風は冷たくても日差しが強い！久しぶりに帽子をかぶって出かけました。
心なしか風景がやわらかく見えます。
コブシの花芽も膨らんで、春ですね♪
シメも風に変化を感じているのでしょうか。
花粉をいっぱいたたえた杉林もまた春の光景。
電線にいっぱいドバトがとまっていたので写真を撮っていたら
何かくれるかも！と鳩たちに誤解させてしまったようで
続々と舞い降りてきてしまいました。
杉林の赤茶を背景にするとドバトがいつもよりも綺麗に見えました。
毎年この時期になると必ずチェックする場所。
それはアズマヒキガエルが眠っていると思われる窪地です。
舐めるように見てまわり、まだ出ていないな～と思っていたのに
30分後、帰りがてら同じ場所を見ると
あっ！いた！アズマヒキガエルです～♪
カップルになっているものも。
ゴジラが海底から出現するように、ヒキガエルが土の中からゴボッと
出てくるところを目撃したかったな～！
なにはともあれ、この光景こそが私にとっての春の始まり♪
次は合戦だ～！
私がはじめてタイワンリスを見たのは高校生の時、図書館の裏でした。
あの時は「へ～、リスがいるんだ」ぐらいの関心だったような気がします。
横浜自然観察の森を散策するようになって、タイワンリスの生態が森に
及ぼす影響を考えるようになりました。
毎年冬になると、こんな風に樹皮を剥がされてしまった木が目につきます。
ちょっと遠いですが短い動画を撮影してみました。
< 樹皮をはがすタイワンリス >
厳冬期に食べ物が乏しくなると、こうして樹液を舐めるのだそうです。
被害にあっている木はカラスザンショウ、カエデ、エノキが目立つようですが
人里ではミカンなど果樹も寒々しい姿になっているようです。
樹皮がバラバラ落ちてきます。
やはり好みがあるのでしょう、一本の木に何頭ものリスが集まっているのを
見かけます。そんな木はほとんどの樹皮がはがされてしまい、近いうちに
枯死することになります。
まだ若く細い樹木ですがここまで剥がされてしまうと・・。
1950年代から増え始めたというタイワンリス。
横浜市の環境創造局のHPを見ると、民有地で被害を与えるリスについて
捕獲許可証の交付、捕獲器の貸し出し、回収処分をします、とあります。
巣材をせっせと運んで
ラグビーボール型のこんもりした巣をつくります。
昔々に遠くから連れてこられて、一生懸命いのちをつないでいる。
忙しなく食べ物探しをしている愛らしいタイワンリスと増え続ける立ち枯れの
木を見ていると、いつも複雑な気持ちになります。
気持ちよく晴れた先日、時間を見つけて試し撮りに出かけました。
新しく家に来てくれたカメラは中古のルミックスDMC FZ200さんです。
これにフードがついています。
青空に浮かぶ雲。ルミックスらしいカラッとした色です♪
森の中。ふんわり撮れました。
日陰のかなり離れたところにいたミケさん
後ろは光っているし無理かな～と思ったらよく写っていました♪
このカメラはかなり望遠がきくということで楽しみにしていましたが
ここ一番で素晴らしい力を発揮してくれました！
あれって・・・カエルのカップルじゃない！
グイ～ンとアップ！
やっぱり～！
今年初めてアズマヒキガエルに会えました♪嬉しいよぉ～！
水辺に来たとき濁っていて何も見えず鳴き声もしなかったので
帰ろうとした矢先でした。
他にもいるかもしれない。どっかりと水辺に腰を下ろし耳をすますと
キョキョキョ・・・・ココココ・・・2種類のカエルの鳴き声がかすかに聞こえました。
ふむふむ、ヤマアカガエルも出てきているようです♪
ちょっと小ぶりのアズマヒキガエル
かなり遠くから撮ったのですが綺麗に写っていました♪
視線を感じて足元を見ると・・
えっっ♪なかなか立派なアズマヒキガエルがこちらを見つめていました。
ヤマアカガエルには会えませんでしたが心浮き立つ試し撮りとなりました。
また違う光の条件でいろんなシーンを撮ってみよう♪
カエルたちはこれから続々と集まってくるはず！
待ちかねた2016カエルウィークの始まりです☆
昨晩、髪の毛をさっぱりカットして美容院を出たらまさかの雪降り！
短くしてもらったのを一瞬で後悔しました・・・早く暖かくなれ～。
春一番が吹く直前に、水辺で出会った鳥たちを並べてみました。
