ガッツリ休みを取って、当初は西穂~前穂~奥穂~北穂~槍ヶ岳と回って、100周年の穂高岳山荘とOkkyの槍平小屋へと廻るつもりだったのだけれど、早月尾根後の疲労にこりゃキビシイぞと、前穂高岳北尾根を8峰から入山へと計画変更。初日の天気も怪しかったので出発の日もずらした。
荷物減らせ命令に、何とか10Kgに抑えたら、あらまあなんて楽なんだろう!いつもなら明神で一休みしたいと思うのに今回は行きも帰りもスルー。あぁやっぱもっと厳選して荷物減らさんといかんのね。それでもYnさんに置いて行かれてたけど。苦笑
しかし減らし過ぎて、レイングローブ忘れたのはチョット失敗。吊尾根からの道での南西から吹く風に冷やされ徐々に手が悴んできててきてしまっていたのだが持っているのは普通の手袋だけだった。
プラティパスは事前に用意しておけ。入れ忘れ、チューブだけが空しくザックに…何とかペットボトルの口に装着できたものの、なんだか心もとなくて水が漏れるんじゃないかとビニール袋に入れても心配だったがなんとか最後まで持ってくれた。結局2.5mlで少し余った。調理用分は基本Ynさんが持ってくれた。
穂高岳山荘100周年!
記念の手ぬぐい買うつもりだったんだけど欠品。ネットで購入できますとのことだったんだけど、ココで買うのに意味があるんだよぉぉぉ~ココで買いたかった。小屋泊の人には記念バッジプレゼント、テン泊にもくださーい!
ガックリきたのか天気のせいか、山荘写真はこれのみ。
なぜ表玄関を撮らなかったんだ?苦笑
もうすぐ穂高岳山荘という所で、半身に軽度の麻痺がある年配の方が先に下りていたがバランスを崩し、たまたま大きな岩が彼の身体を止めたけれど、あわや滑落するところだった。安全な所に下りてから、前方を歩いていた方とも一緒にその方と話をしたが、ソロで涸沢から登っての下山で今から涸沢に下りるという。岩も濡れているし、登りより下りの方が危ない、この時間から下りる人も上がる人もほとんどいない、何かあっても誰もみつけてくれないかも、と。そもそも、おじちゃんの歩みは健常者に比べて遅く、どう見積もっても2時間は有に罹るだろ。私たちの助言に従い彼は小屋に泊まることにしたようだ。
小屋でも少し話をしたが、どうも山は経験が浅く、状況判断、時間配分や他の事も山の常識を知らないようだった。売店でレインウエア売ってませんかと聞いていたし。ってかレイン持ってきてないんかい。
山に登りたい気持ちは分かる。けどな、おっちゃん、挑戦と無謀は違うんやで。あんたこのまま無知なまま山やってたらほんま早々にあの世行きよ。
そんなキツイ言い方できんかったけど、ザイテンで彼を追い越す時に、どうしても岩稜帯の山やりたいんなら個人ガイド雇った方がいいよ、気を付けてね。と言ってみたものの、引き受けてくれるガイドさんいるんかな?簡単な山からスッテップアップしていかんと難しいな。
山岳事故報道にそれらしき人はいなかったのでおじちゃん無事帰還できたようでよかった。
途中で一時、一緒に下りたHtk君は、なんと山荘で隣になった見ず知らずの人の荷物を持って下りてあげていた(詳細は忘れたが、そのひとも転んで怪我してたとかやったかな?)それで私達が出会ったおじちゃんの簡単な事の顛末を彼に話したら、山やったらアカンレベルですね。って、まぁ私もそう思ったんやけどね。なかなかズケッとは言えませんでしたわ。
前穂、やっと行けました!前回、雪の67コルに上がるという失敗。笑
どうせ行くなら8峰から行ってみたい~Ynさんは14年前にソロで登攀済みで、もう一度行く気はなかったみたいだけどね。こんなに藪藪やったかなぁ?藪漕ぎもうええわ!って言われちゃった。笑
8峰7峰への這松帯の藪漕ぎ凄かった~!うっかりストックをザックの外に刺して行ってしまい、引っかかる引っかかる‼手は松脂でベタベタ!
