教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

7月の旅をふりかえる夜

2013年08月11日 | その他

夕方散歩に出たものの、あまり新鮮な出会いがなく
ぐるぐる歩き回っているうちに汗だくになり頭痛がしてきました。
期待していたクサギの花の前でいくら待っても何も来ないし
蚊にも刺されないなんて、暑すぎるためでしょうか。

仕方ないので、まだあまり見直していなかった群馬3人旅の
姉と母の撮影画像を見直してみることにしました。
姉はビデオにカメラ2台、母はコンパクトデジカメ1台で
画像がたくさんあり、ビデオまでは見れませんでした。

姉がいちばん多くの家族写真を撮っていてくれましたが
その他興味をもったものもたくさん撮っていました。



いつの間に・・。宿泊した宿の売店に飾ってあった
とても顔のへこんでいるダルマ。



太田藪塚のスネークセンターで私が母に何かの在りかを
教えてもらっているの図
母は生き物や奇妙なものを見つける達人なのです。



慈眼院の山のミンミンゼミ

虫の写真もたくさん撮っていてくれました。

どこにいたのか・・ハラビロカマキリですね。



テングチョウの飛び立つ瞬間!
これも慈眼院の境内で。すばしっこくて私はどうしてもうまく撮れず
観音様を見上げていた姉を呼んでリコーCX-6で撮ってもらったのです。

これも境内。虚空蔵菩薩像の足元にやってきたゴマダラカミキリ

このほかスネークセンターの蛇など、私のことを思いやって(?)
たくさんの生き物まで撮っておいてくれた家族思いの姉・・。



これは赤城高原の覚満淵で私が姉に虫の居所を教えてもらっている
の図ですが、なんと母撮影。
あまりにも姉と私の進み方がのろいので、いつもずっと先を行く母。
振り返って撮っていてくれたんですね~。

父が元気な頃は、家族写真の担当は父。母がカメラを持つ機会など
なかったのですが今は毎日何かを撮影している・・。
そんな姿を空から見て父は安心しているかもしれません。


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夏の花に集まる

2013年08月10日 | 散歩

楽しみにしていたクサギの花がいよいよ満開!
この花ではたくさんのモンキアゲハが群がっていたり
久しぶりにオオスカシバが見られたり珍しい蜂もいたり。
いろんな生き物に会えるという良い印象があるのです。



どれどれ・・。木の下のほうの花はまだ蕾が多いようです。



あっクロアゲハ!会えたのはこの1頭だけで翅がぼろぼろでした。

一瞬シオカラトンボのメスに見えたこのトンボ。
成熟しかかっているオスのようです。
シオカラトンボは大きくて空色のめがねがとても綺麗で
いつ見ても新鮮に感じます。

クマバチがたくさん飛んでいました。



サルビア・ガラニチカの蜜はとても魅力的なようです。



小さなハーブ園で見上げるばかりに育ったフェンネルの花には
なじみのあるアカスジカメムシ以外に緑色のと暗紫色のがいました。



キアゲハの幼虫も!まだ蛹になるまでは間がありそうな
幼さでモコモコしていて可愛い♪
アカスジカメムシがすれ違う時、体に触れたら震えて嫌がっていましたし
スズメバチの仲間が近くを通ったときには縮こまっていました。
無防備な弱い存在だからこそよ~く周りを見ているのですね。

それにしても暑い・・。明日は朝早く歩こうかな。


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小さな公園のクヌギの木

2013年08月09日 | 散歩

散歩で通った小さな公園には盆踊りのやぐらがたてられていました。



朝9時、立秋だというのに暑すぎてだ~れもいません。

きれいに整えられた公園を見回してみると



サルスベリが満開でした♪なぜか蜂一匹いません。



花壇にも花があふれていましたが、会えたのはこのモンシロチョウと



小さなバッタのみ。ちょっとさみしい・・
ので、もう汗だくでしたがもう少し足を伸ばしました。

クヌギレストランをのぞいてみると

いつものカナブンに混ざりシロテンハナムグリに
ここではちょっと珍しいクロカナブン

木を変えたら、アカボシゴマダラにサトキマダラヒカゲ



サトキマダラヒカゲが去ったと思ったらキタテハがやってきました。

キタテハは遠慮がちでこちらの気配にも敏感。
すぐに去ってしまいましたが、アカボシゴマダラは強気!
翅をぶるっと震わせて他の蝶を追い払うさまは、以前目撃した
オオムラサキがオオスズメバチを威嚇する姿に似ていました。