ここはヒキガエルが産卵にやって来るところ。楽しみです♪
頭上を見ると
コサギが枝にとまっていました。真っ白い羽が風にそよいでいます。
頭を動かしてまわりをつついているので見ていると
ポキッと小枝を折ってくわえました。ここまで時間がかかりましたが
巣作りにちょうどよいものを選んでいたのでしょうか？
せっかく厳選したのにすぐさま落としてまた枝選び。ちょっと不器用さんです。
枝を何処へ運ぶのか見たかったのだけれど首が痛くなったので断念。
ちょっと舞いあがってこの石に戻る、を激しく繰り返していたキセキレイ。
何をしていたのかな？
カワセミはこの一枚だけ。ぶれていてもやっぱり綺麗な色！
水路の真ん中に生えたみずみずしいギシギシ。
根元にはきっとベニシジミの幼虫がいるのだろうな～見たいな～。
でも手がまったく届かないな～などと思いながら凝視していると
ぴょこ！
メジロがあらわれました！草むらにも入るとは。
葉裏に潜む虫は見つかったかな？
虫が動き出すこれからはお互いもっと忙しくなるね～！
と声をかけると相手なんかしていられないとばかりに飛び去ってゆきました。
前日の暖かさは去りましたが風に春の香り♪
曇り空の午後、嬉しい出会いがありました。
何をしているのかな？
並木道に座っていた黒猫さんはたぶんここでよく見るキジトラの兄弟。
昨年夏は子猫体形でしたがいつの間にやら右耳に避妊手術の証拠が。
そうそう、この子が兄弟分。今回は近づかせてくれました♪
落ち葉をひっくり返す小鳥2種
食べ物探しに必死なツグミ
近くにシロハラもいました。
何かいないかな～？
いつもと違うコースを行くと
カシの樹の樹皮にいました！
面白～い！
小さな小さなカメムシですが鋭いとんがりがあります。
名前はウシカメムシ。越冬成虫は初めて見ました。
そろそろ眠っていた生き物たちが起きだしてくる頃♪
本格的な春の訪れが心から楽しみです。
Aさんは身近な彩りを描かれました。
「踊り」 日本画 F6
深い筋目が入った斑入りギボウシの葉が重なりあって画面いっぱいに
濃密な空間を形づくっています。強い日光に照らされた葉の光と陰の
表情は幅の広い緑色で力強く精巧に表現され、花の紫色を艶やかに
演出しています。明暗の流れが実に優美で見ていると安らぎます。
近づいてみました。
粗い粒子の岩絵の具を下地に用いながら途中紙やすりで絵肌を整え
やわらかい味わいを造り出されています。Ａさん独特の明暗の境目の
形の選び方や鋭い線が作品に明るく心地よいリズムを与えています。
積み重ねた色と効果的なタッチが植物の持つエネルギーを表しています。
いつも新しい表現方法を模索されているＡさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Aさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
暖かい雨、しかも休日♪出かけなきゃ！
前日の失敗をふまえ、早朝から大盛カレーを食べて力をつけ
横浜自然観察の森へ意気揚々と出かけました。
上郷森の家の駐車場にて。もうバケツをひっくりかえしたような雨降りです。
果たして目的のヤマアカガエルのカエル合戦は見られるでしょうか？！
勇んでいったホタルの池の様子を短い動画で撮ってみました。
黒っぽく見えるのがヤマアカガエルの卵塊だと思います。
カエルたちの声が響き渡っているに違いない！と耳をすませながら
池にそーっと近づいたのに、恋の歌どころかまったくカエルには会えず
膝の力がぬけました。カエルたちはやはり夜中に集合しているのですね。
確率が高いと思って横浜自然観察の森まで出かけたけれど
案外近場でよいかもしれない！と思い直し、西へ向かいました。
な～んだ、濁っていて何にも見えない！水の中にnikonAW100を入れて
あてずっぽうに卵だけ撮りました。
そのうち冷たい風が吹いて雷鳴まで轟きました。
なんだかこのままでは帰れない、と苔や雫を撮影していたら
雨が降っているのに青空が出てきてびっくり。
時折ざっと降るので傘はさしっぱなしです。
ヒッ ヒッ ヒッ
小降りになった途端ジョウビタキのオスが出てきました。
今までどこにいたのでしょう。
離れたところでもか弱いヒッ ヒッ ヒッ・・・