7峰では下りの道迷い。ガスで目標見失うとほんま危険やね。GPSだけでは判断しきれなかったので、7峰泊にして正解。Ynさんソロでは34コルまで行ったって!それは無理にしても56まで行けたらって思ってたらしい。なめんな私の遅さを!笑
3峰からのクライミングはチョットドキドキした所もあるけど、まぁすんなり通過。途中、ビレイヤーからは見えないので引っ張られ過ぎて嫌やったけどね。なんで嫌か、それは自分の力で登っていると感じられないから。あぁそうか、だから基本的にトップロープクライミングは好きじゃないんやな(実際にはタイトロープ)、引っ張られることで自分の動きたい動きが制限されるもんね。だからといってトップ行けって言われると…勝手なもんやなぁでもマルチはカムどこに決めるかとかの経験値が少ないからしょうがない、たぶんしょうがない。って事で、クラッククライミングもトップロープします。笑
吊尾根から先、真っ白。ひたすら濡れた足場に気を付けて歩を進めるだけ。ジャンも何も見えません。
最終日には、北穂山頂から歩いて来た前穂北尾根の稜線を眺めるのを楽しみにしていたのにな。
あれが、そうやねんで。と、歩いたこと無い山を指さすよりも、歩いたことある山を見た方がより感動があるから、それも楽しみにしてたのになぁ。残念。
これにて、全穂高岳の登頂ができました。
どの山も全てYnさんに連れて行ってもらいました。
あー楽しかった、ありがとう!
あー!前穂山頂で1のポーズするの忘れた!
早朝小雨。朝からガスガス。
外からは、どうします?うーん、もうちょっと待ってみる。などなど、奥穂やジャンへと予定している人たちの会話が聞こえてきていた。
我々は、昨日の時点で晴天は望めないだろうと、ならば北穂は諦めて下山のみに変更し、朝はゆっくり準備。そう、予定では北穂まで行きたいと思っていたんだけどね。
雨も止んだし、下りますか。7:15
どんより…幻想的といえば言えなくもないけどね。
すれ違いの方と言葉交わしてたら、ヒュッテが光ってる!と。
真っすぐでもヒュッテに行けますが、右のパノラマコースで。
石畳の様に整備された道。これ整備するの大変やったろうな。
順調に歩いていたのだが、開けた場所に来たらあれ?下る道が分からなくなってウロウロ。下りてきた道沿いに右寄りにいけば、ありました。ここから急にナナカマド。
この辺りから一緒になった、某小屋でバイト経験のあるHtk君とお喋りしながらヒュッテ迄。バイトしてた時先輩に頂いたテント(3Kg)とザックも3Kg!それだけで6Kg+食料やらなんやら担いで来たそうで、譲り受けた重いテント浪漫でしょって。若いからできる事だね~私はもうなるべく軽く!ですよ。笑
下って来た涸沢ヒュッテはそこそこ良い天気。9:00‐9:15
写真ではそうは見えないかもだけどね。笑
”パノラマコースは道幅狭く、崩落個所のある難路です。健脚者、熟達者及び時間に余裕が有る方で、AM10:00までの通行開始をお願いします。”と看板有。
稜線なにも見えんね。
ロープとか新しい感じ。
なのですが、怖いと感じない所ではあまり触らずで進んでいると、あれ?なんだか下草が急に増えたな…あれ?この辺りで上に上げるはずなんだけど…ここか?と登っていくが、木も邪魔だし、前回来た時にそんな迷う所無かったし、おかしいなぁ…稜線が見えているのでこのまま無理矢理登っても行けそうなんだけど、何か変だ。と思い急登を戻り、下か?と道を探すも??
↑↓どっちも間違い。↓下ってみたものの違うと判断して登り返し中。
ここは無理してはいけないと、相談して戻って横尾へ出ようと引き返す。
引き返しつつ、そんな分かり難い道だったっけ?と振り返ってみると、道あった!
