Iさんはケヤキの銘木に描かれました。
日本画 295x245mm
材の美しさをいかすよう配置されたツワブキは艶めいています。
色彩豊かで質感も変化に富みIさんらしい遊び心に溢れています。
前面に施された金銀の箔が華やかで愉しい見応えある作品です。
近づいてみました。
線をよけて岩絵の具を盛り上げ表面を滑らかに整えてから箔を
おしました。感覚を研ぎ澄ませ満足のいく仕上がりになるまで
粘り強く取り組まれた作品は凛々しく生命力に満ちています。
様々な基底材に挑戦してこられたIさん。次作も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集のなかのIさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。
Mさんは旅で出会った光景を描かれました。
「ハレアカラの夕陽」 水彩画 F6
神が宿るとされるハレアカラ山の頂。日が落ちようとするころ
遥かにたなびく雲海が黄金色に輝くさまは幻想的です。その場で
感じ取った大いなる力を大胆な筆遣いで劇的に表現されました。
近づいてみました。
微妙な色の変化で彩った雲海は滋味に富みいつになく強い色で
濃厚に表現された大地も光の清らかさを強調しています。感動を
まっすぐな気持ちで表した静かで熱い透明感あふれる作品です。
Mさんの作品はどれも爽やかで光に満ちているのです。過去の
作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」内の
作品集の中Mさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。