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昨日の道新みなみ風に掲載されていた記事
2/2の誕生日に笹山(松前)で完登を果たした函館山の会の林会長の「道南219座制覇」 には心から祝意を表し、おめでとうメールを差し上げた。
新聞記事にもあるように、この219座というのは、2010年に故齋藤浩敏さんが最初に完登を果たした、国土地理院発行の1/25000の地形図に山名の掲載されている道南地域の山の数である。ただし、上陸には文化庁の許可がいる渡島大島の3山は除かれている。それは、2012年発刊の彼の著書『魅する山々~道南100座紀行』に掲載されている。
その著書に記載されているものを標高順に整理した「道南の地域1/25000地形図(国土地理院)記載全山219座リスト」は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/dounanyamaitiran.xls
「北海道全山1594座登頂」という全人未踏の記録を立てた札幌のKo玉さんも、齋藤さんの前後に、この219座のほかに渡島大島の3山の含めて踏破している。ただし、齋藤さんは2014年に毛無山で亡くなり、Ko玉さんは2017年に癌で亡くなっている。
故齋藤さんや故Ko玉さんとは何度も同行しているが、この219座を踏破しようなどとは思わなかった。しかし、今回の快挙を果たした林さんが、昨年からそれを目指しているということを耳にした。
そこで、昨春に、自分の記録を調べて数え直したら、残っている山は47座だった。そこで、夏の内に薮漕ぎで登れる低山を中心に30座を登った。さらに、この冬になって5座を登り、残りを12座としている。
残りは、下記の12座である。
<松前町>柿崎山、木無山、松倉山、<上ノ国町>滝澗山、撫付山、丸山、<福島町>周防堂山、<せたな町>天狗岳、丸山(うとろ)、丸山(せたな)、<奥尻町>神威山、勝澗山
これらの内、奥尻島以外の山は、積雪期しか登れそうにもない山ばかりである。できれば、この3月中に可能な限り登りたいと思っている。しかし、単独行の多い高所恐怖症の自分には、怖そうな痩せ尾根のナイフリッジのある山も残っている。無理はしないが、できれば3人の先達の後塵を拝したいと思っている。
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