何で分からんかったんや?!しかも、ロープ上につながってるやんか。苦笑
ロープを持って、ロープ沿いに進めば間違えることはなかっただろうが、間違えた原因は、ロープを持たず歩いていた事で、緑の通行不可用?ロープが垂れさがっていてトウセンボしていなかったのでそのまま左下に吸い込まれてしまったからでした。多分、何人も間違えてそれなりに踏み跡になっていた。
間違えた道からの登り返し。左の緑のロープが外れ垂れている。
正規の道に気付き、緑のロープを写真左の木に括りつける。足場が悪く、太い枝に結べなかった。また外れるかも。枝が折れていたので風に煽られロープが外れて垂れていたものと思われる。
↑ロープ直し中。
右のロープさえ見失わなければ、2,30分ロスすること無かったのにね~。
↓直した後。
いや~それにしても、本来の道に気付いた時に、何で間違えたん?!って思ったよ。確かに、垂れた緑のロープと、急に増えた下草に違和感があったんだけど。こんな風にして山の道迷い遭難は起きるんかな。迷ったときは時間が掛かっても引き返す!が正解だね。今回は引き返しつつも振り返って不思議に思いつつ見てみたら右のロープが岩壁沿いに上がって行っているのを見つけられたんだけど。
追記:後日、Ynさんが涸沢ヒュッテに電話してくれてロープと道迷いの件を伝えた。場所はどこですか?と聞かれ状況説明すると「あー、」とすぐに分かってくださったようです。直しに行って下さったかもしれないが、気を付けよう!
これは別のロープ帯だが、前よりロープ箇所多くなった?やはり崩壊が進んでいるのかな?
10:28 8峰への取り付きに戻ってきました。
いやほんと、入り口どこ?って感じだね。
屏風のコルへの道。行きはすぐだと思ったのになんか少し長く感じたのは疲れのせい?
うん、北穂に未練はない。ガスの中やん!さよなら涸沢。
10:35 下りましょ。
奥又白への分岐 12:10‐20
この辺りは花が咲いてて楽しい♪
お猿さんが!悠々と歩いて、むしゃむしゃとアザミの花を食べてます。
12:55 林道に合流。
ここを左へ。
13:15 徳澤園
連休前で食材がないのか?カレーかピザ2種しかなかったよ。
前回の汁だけカレーより具がチョビッと増えてただけマシか。
デザートは、ソフトクリーム&コーヒーソフト♪
こんなにめちゃくちゃのんびり~したのは初めてかも。
50分も休憩したせいか、再びの歩き出しがしんどく感じた。
もっと青くて、近くには鴨が泳いでいたんだけどな。
15:00 明神では水分補給のみで立ち止まっただけ。
15:30 河童橋から。
前穂も吊り尾根も奥穂もジャンもガスの中。
15:35 上高地バスターミナル。
バスは出たばかりだったが、待っている間に靴洗い場で足を洗ってすっきり。
あかんだな駐車場から、平湯の森へ移動し、の~んびり温泉で疲れを癒す。
帰りはいつもの、茶々で。
高速の小さなPAで車中泊したが、下界はまだ暑くてなかなか寝付けず。イビキかいてたでって指摘されたけどね。笑
3時起床、4時出発と思っていたけれど、4時まだ暗かった。ルートが判然としない中を歩くのは危険なので明るくなるまで待つことにした。
朝食、昨日の残り御飯と粉末スープに大豆ミートとウインナー。
今日、進む道。
あのコルまで!
こっちも進みたいんだけど…。
槍ヶ岳。
1年前はあそこに、よくぞ立った。また山登れるようになって良かったね。
5:10 さぁ出発だ!
で、ここを右に入るが正解でした。
すぐ先にもう1張り張れる所が、斜めってましたがあります。
朝日に照らされる奥穂高岳と我らが登る前穂高岳北尾根のシルエット。
この稜線上で出会ったのは、、、
お猿さん!
