Uさんは雨の光景を描かれました。
「六月のある日」 水彩画 F6
降り続ける雨にけぶる山々と橋。増水した川の流れとと吹きつけ
る風雨の音が聞こえてくるようです。Uさん特有の絶妙な筆遣い
が光る実感ある光景でその場に立っている幻想にとらわれます。
近づいてみました。
粗目の紙の地を生かし塗り残した所、凹部に絵の具の粒子を溜め
た所、素早い筆致で凸部に絵の具をのせた所。紙、筆、絵の具を
理解され心から楽しまれているのが伝わってくる華麗な作品です。
何を省きどう表現するのか。試行錯誤しつづけておられるUさん。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の
中のUさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。
昨日の午後、東の空を見上げたら面白い雲が広がっていました。
なんの妨げもなく四方の空が見える場所はなかなかないものです。
風は強かったものの日差しがあったので
数頭のウラナミシジミが飛び交い
綺麗なツチイナゴの幼虫に
褐色のオンブバッタ
こちらもオンブバッタかな?
池から救ったのだけれど恩返しは期待できませんね。。
枯れ色の中に鮮やかな緑!
ヒメクダマキモドキでしょうか。
バッタの仲間によく会えました。
クヌギを見に行くと
ふたたびクヌギカメムシ母さんの産卵に遭遇できました。
産みたて卵は赤みがかって見えます。
同じ木の陰側、見える範囲で5匹。まわりにクヌギはまだあるのに
この木がどうして産卵場所に選ばれるのかとても不思議です。
生まれ育った故郷に帰ってきているのでしょうか。
日が傾き日差しが弱った途端、蝶は活動をやめました。
撮影できる時間がどんどん短くなってさみしいかぎりです。