アカボシゴマダラは数頭見たけれどゴマダラチョウは1頭も見られず。
日本在来種が押されてしまっているのかもしれません。


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気持ちだけでも涼やかに

2013年08月08日 | 自然

昨日用事があって鎌倉に行ったのですが、あまりにも暑くて
お寺を見たり歩いたりする余裕など全くありませんでした。
立秋の今日だってスゴイ!まだまだ夏ですね~。

高原旅の画像で少しでも涼風を・・



志賀高原ではコオニユリが花盛り



戸隠高原ではウバユリが素晴らしい花を咲かせていました。



可憐なシキンカラマツ



アサギマダラが大好きなヨツバヒヨドリに
オオウラギンスジヒョウモンが訪れていました。

やはり戸隠高原ではよくツキノワグマが出るようで



このような看板があって、木道沿いには観察用なのか
カメラが仕掛けてありました。

7~8月はミズバショウの実が大きくなり、クマはそれを
食べに来るのだそうです。



歩いた木道脇のミズバショウはこんなことになっていました。
折れた茎はみずみずしく、泥の中の足跡はくっきり。

クマの縄張りにお邪魔しているのですね・・。遭遇しないように
リュックの鈴をいつも以上に鳴らして歩きました。



都会では切られてしまうであろうウルシの木もいっぱいあって
青い実がどっさりぶらさがっていました。

このウルシが紅葉する頃また行きたい・・いや今すぐ行きたい!
蒸す部屋で汗を流しながらかなわぬ夢をみました。


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戸隠高原の小さな生き物

2013年08月07日 | 自然

戸隠高原を訪れたのは10年ぶりくらいでしょうか。

道路沿いの蕎麦店があまりにも増えていて驚きましたが
森の明るい清らかさはそのままで



一歩中へ入れば夏休み中の土曜日にもかかわらず
あまり人に会いませんでした。

そういえば以前はよい景色とカエルばかり探していたけれど



虫も気になる今は種類の多さに感激♪
池の上を飛び回っていたこのトンボは、複眼はもちろん
胸の部分も金属光沢。エゾトンボの仲間でしょうか。



小さな池にはあどけない表情のニホンアカガエルが♪



こちらがアオイトトンボで



こちらは・・・翅を閉じてとまっているけれど
オオアオイトトンボに見えます。



う~ん、ウラギンヒョウモンかな?



ころりとしたこの甲虫、ハムシの仲間かと思って調べたけれど
名前がわかりません。

旅のあと、出会った生き物や植物の名前を調べるのも
楽しみのひとつです。


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志賀高原から飯綱高原へ

2013年08月06日 | 自然

先日訪れた高原では、目当ての蝶にすべて会えたわけでは
ありませんが嬉しい出会いが多々ありました。



志賀高原の蓮池は標高1500m。
色づいた葉があったり聞いたことのない虫の音がしたり。



綺麗なセミを見かけました。
北方系のセミでコエゾゼミという名前だそうです。



ノリウツギの花にはフタスジハナカミキリ



シラカバの葉上にはナミオトシブミがいました。
40分後に同じ場所に戻ったらいなかったのですが
その間に揺りかごを作って地面に落としたのでしょうか。

ヒンヤリした志賀高原から標高900mほどの飯縄高原
逆谷地湿原へ。
非常に歴史が古い湿原で、4ヘクタールという小面積ながら
トンボ類や山野草が豊富、カエルもいるということなので
ワクワクしながら歩きました。



さすが湿原、入口近くから長靴でないことを後悔しました。
足元が濡れるのをのぞけば歩きやすい道です。
小鳥とセミの声がにぎやかです~♪

それにしても白っぽい蛾がものすごい数飛び交っています。



わっ、この卵塊ってチャドクガに似てる。この蛾、毒蛾なんじゃ・・?
不安になりあとで調べたら、これはマイマイガのようで
成虫はかぶれる心配がないそう。

途中綺麗な百合が咲いていたり小さな蛇が逃げていったり
いいこともあったのですが、嫌いじゃないけどこの蛾が気になって
蚊にも刺され・・。すぐ着いた展望テラスで一息ついたら
帰りは急ぎ足で車のもとへ行きました。
この時期ここへ行く方は長靴カッパ着用をお勧めします☆



明るい場所に出ると、ヒョウモンチョウの仲間や大きなヤンマ、
翅の先端が黒いトンボ、バッタの類が見られましたが
落ち着いて撮らせてくれたのはこちら。
あとで調べたところヨツボシヒラタシデムシという名前。
シデムシの仲間は黒くて湿った地面の上にいる、と思っていたので
半透明な翅に驚きました。北方系の虫だそうです。

年をおうごとにますます夏の高原が好きになります。




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久しぶりに大汗をかく

2013年08月05日 | その他

清涼感あふれる北信州の高原に別れをつげ
群馬県に移動しました。



妙義山南麓へ車を走らせると



サルの群れに遭遇しました。



車道脇に出てきていた親子。車の中から急ぎ撮影しました。



森林公園「さくらの里」を歩いてみました。
けっこうな傾斜地!運動不足の人間には厳しい道が続きましたが
桜以外の木も多く下草がぼうぼうのところもあり、楽しめました。