お前たち稜線に居て邪魔だなぁ~しゃあねえなぁ。って避けて下を歩いて行ってくれました。
スンマセン、こんな感じで動けないもんで↓。汗
そして、少しのコルから6峰への登りだし。
一昨年、ラッセル地獄で登りついたのは、多分ここだ!”穂高敗退2”
↑この木、↓この木じゃない?!わからんけど。
タヌキ岩。ここでやっとホッと一息ついたのを覚えている。
スリング1本増えてるね。
通ってきた尾根を振り返り。
タヌキ岩を右から巻いて、
5峰がドーン!
6峰 2794m
あーしまった!6逆やん!
何が入っていたんだろう?開けずに通過。赤いのは誰かの忘れ物のストック。
56のコルへの最後の下りは這松帯の中にあるザレ。怖いので這松掴みながら下る。
7:00‐10 56コルで一休み。水分、ゼリー飲料補給。
あれ?ここで休んだ時の写真全く撮ってなかった。汗
前回は涸沢までが雪で下り易かったけど、今見ると下るのヤダなぁなガレ場帯でした。ガレ場苦手。
5峰へGO!
岩々してるね♪
5峰 7:50
5のポーズをしているつもりだが、もはや向きが分かっていない。笑
奥に見えるのが実際の5峰頂上だが、ここは右から巻きました。
奥又白池が見えたよ。
4峰への登り。
4峰 8:45
後ろに見えるはババーンと3峰!
そしてやはり完全に向きを勘違いしている、4のポーズ。うむむ、顔に疲れが出てますな、お楽しみはこれからなのに。
34のコルへ下ります。
34コルへ到着 8:55‐9:20
3峰に取り付いているパーティーあり。待っている間に補給と登攀準備。
3峰へ登攀開始。9:30‐9:55
50mロープ半分より更に伸ばしたところでピッチを切る。
ビレイはここでしてくれていたが、次のピッチへはもう少し右へ移ってから。クライミングシューズだったらこのチムニーも面白そうだけどね、右の広い凹角へ。
2ピッチ目 10:00‐
2ピッチ目終了点で先行パーティーに追いつきました。
お先にどうぞと言っていただいたので、先に出発。
ロープを出すほどでもなさそうな凹角をコンテでガシガシ登りましたが、左への乗越は少し緊張した。
3峰 10:35
3のポーズ?笑
ココからはロープを解いて歩く。
2峰 10:45
2のポーズ。なんとか2に見える??笑
クライムダウンあります。心配なら懸垂でね。
1峰 前穂高岳 10:50‐11:10
丁度上がって来られた方に撮っていただきました。
2峰までは晴れてたのに~なんと山頂は展望も無く真っ白。
紀美子平 11:50‐12:05
雲行き怪しく霧雨が降って来たのでレインを着込む。右手の方へ進む。左は岳沢・上高地方面。
こんな天気の中でもまだ、ポツポツと前穂高だけに向かう人がいて大丈夫?
濡れた岩場に神経使いながら鬱々と歩いていると、雷鳥2羽に癒された♪
南陵の頭 13:20
奥穂高岳 13:40
もう、なーんにも見えません。
此処からも気を引き締めて下ります。
穂高岳山荘 14:30
テント泊¥2,000/人です。前回泊まった時より倍額値上げ…テン場は整備されてたけどねぇ。テン場に番号がうってあるので何か荷物を置いてから受付で番号を伝えて引き換えに札をもらいます。
穂高岳山荘の良い所は、テント泊の人でも玄関横の土間食堂でガスを使って調理しても良いところ。しかーし、雨に打たれ冷えた体で到着した山荘で暖かい、うどん、そば、ラーメン、何を食べよかな~って下山してきたのに、なんと軽食は14:30までって!ガーン!このショックたるや。
仕方ないのでビールだけ買って、残りの食糧で昼ご飯。
その後しばらく濡れた靴を乾かしたくてストーブの前でお喋り。
そして重い腰を上げてテントを張りに。その頃には雨は止んでいてよかった。
テン場は1番。一番小屋に近いからってYnさん選んだけれど、人感センサーライトが夜中でも点いたりする。けどその度に影絵が浮かび上がって♪
