久しぶりにテイカカズラの茂みを見上げたら
丸いものがたくさんぶらさがっていました。
先がくっついている。。
虫こぶのようです。調べるとテイカカズラミタマバエが寄生した
もの。名称はテイカカズラミサキフクレフシとなるそうです。
本来テイカカズラの実はこのように細長く、2本が根元でくっついている
のが正常なのだそうです。
5月中旬に咲いていたテイカカズラの花
晩秋に細長い果実ができるとは想像しがたい花姿です。
虫こぶといえば
現在実が熟しているカラスウリには
こんなふうに茎が変形したものが時折見られます。
茎に寄生しているのはウリウロコタマバエで
この虫こぶをカラスウリクキフクレフシと呼ぶのだそうです。
ノブドウの華やかな彩りも寄生されているからこそ。
ノブドウミタマバエに寄生された実の名称はノブドウミフクレフシ。
ヨモギの葉裏に球状のフワフワが並んでいました。
ヨモギワタタマバエが寄生しており、この虫こぶは
ヨモギクキワタフシと呼ばれるそう。
虫こぶの名称は植物名・発生した場所・虫こぶの形+フシ、という
形式があるようです。面白い♪
初めて見たテイカカズラの虫こぶから、他にもいろいろあったな~と
撮影データを探し始めたらものすごい数ありました。
いつか他のものもご紹介できたらと思います。