札幌からやって来た山仲間の3人に付き合って、7回目の岩部岳(794m)へ福島峠コースを往復した。
過去6回の「岩部岳の山行記録」は、右記でどうぞ⇒ http://sakag.web.fc2.com/iwabe1710.htm
メンバーは、6月の「道南全山219座完登」の太田天狗岳に札幌からお祝いに駆けつけてくださった6名のうちのIkkoさんとmocoさんご夫妻。
Ikkoさんは、現在、北海街道の山1400座以上を登っていて、全山1594座を完登した故Ko玉さんの快挙にもっとも近い方である。
GPSトラックログ。アップダウンの多いタフなロングコースである。
7:55福島峠~11:00 697ピーク~11:30 登り3時間35分、下り2時間25分
雪が少ないので、旧国道の福島峠まで入ることができた。峠の切通の急な尾根を登る。
尾根の上には快適に刈り払われた国有林境界管理道が続く。スタートして間もなくは、急なアップダウンが続く。
このコースを往復するのは2回目で、もう1回は大きな沢川林道から縦走して下りている。
まっすぐ伸びたブナ林の中を進む。
刈り払い道沿いに、前に「宮」と丸く彫られた石柱が点在する。裏には「界己〇」と彫られている。
これは、戦前の国有林の境界を示すものである。戦前の国有林の管轄は宮内庁であった。
道南の山には多く見られるが、札幌組の3人は初めて目にしたようだ。
途中から振り向くと、前千軒岳(左)と大千軒岳(右奥)が見える。この山も今年は雪が異常に遅いようだ。
大きく枝を広げたブナの巨木
やがて、左手に目指す岩部岳山頂部と山頂へ続く稜線が見える。
697ピークから福島町の海岸線を見下ろす。その奥は津軽半島。
697から方向を北東に変えて、稜線を進む。眼下の谷の下に岩部集落が見え、海峡を挟んで下北半島が見える。
最後のピークを下って、このコースの核心部である頂上までの急な登りが続く。
斜度50度はあろうかと思う急斜面を笹に掴まりながら、四つ這いで登る。
山頂標識をバックに記念撮影。
この山には三等三角点と戦前の宮内庁管轄の国有林を示す石柱がある。
函館山とその奥に横津連峰も見えている。
過去6回の「岩部岳の山行記録」は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/iwabe1710.htm
下山後、松前道の駅に車を置いて、飲まないで運転してくれるというmocoさんの車で松前温泉へ。
休憩室で、20時近くまでのんびりおしゃべりをして、松前町の道の駅で車中泊。
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