晩ごはんは、昼が遅かったので小屋で酎ハイ買って来て、チーズやナッツのツマミで済ませてオヤスミナサイ。
あかんだな駐車場から朝一のバスで上高地。
6:50 上高地出発。
河童橋、前穂山頂がちょこっと見えてるよ。
7:30 明神。
いつもなら休憩挟むが今回はがんばって荷物を10Kgに抑えたのでいつもより楽で休憩なしでそのまま進む。
8:10‐30 徳澤園で休憩。
抹茶ラテ、めっちゃ甘かった~もっとも疲れていたらこの甘さが心地良いんだろな。
もう間違えないよ(笑)、今回は本当に左へ進む。
橋を渡った先に、
新村橋、架け替え中。
奥又白登山口。パノラマコースへ。
9:30 休憩。
奥又白池へは左。我ら目指すは正面の屏風のコル。
屏風のコルは見えているんだけどなぁ。10:30
11:20‐40 屏風のコル
昼休憩、おにぎり2つとゼリー飲料補給。
眼下に梓川↑。反対側は涸沢ヒュッテ↓。空模様はイマイチ。
12:00 冒険(藪漕ぎ)の始まりだ!っていったいどこから?!な取り付き。
いざ!突撃~!
踏み跡は、あるようなないような。
この岩は、右でも左でも巻けます。
13:40 8峰 2,631m
8のポーズ。笑
エネルギー補給、13分休憩。
ここは台地になっていて、ゆっくりできそうですがこの辺りはまだ熊の生息域らしいので要注意。
真っすぐ進むのかと思いきや、少し左下から巻いて尾根へ。
8峰から下りてるところ。
15:10 7峰
7のポーズ。笑
目前には6峰がドーン!
栄養補給したりしているうちにポツポツ降りだした雨脚が少し強くなってきたのでレインウエアを着込んだりしているうちにさっきまで見えていた6峰はガスに中に消えてしまった。
再出発、7ポーズの左の方から這松帯を下って行ったのだが、??踏み跡のようなそうじゃないような…GPSを確認するもなんだか違うんじゃないか?と迷っているうちに雨脚が強くなってきて、このまま進むのは?と戻ることにして登り返す。
よく分からないまま突き進むには、ガスと雨で視界が利かないし、時間的にも厳しいんじゃないかと判断して7峰泊とする。
テント2張りくらい出来るスペース。地面斜めってるけど。
晩ごはん。炭水化物多めだけど明日へのパワーへ。サラダチキンは少しパサついていて味も淡泊…豆腐バーにすればよかったな。
刻々と変わる表情が楽しい。けれど、思っていたより6峰が右の方にあってビックリ!やはり進もうとした道は間違っていたみたい。行かんでよかった。
止んだかと思った雨だったが、夜中も時折降っていてテントを鳴らしていた。
一番近い道の駅に向かう途中で夕食後、コンビニでドリンク買って車中でお疲れ会。
かなり暑くて眠れなかったのに6:00には目が覚め空が綺麗でジッとしてられず起きだす。
散歩に出掛け一通り楽しむ。
打ち寄せる波が、右から左にまるで生きもののように走って飛沫を上げていく様が楽しくて暫し見入ってしまっていた。
車に戻り、Ynさんにも楽しい波飛沫を見せたくて連れ出し再び散歩。
その後コンビニで朝食調達し、また戻って海を見ながらのんびり朝食。
富山美術館。残念ながら休館日でしたが無料の屋上の『オノマトペの屋上』へ。
美術館の駐車場は2時間無料。
屋上からも剱岳!
風が少し強かったが暫し遊ぶ♪もっとのんびり遊びたかったけど日差しが強くてYnさん待ってたので断念。
きのこのと真ん中のは対象年齢に入っていなかったので遊べず残念。
早月1day出来たら帰りに海鮮丼おごったる!の約束を果たしてもらう為に海鮮丼屋を探すとどこも11:00~になっていたので地道でそれくらいになりそうな所を探し金沢まで。それでも少し早そうだったのでパン屋も探し寄ってから行くと丁度11:00になったが、既に待ち有りだったがわりとすぐ入店出来た。
満腹満足♪
高速の途中で睡魔に襲われSAで昼寝して無事に帰路へ。
家に着いたら、反対側の足まで見える大きな虹!
