日常散策

日々の記録とその他のこと

VISCAWIDE-16 ST-D つづき十六回目 京大高槻農場 と 旅情を見た。

2014年09月26日 | 映画


 京大農場。どうなって行くのかな。写真には写っていませんが、すぐ脇まで工事フェンスが来ています。

「午前10時の映画祭、行ってきました。」
「旅情。良かったわあ。」
「ベニス。行きたいねえ。」
「ジェーンのキャサリン・ヘップバーンも憧れのベニスへ来て、見るものにうっとりしてましたね。」
「話としては旅の恋なんですが、色々小道具が効いてるわ。」
「クチナシの花とか。」
「千と千尋にも出てたな。」
「それはカオナシ!」
「クチナシを運河に落としてしまって、拾えそうで拾えないのが、恋を暗示してますねえ。」
「そう云えば、最初はうっとりのヴェネチアの風景も、恋を終わらせようと云う時にも、色々見つめますが、思い出として目に焼き付けようと云う風に見てましたね。」
「あの辺り、分かりやすくて良いわ。」
「1955年の作品だけど、今もほとんど風景が変わってないようですよ。」
「さすが、すばらしいです。SUMMERTIME IN VENICEも情緒たっぷりでした。」
「さらば、ベニスのラストでしたね。やっぱりクチナシの花は届かずで。」
「でも、笑顔でさよならでした。」


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