函館山の会のメンバーであるSHOさん、Yoさん、Yaさんの3名と一緒に上ノ国町石崎川口近くの楢ノ木山(450.3m)へ登った。しかし、当初はこの山が目的だったわけではない。目指した厚沢部町の無名峰は低いガスに覆われていたので諦めた。しかし、日本海側の海岸線が晴れていたので、どこか登れそうな山はないかと海岸線へ出て偵察を兼ねながら南下した。
上ノ国町の海岸線には、市街地から石崎までの間に、藪山だが全員未踏の丸山(450m)、撫付山(429.5m)、楢ノ木山の3山が並んでいる。海岸が近いのでいずれの山も雪がほとんど付いていないので藪漕ぎ覚悟だが、その中で最後に偵察した楢ノ木山が、車で入れた林道終点から直接頂上へ繋がる尾根に取り付けることが決め手だった。地図は当然持っていないが、このようなときに強味を発揮したのが自分だけ持っていた地形図入りの新しいGPSだった。
急な尾根だったが、ドングリが足下に敷き詰められ、山名の通りまさにドングリ山だった。下の方は藪がなく鹿道状の踏み跡もあり、中ほどから笹藪になったが、それも薄くてほとんど気にならなかった。頂上近くになって強烈なネマガリダケ林となったが、幸い残雪が覆ってくれていて、すんなりと登頂することができた。
思わぬ初ピークゲットだったが、何よりうれしかったのが、今年初物のギョウジャニンニクを収穫できたことだった。
登り1時間、下り50分(ギョウジャニンニク採りも含む)。下山後、帰路途中の俄虫温泉に寄った。朝にガスで覆われていた山々がくっきりと見えていたのがちょっと悔しかった。なお、今回は一眼レフのカメラは持参したが、出番はなかった。
下の方は快適な鹿道の踏み跡を辿る
中程から薄い笹藪となるが、ほとんど気にしないで歩けた
今年初めて目にしたカタクリとキクザキイチゲ
下山後、石崎川の橋の手前から、登った楢ノ木山を眺める
登った尾根は頂上へ突き上げる沢形の右側の尾根
今年初物のギョウジャニンニク・・・夕食の献立は焼き肉だった。
予定通りの14:00には帰宅でき、15:00からのスキー関係の会議に間に合うことができた。
詳しい山行記録は、親サイトの下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)
ギョウジャニンニク早いですね。こっちは今年5月10日頃でないと採れないと思われます。ギョウジャニンニクを採ってきたから焼き肉だったのですか?
北斜面や高いところでは5月中頃まで楽しめます。
はい、夕食はギョウジャニンニクゆえの献立でした。明日は大嵐で外出は控えますので、安心して朝から卵とじだそうです。