ルリビタキかも、と思って探すと
こんな可愛い小鳥が空を見上げていました。
何だか頼りない・・・ジョウビタキのまだ若いメスでしょうか？
羽毛が濡れているだけかな。
クヌギ林に行ってみると
あっ蛾とクモ♪
きっとフユシャクだ～！名前を調べたけれどよくわからず。
メスも見たいな～。
ここで濡れ落葉そっくりの犬の落し物を踏み・・・私のミツウマが・・・。
ひとまず膝とか手をつかなくってよかった～。
雷雨に降られたのにカエルには会えずまさにふんだりけったりでは
ありましたが総じて楽しい休日の朝でした。
ヤマアカガエルの卵はいつ産みつけられたのか・・新しいものがありました。
産みたてのものは植物極の白色が目立ちその面積も広く見えます。
上の卵は少し時間が経過しているようです。
2つに卵割
さらに進んで十字が入っています。
さらに発生が進んでいます。
う～ん、毎年観察しているのに面白い。
カエルの目覚めとともに何だか元気やる気がUP！カエルさまさまです♪
昨晩暖かい風が吹き小雨も降っていたので
「これは来る・・ぞろぞろ水辺にやってくる！」と確信し
朝早く起きるべく気合を入れて寝ました。
ごはんも食べずに飛び出したので朝日があんなところに。
そして・・
産卵にやってきたヤマアカガエルたちの歌声で満たされていると思った水辺は
な～んにもいないぃ～～！ううう・・またもや空振りでした。
せっかく遠くまで来たのですぐ帰るのが悔しくて周りを歩くと
高いところにアオゲラ♪
暗いなかにルリビタキ
木肌の中をつついていたメジロ
ヒッ ヒッ ヒッとさえずり続けていたジョウビタキオス
などなどよい出会いがありました♪
驚いたのが朝早くからジョギング、犬と散歩、お友達と散歩している人が
かなり多かったこと。土曜日だからかな？
私にしてはあっさり帰宅して
来るカエルの季節までに作業を進めておくべく
制作しました。家の中のほうが寒く膠がすぐ固まります。
これから暖かい雨が降る予報♪どうかな～？明日の朝に期待です。
2月三回目の教室日は晴れのち曇り。気温が上がるとの予報でしたが
朝から夕方まで冷え込んだ一日でした。
真冬はこんなものでしょうが、膠加減が難しく気がぬけません。
よい下地をつくっていればトラブル知らず♪慎重にゆっくり作業を進めます。
教室風景を撮っていないことをＡさんにご指摘いただきあわてて撮影！
お二人お帰りになった後・・うっかりしていました。さらにカメラのフードが
外れかかって黒い三角形が出てしまいました。
午後にＡさんが日本画作品を完成させました。のちほどご紹介してまいります
のでお楽しみに☆
朝早いうちはまだ雲が少なく朝日が眩しいほどでした。
この野原で蝶やトンボが飛び回るところを早く見たいものです。
早春の光景も心が落ち着きますが・・やはり寒々しいです。
可憐な乙女椿。長く楽しめますね♪
ガサッ ガサッ ガサッ ガサッ
盛大に落葉をひっくり返していたのはシロハラ。
珍しく近くで撮影させてくれました。不意打ちをしてしまったかな？
枯葉の一部になりきったようにまったく動きませんでした。
ずんぐりとしてかなり白っぽく見えるシメ
このほかにウソ、アオジ、ガビチョウ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ
カワラヒワ、コゲラ、メジロなどに会えました♪
なんと、ニワトコの新芽が展開して、ブロッコリーのような固い蕾も
顔を出していました♪
葉の根元には
小さな小さな赤ちゃんグモ。
他の葉にも違う種類の子グモが春を待っていました。
色鮮やかな春がそこまで来ていますね♪
ご近所さんの庭先でも咲き誇る梅の花が見られるようになりました。
ほんとうによい香り。胸がすーっとします♪
とうとうアセビの花がひらきはじめました！
河津桜の蕾もこんなに色づいていました。
強い日差しにいつにも増してまばゆいコサギ
スズメたちも口々に春の喜びを・・しゃべっているのかはわかりませんが
賑やかに日向ぼっこ♪
眩しいでしょう・・・何を見ているのかな？
陽だまりでは猫たちの足取りも軽い♪
春を見つけて喜びながら、日のたつのが早すぎるような気がして焦ります。
これから週末雨なら春の大切な「カエルの産卵を見に行く」行事決行です。
