蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

パラ・スター<Side百花・宝良>

2021年03月27日 | 本の感想
パラ・スター<Side百花・宝良>(阿部暁子 集英社文庫)

テニスプロを目指す君島宝良は事故で下半身不随となり車いすでの生活を余儀なくされる。生きる目標を見失っていたが、車いすメーカーに勤める親友の山路百花に連れられて見に行った車いすテニスに魅了され、車いすテニスを始める。めきめきと頭角を現し日本で開催されるメジャーな大会で絶対王者と対決する・・・という話。

「本の雑誌」で絶賛(文庫解説の北上次郎さんも絶賛。まあ、同じソースですが)されていたので、読んでみた。ホントはSide百花→宝良の順で読むべきらしいのだが、逆に読んだせいか、Side宝良の方はとても面白かったし、車いすプレーヤーの生活・練習の描写も興味深かったのだが、より評価が高かったSide百花の方は、ちょっといい話すぎて?
そうでもなかった。

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