〈冬瓜山(かもうりやま)から頂上を望む〉
今回の山旅で最も楽しみにしていた山が、これ以上はないと思われる天候に恵まれ、期待に違わない大満足の1山だった。
笈ヶ岳(1841m)・・・頂上は岐阜県・富山県・石川県の3県に跨っているニ百名山。登山道はないが、かつては白山信仰の修行僧が登っていたらしく、三角点埋設の際に仏像や刀剣などが出土した信仰の山だったとのこと。
深田久弥も百名山に入れたかった(未登頂の為)と言うだけあって、白山の北方稜線の山々の中でもでもひときわ目立つ山。昨秋南隣の大笠山から眺めながら登ったが、雄大且つ荒々しい山である。「笈」を背負った修験者に似た特徴ある山容が、山名の由来のようだ。残雪期に賑わう山である。
中宮側から、ジライ谷~冬瓜山~シリタカ山を経由する長大な南西尾根をピストンした。ちょうどタイミング良く、昨日からこのコースの登山口となる白山自然保護センター中宮展示館まで車で入れるようになり、覚悟していた往復8kmの歩きが不要となった。
ネット上での記録は10時間以上のものがほとんど。気合いを入れて5時には発とうと思って登山口へ行ったら、すでに20台以上の車にびっくり。登りの核心部はジライ谷左岸尾根のワイルドな急登と冬瓜山への登りとナイフリッジの岩稜。1500mから雪がびっしり。この岩尾根と堅い雪はスパイク長靴が功を奏したが、長靴は自分だけで追い越すたびに注目の的だった。
結果的に30人ほどを全員抜いて一番乗り。最後に追い付いた京都の男性がほぼ同じペースなので、冬瓜山からの登りと下山まで同行した。
初めて白山を背にして登った。展望もこれまでで最もくっきりし、北アルプスが山座同定できるほどであった。下りはシリタカ山と冬瓜山の下の冬瓜平を通った。
下の方はカタクリと青花キクザキイチゲの群落が続き、ジライ谷左岸尾根は北海道では見られないイワウチワが咲き乱れていた。
5:10スタート、登り4時間15分、下り3時間30分、13:20ゴール。標高差1230m。下山も一番先だった。
〈見納めとなった白山をバックの頂上〉

〈北海道にはないイワウチワ〉

下山後、昨日から今シーズンの開湯となった登山口のすぐ奥の中宮温泉のくろゆり荘で汗を流す。その後、明日の佐渡の金北山のために、金沢から高速に乗り新潟まで走り、フェリーターミナルの駐車場へ。
今回の山旅で最も楽しみにしていた山が、これ以上はないと思われる天候に恵まれ、期待に違わない大満足の1山だった。
笈ヶ岳(1841m)・・・頂上は岐阜県・富山県・石川県の3県に跨っているニ百名山。登山道はないが、かつては白山信仰の修行僧が登っていたらしく、三角点埋設の際に仏像や刀剣などが出土した信仰の山だったとのこと。
深田久弥も百名山に入れたかった(未登頂の為)と言うだけあって、白山の北方稜線の山々の中でもでもひときわ目立つ山。昨秋南隣の大笠山から眺めながら登ったが、雄大且つ荒々しい山である。「笈」を背負った修験者に似た特徴ある山容が、山名の由来のようだ。残雪期に賑わう山である。
中宮側から、ジライ谷~冬瓜山~シリタカ山を経由する長大な南西尾根をピストンした。ちょうどタイミング良く、昨日からこのコースの登山口となる白山自然保護センター中宮展示館まで車で入れるようになり、覚悟していた往復8kmの歩きが不要となった。
ネット上での記録は10時間以上のものがほとんど。気合いを入れて5時には発とうと思って登山口へ行ったら、すでに20台以上の車にびっくり。登りの核心部はジライ谷左岸尾根のワイルドな急登と冬瓜山への登りとナイフリッジの岩稜。1500mから雪がびっしり。この岩尾根と堅い雪はスパイク長靴が功を奏したが、長靴は自分だけで追い越すたびに注目の的だった。
結果的に30人ほどを全員抜いて一番乗り。最後に追い付いた京都の男性がほぼ同じペースなので、冬瓜山からの登りと下山まで同行した。
初めて白山を背にして登った。展望もこれまでで最もくっきりし、北アルプスが山座同定できるほどであった。下りはシリタカ山と冬瓜山の下の冬瓜平を通った。
下の方はカタクリと青花キクザキイチゲの群落が続き、ジライ谷左岸尾根は北海道では見られないイワウチワが咲き乱れていた。
5:10スタート、登り4時間15分、下り3時間30分、13:20ゴール。標高差1230m。下山も一番先だった。
〈見納めとなった白山をバックの頂上〉

〈北海道にはないイワウチワ〉

下山後、昨日から今シーズンの開湯となった登山口のすぐ奥の中宮温泉のくろゆり荘で汗を流す。その後、明日の佐渡の金北山のために、金沢から高速に乗り新潟まで走り、フェリーターミナルの駐車場へ。