ダイミョウセセリのカップルがいたので撮影♪
立ち止まると・・汗が滝のように流れてきました。

見かけたのはほとんどジャノメチョウの仲間。時々ものすごい
勢いでカラスアゲハやアカタテハが目の前を横切っていきました。
水場もあり、緑が濃く木の種類も多く自然豊かに見えたので
もっと昆虫に出会えてもよさそうなのに、蚊にさえ刺されませんでした。

なので頼りなげに飛んでいたこの虫を見かけたときは嬉しかった♪



たくさん撮ったのにすべてぼんやりなのが残念。
初めて見たので興奮してしまいました。
上半身は変わったカマキリのようで、翅など下半身はカゲロウのよう。
調べてみたら、どうやら「カマキリモドキ」の仲間のようです。
鎌の部分はカマキリとは逆向きで、見れば見るほど面白い♪

後で立ち寄った下仁田の道の駅で「下仁田のチョウとガ」(別冊)
という小冊子が置いてあったので迷わず購入♪
今度はいろいろ調べてから、下仁田周辺をゆっくり歩いてみたいです。



峠の釜めしをお昼にいただきました。
味わったのは15年ぶりくらい。昔もこんなに美味しかったのかな~?

しみじみとかみしめながら、今回の旅のことを思い返しました。


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アサギマダラに出会う

2013年08月04日 | 自然

雨上がりで肌寒かった前日に訪れた蓮池では
動きの少なかった小さな生き物たち。



次の日は明るい曇りで気温が上がりました。

期待に胸ふくらませふたたび訪れてみると



さっそく池のほとりにシュレーゲルアオガエルの赤ちゃん♪
丸っこい小さな体にきょとんとした表情が可愛い!
上陸したばかりのようで、おたまじゃくし時代の名残がありました。



花盛りのギボウシに夢中になっていたハナバチたち



ヒヨドリバナには会いたかったアサギマダラが!
ひ~らひ~ら優雅に舞っていました。

高原らしく数種のヒョウモンチョウの仲間にも会えました。
なかなか翅の両面を見せてもらえなかったのですが



ようやくこの蝶は落ち着いて観察させてくれました。



ピントが甘いですがこちらは裏面。コヒョウモンかな?



青空が広がった午後に移動した戸隠高原では
木漏れ日にきらめく美しいアサギマダラに出会って、
時間も熊のことも忘れてぼんやり過ごしました。


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ふたたび高原へ

2013年08月03日 | その他

ふたたび関越道にのり、北信州へでかけました。



もやにかすむ妙義山。険しいですね!



この日は変わりやすいお天気でさらに蒸し暑かったので
途中のパーキングエリアでお茶ソフトを食べましたが



食事中のテーブルの上にコミスジが降りてきてくれました♪
山の中だったので珍しいホンミスジとかオオミスジかな?
と期待したのですが違いました。



青空が出たり急に雨がぱらついたり。
目的地の山周辺はすっぽり雲に覆われているようです。

まず飯綱高原の逆谷地湿原というところに行ったのですが
とにかくマイマイガが多く、早足の散策になりました。
ちょうど羽化時期にあたったようです。そちらの様子はのちほど・・。

ちょっと汗をかいたので、次は標高を上げて涼しいところへ。
昨年8月始めに訪れた時はアサギマダラが乱舞していましたが
今年はどうかな?



志賀高原の蓮池です。
大雨が降った後のようで、散策路まで水があふれており
アサギマダラはおろかその他のチョウたちにも会えずしまいでした。
気温が低く、曇っていたためかもしれません。

羽化したての小さなトンボには出会えました♪



翅には雨の雫が。



久しぶりのツノアオカメムシも!

午後遅くの志賀高原は肌寒いほどでした。
高原の蝶は明日に期待です。

 


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近所の水辺

2013年08月02日 | 散歩

久しぶりに歩いた川沿いの公園の花壇は
夏色にあふれていました♪



暑さに負けずがんばろう~!と言っているような元気な色合いです。



サルビア・ガラニチカにとまっていたクロバネツリアブ。
この花にはホウジャク類もやってくるのでこれからが楽しみです。



フェンネルにアカスジカメムシのカップルが数組。
印象的なデザインですね~!



毎夏親子連れでにぎわう人工池にはたくさんのザリガニたち



ウシガエルもいました。
なかなか敏感ですぐ姿が見えなくなってしまいます。

ハグロトンボのオスに



ハグロトンボのメス

いままで何度も見てきたけれど、産卵シーンには一度も遭遇
したことがありません。続く夏、これも楽しみのひとつです。


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