の紙の地を生かし塗り残した所、凹部に絵の具の粒子を溜め
た所、素早い筆致で凸部に絵の具をのせた所。紙、筆、絵の具を
理解され心から楽しまれているのが伝わってくる華麗な作品です。

何を省きどう表現するのか。試行錯誤しつづけておられるUさん。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のUさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。


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まだまだ頑張る晩秋の生き物たち

2017年11月27日 | 生き物

昨日の午後、東の空を見上げたら面白い雲が広がっていました。


なんの妨げもなく四方の空が見える場所はなかなかないものです。

風は強かったものの日差しがあったので


数頭のウラナミシジミが飛び交い


綺麗なツチイナゴの幼虫に


褐色のオンブバッタ


こちらもオンブバッタかな?
池から救ったのだけれど恩返しは期待できませんね。。


枯れ色の中に鮮やかな緑!


ヒメクダマキモドキでしょうか。
バッタの仲間によく会えました。

クヌギを見に行くと

ふたたびクヌギカメムシ母さんの産卵に遭遇できました。
産みたて卵は赤みがかって見えます。

同じ木の陰側、見える範囲で5匹。まわりにクヌギはまだあるのに
この木がどうして産卵場所に選ばれるのかとても不思議です。
生まれ育った故郷に帰ってきているのでしょうか。

日が傾き日差しが弱った途端、蝶は活動をやめました。
撮影できる時間がどんどん短くなってさみしいかぎりです。


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