日常散策

日々の記録とその他のこと

女医絹代先生 1

2013年05月06日 | 映画
 とあるドラッグストアの店頭にあった、安売りDVDに、1937年(昭和12年)松竹制作の野村浩将監督、田中絹代、佐分利信出演の女医絹代先生がありました。
 絹代先生が乗っていた車がダットサンロードスターです。



 ダットサンは、脱兎の息子の意味ですね。

 広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」に、タイムトラベルをした主人公の行き先が昭和7年の設定となっていて、ダットサンを買いに銀座へ行く場面があります。
 天賞堂のある場所に、当時ダットサン自動車の販売店があって、舶来車を買うには少し資金が足りないので、国産であるダットサンを買います。

 スバル360より車幅が10センチ狭いこと。また、ダットサンは無免許運転可だったこと。アクセルペダルが真ん中にあることなどが書かれています。



 あのスバル360より小さい車なのに、絹代さんにはびったりの感じです。
 
 映画の協賛が日産自動車となっていましが、社名変更が1934年(昭和9年)だそうです。



 その後、スキーで気晴らしでもと板を買います。これもちょっと気になることがあったので、次回につづく。

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2 コメント

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マイナス・ゼロ (oro)
2013-06-22 16:02:23
初めてのSF小説です。すぐに取り寄せました!もう息をもつかさない面白さでした。
ただ男性目線だったので、女工さんから映画女優にまでなったヒロイン啓子さんの物語も読んでみたい!と思ったらもう広瀬さんは亡くなっているのですねえ。残念。
文字通りの面白い本をご紹介頂きありがとうございました。ちょっと興奮してます。
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おっ! (さきたか)
2013-06-22 22:40:56
 こんにちは。
 マイナス・ゼロって、本当に面白い本ですよね。この方のエロスも同じ様に昭和初期に行く?だったかの話です。
 おろさまにお薦め。
 この本でトヨタの社名の由来を知りました。
 
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