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柿崎山(松前)への尾根に繋がる廃道化した林道入口から雪のない尾根を眺める。
奥の雪の付いたピークは、越えなくてはならない461ピーク。このピークに登ると柿崎山が見える。
今日は、函館マウンテンクラブ会長の龍さんの同行を得て、朝の3:30に亀田支所駐車場を出発して、松前町静浦集落の上の林道から柿崎山(637m)へ登る予定で出掛けた。
しかし、先週の前八兵衛岳への尾根と茂草川を挟んで1本しか違わない尾根なのに、わずか1週間しか経っていないのに、廃道化した林道の先から取り付く尾根には全然雪がなくなっていて、薮で覆われた廃道を30分ほど進んで断念した。
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往復した廃道のGPSトラックログ
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灌木と笹に覆われた廃道と龍さん
その後、国道から斜面にジグを切った林道状の道が見える上ノ国町の撫付山(429m)へ転進した
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廃道を進んだ先で眺めた撫付山と微かに見えるジグを切った林道跡
この斜面に見える道へ繋がる道を探して、廃道の薮を漕いであちこち歩いてみたが、結局は分からなった。
下から雪があれば、薮漕ぎしなくても見える林道まで行け、さらに頂上まで登ることが可能だったが、雪がないことにはどうにもならなかった。
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斜面に見える林道へ繋がる道を探してうろうろしたGPSトラックログ
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笹薮を漕ぐ龍さん
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廃道でフキノトウを採る
この下の汐吹集落へ下りて、バスを待っていた4人のご老人に聞いたら、「昔はあったが、今は入口から全部薮で覆われてしまって、全然分からなくなってしまった」さらに、「この時期、こんなに雪がないのは何十年ぶりだ。いつもなら国道の上から雪が繋がっているので、登ろうと思えば登れるんだけど・・・」とのことだった。
結局、2時間ほどの薮漕ぎと松前~江差回りの250kmのドライブだけで終わって、昼には帰宅した。素晴らしい天候だっただけに非常に残念だったし、同行して運転までしてくれた龍さんには誠に申し訳なかった。
柿崎山は、かなりの長距離だが、まだ松前石崎線から土岐沢林道経由なら雪が残っていて、登れそうだが、撫付山とその上の稜線で繋がっている丸山(457m)は来冬の雪多いときに再挑戦するしかない。
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