早月尾根、トップトレイルランナーの人達は3時間で山頂ですって!トレランはスポーツだな。登山は?山って色んな遊び方があるな~とつくづく思う。低山高山、のんびりゆったり、ピークハント、百名山ハントetc…色々な楽しみ方があって、自分にとって心地良い山登りがあって良いと思う。
私自身も色々な楽しみ方をしている。
ただ残念なのは、厳しい山をやるにはもうパーツが言うこと聞かなくなっているようで…それも筋力トレーニングしたらまだ行けるのかもしれないけれど、どうなのかな。しんどくとも楽しく安全に山を歩き続けられたらいいな。
先月も剱岳に登頂したもののモヤる山行だったのでストレス解消で再び剱岳。
Ynさんの行ったこと無いラインからって事で早月尾根1dayにトライ。
前昼出発で、馬場島にて車中泊。
3:00 起床
4:00 出発
暗い中をヘッ電点けて登山開始。
1時間ほどで明るくなりヘッ電は消して歩く。
暗い時分は私を気遣い時々待ってくれたりしていたYnさんに、もう大丈夫やから早月小屋で待ってて~って言ったそばからもう姿は見えなくなっていた。
5:36 標高1,600m
1時間半ごとに飲むように言われたゼリーを飲んで、あれ?背中がガサゴソ?ザックのチャック全開ですやん!奇跡的に何も落としていなかった。苦笑
6:15 振り返ると街が見える。
6:36 あと1.0kmでYnさんが待っている。
7:13 早月小屋にYnさんに遅れる事30分で到着。もちょっと早く着けると思ったのにな。
奥大日山
ゼリー飲料と少しチョコバー齧って出発。
何の変哲もない写真だけど、ここで良い香りがしたんだよ。
メスのウソ(鷽)嘘みたいなほんとの名前。スズメ目アトリ科。
早月小屋を出発してから、水こんなに持って上がらんでよかったなと(多分500㎖も消費してない)余分な水をデポすればよかったと思いながら歩いていたが適当なデポ場所見つからず、あーそうや万が一のビバーク用品もデポすればよかったやん!そしてやっとデポ場所見つけたのでいそいそと袋に移し替えデポ。これで1.5Kg近く軽くなった。
デポ品:水500ml×2、シュラフカバー、ダウン、長袖T、マット、レインウエア。
今回の大失態、ストック忘れ。しかし途中で拾った枝をストック代わりにここまで登ってきましたが、この先は岩稜帯なので置いていきます。
あと0.7kmが遠い遠い。
あともうチョイ!別山尾根からの合流地点。
剱岳 2,999m 今年2度目の登頂。10:00
山頂でNkns.Gにバッタリお会いしたので撮ってもらいました♪
30分ほど休憩。ゼリー飲料やらチョコバーで栄養補給。
登頂直後はまだ青空でしたが、すぐにガスが沸いて…。景色楽しむなら9時までには登らないとね。
10:30 下山開始
登りの青空と打って変わって…。
相棒アゲイン!再びコンビ復活。
目の前を雷鳥がトコトコと!
この辺りでうっかり相棒に荷重掛けすぎてバッキリ折れてしまいました。今までありがとう~。
12:55 早月小屋にて小屋前のテーブル。 13:05出発
アサギマダラ
小雨が時折、パラパラ、バラバラと。
アサギマダラが5匹ひらひらと優雅に舞っていて、安らぎの時間を頂きました。
登りはね、暗くて良く見えなかったけれど、下りは巨木を楽しみながら。と言いつつも膝に痛みが出だして、気を付けながら足を置くのでペースがガクンと落ちてきた。Ynさんのストック1本借りました。ゴメン。
おおーっと!ここで相棒1号再会です。こいつはしっかりしていたけれど重くて早々に手放した奴ですがここからまたお世話になります。折れちゃったのは2号です。
あと1時間半位のところかな?登りで下るすれ違ったカップルさんに遭遇。長い下りにお疲れの様子。あと一寸ですよ~と自分への励ましも込めて。
あぁまだ1kmもあるよ。下り長すぎー!
