今年で見納めになるバブル時代の遺跡?カナディアンワールド公園
早朝に妻と合流して、焼尻島・天売島を中心とした道北の旅に出た。初日の今日は、道北を目指したが、妻が見たことがなく、今年で完全閉鎖となる芦別市のカナディアンワールドに寄った。
ここは、1990年(平成2年)にテーマパークとして開園したが、来客が少なく、99年には市営公園になり、その後は細々と無料解放で営業してきた。1999年に家族で訪れた記憶がある。そのときはまだ見応えがあった。しかし、老朽化が激しく、今年の10月で完全閉鎖が決まったそうだ。
主だった建物は廃墟同然で、数軒だけが展示室等に利用されていた。
開園当時のままのカナディアンワールドの目玉であるアンの家
主人公のアンが暮らした家と言う設定の、このグリーンゲイブルズの建物は、きちんと手入れがされており、現在も、建物の中は開園当時のまま見学出来るようになっていた。これは、カナダのプリンス・エドワード島にあるものを忠実に再現して建てられたものである。
アンの部屋
居間
昼食に寄った塩狩峠を越えたところにある「峠そば」
非常に混んでいて、次から次と客が来て、常に満席状態だった。
手打ちのもりそば。中太麺で腰があり美味しかった。
とじそば。これも卵のボリュームたっぷりのあるふわふわ感が堪らなかった
名寄の道の駅でゲットしたいちご大福
このあと、名寄市から下川町経由で興部町へ抜けた。下川町では「万里長城」へ寄った。
下川町の2kmに渡る万里長城。
1986年 「ミニ万里長城」の石積みがスタートした。完成目標は、下川町が開拓100年を迎える2000年に総距離2000mとし、機械や専門業者に頼らず町民手づくりの「手づくり観光日本一」を目指すことになったという。
同年8月からスタートした石積みは、「もっこ」と呼ばれる土や石を運搬するための用具で行い、運んだ石をコンクリートで固める作業だった。初年度から、毎年5月~10月の第3日曜日を「町民石積みの日」と定めました。
参加した皆さんが運んだ石に名前やメッセージを彫り込むサービスをしたようだ。
このあと、雄武町まで走り、ホテル日の出岬の温泉に入り、市街地にある道の駅に落ち着く。
改めて見ると、敷地の広さも凄いですよね。
まさに、バブル時代ならではの遺物ですよね。
町長の引責辞任なんてこともありましたね。
私も11日に行ったんですよ。でも中の方は行かず入口から見渡してマンホール蓋の写真だけ撮って帰ってきました。
自分の出身地なので、こんなことになってしまって非常に残念ですが、あれだけの敷地を維持するだけでも莫大な費用がかかるのだろうから止むなしと感じました。