やっと、試練の終わり。
17:15 無事帰着。
Ynさんに銭湯探しといて~とお願いして顔を洗いに行って戻ってきたら、馬場島荘でもお風呂がある?!しかし16:00迄となっているが、駄目元で聞きに行ったYnさん、なんかよう分らんけど良いって!って。お風呂を借りることが出来た!メッチャ有難い~!!
1日の疲れをお湯に流して、汗臭い自分とおさらばです。
馬場島荘さんありがとう!今度来たら施設利用したいです~お蕎麦食べたい♪
あぁ疲れた。
バイト先の店長が昔12時間で行ったと聞いて、淡い期待を持ったけど無理でした~13時間15分。ストック忘れたの痛かったな。荷物も早月で水購入にすればもっと軽くできたのにね。まぁあ本気で目指してたらもっと緻密に考えるけど、基本的にはスピード登山は興味ないからね。今回はたまたま成り行きです。しかも店長は20代前半の頃ですって、私この歳で大したトレーニングもせずでは頑張った方では?しかし胡坐かいていてはいけません。残念ながら次の山予定は大幅に予定変更しないと無理っぽいぞ。
6:40 河原の駐車場
6:56 保津の町を1.2km歩いて、簾戸口(すどぐち) 登山口。明智越えにていざ出陣!
うまく撮れてないけど、見つけた時は輝くオレンジ色のグミみたいに見えたキノコ。
途中、足元に気を取られていたYnさんは倒木の枝(先は折れてる)にガツン!とぶつかって耳の手前を切って血が滴ってしまった。
Watch your head!
土用の冷泉あたりで見つけたキノコ。ほんとは他にも撮りたいキノコたちがいたんだけど後ろからせっつく輩がいたもんであまり撮れず。トレーニングなんやからと、そして蜘蛛の巣除けに私を先に歩かせる。
真っすぐ(左)に進むと神明峠の方へ。今日は右に上がった所を右折。
愛宕山かな。
ここまでは以前来たことがある。高瀬山への分岐。今日は高瀬山へは行きません。
段々道が狭くなって、岩々してて滑りそうで気を付けながら歩いていたけどYnさんコケて尻もち。ちょっと膝に衝撃が。
水尾が見えました。
台風の影響かチョコッとこんなとこもありつつ。
コレ何?
8:35 ここで休憩10分。水分補給。
ほんの少しだけ濁っていますが涼やかです。
柚子の里、水尾に来ました。自治会が保津峡への送迎バスも出しています。
特産品の柚子商品の自販機もあるよ。柚子ピール買えばよかったな。
9:00 水尾の村の中を抜けて、
登山口の写真撮りたかったんだけど、関電の車や人がいて…ま、いっかと撮らず。
そこそこ整備された道を始めは二人で並んで話しながら歩いていたはずなのだが、ひたすら同じ傾斜の道にYnさんスイッチ入っちゃったようで、気付くとはるか彼方に…。
再び顔を上げるともうどこにも見えなくなっていた。…毎度の事なんでね、いいんですよ。なので私もひたすら独り歩を進めるしかありません。1歩一呼吸でハッハッ言いながら頑張りますが、それにしてももうひたっすら同じ傾斜。山登りとしての道としては個人的に面白くない道ですが、トレーニングには良い道です。
なんとか6分遅れで水尾別れの東屋に到着。9:56
もう5分位待たされると思ってたらしく、頑張ったな~と褒められる。
頑張り過ぎて、手も足も痺れてて、呼吸が整うまで時間がかかった。
コースタイム1時間20分くらいを56分で歩けた。
ここで他の道から来られた方と談笑して休憩20分位になったかな。
82歳のおじい様は兵らしく今年は宝剣から空木岳にテント泊で行かれたとかで見た目まだ60歳代のようにみえましたが、昨年は笠ヶ岳の帰路でもう少しの所で疲労で動けなくなってしまったと。
どれだけトレーニング積んでいても老化は忍び寄るんだなぁうちらも自分の体力年齢など考慮して山を選ばなければいけなくなっていくんだろうな。
Ynさんと同じ歳のお兄さんは、Ynさんがダンベル入れてるのを知って「変態ですね!」
そう、今回はトレーニングだったので、Ynさんはダンベル10kgとペットボトルの水etc計17kg、私はダンベルプレート5kgと水etcで計11kg。かのおじい様も10kg担いでいてトレーニングのようです。
疲れと談笑で東屋写真撮り忘れ。
ハナ売り場からの階段。
黒門。
最後の階段。
またスイッチ入ったようで…引き離されまじと頑張りますが、人生で初めて足が攣りそうになりましたよ。あぁ弱ってんなぁ。
そしてカメラのカード残量が無くなりました。苦笑
ここから携帯撮影。
愛宕太郎。Ynさんお気に入りの画です。
下の広場のベンチでのんびり昼食。
11:10 下山開始
黒門
おぉ職場が見えるよ。
11:50 水尾別れの東屋から下りはツツジ尾根方面へ。
登りでしか使ったこと無く、途中までは良かったのですが、だんだん勾配がきつくなって荒神峠までが膝が悪い私達にはしんどかった。うん、もうこの道は登りでしか使わんとこ。
12:27 荒神峠 10分休憩。
ココから水尾へも行けます。反対側の落合への道は『米買い道』その昔この道を通って米を買いに行っていたとか。
暫くはなだらかな道でホッとします。
途中、ベンチのある所で愛宕山が望めますよ。
それにしても下ってくると、吹く風に熱気がこもっていて、むわっとします。
最後またちょっと急な下りに要注意。
保津峡駅が見えました。
13:25 無事下山。
舗装路を歩いて駅へ向かいます。
13:30 保津峡駅
Ynさんが時刻表を見てくれ43分と言ったので、靴紐緩めて、顔洗ってと思ってたら、あれ?電車来たよ?!慌てて階段下り登り、一旦閉まりかけた扉を開けて下さりセーフ!有難う。Ynさん逆方面の時刻表見てたみたいで、危うく20分待ちになる所でした。急いでないのでそれでもまぁ良しだったんだけど。それにしても、自分の汗臭さには参った。汗
下界は、暑い!駅前の噴水で水浴び。
ここから車までがまた暑いんですけどね。
あそこまで登ってきたんやで~。
やはり夏の低山は暑かった。あまり水を飲まない私でもプラティパスが空になったよ。
約7時間、13.4km。本当は竜ヶ岳も行ってみたかったんだけど、ザックの肩紐がね11Kgも入れて背負うような仕様じゃなくて肩痛く。それでも行ってみたかったコースに付き合ってくれてありがとうさん。
水尾からの道は、トレーニング的にガツガツ歩く用には有効。
ツツジ尾根は今後登りにだけに使用。膝に痛みはでなかったもののね。
竜ヶ岳へは空身でリベンジしよう!
スーパー寄ってツマミとビール買って、先ずはシャワーで汗流し、遅めのランチして、睡魔が襲って昼寝しました。あ~楽しく疲れた。
朝の山、第2弾は地蔵山北尾根。
路肩の少しだけ広くなった所に駐車してスタ-ト。
扉を開けて閉めて入山。
トレーニングのつもりなのでガツガツ歩く。
芦見峠を右へ。
濃いガスの水分が葉っぱに纏わりつき、台風の風でまるで雨の様に落ちてきます。
西向き地蔵にお参りして。
地蔵山 947.3m
あらら、Ynさんは脚に蛭が…。
下山途中、更にもう1匹付着に気付く。短パンはお勧めできませんね。
山頂気温は21℃
急な下りは気を付けて。Ynさん下りもしっかり歩けるようになってきて良かったね。
登り1時間。
下り50分。
今日も一日暑そうです。
登った地蔵山の山頂はガスの中。
5:22 右京区役所宕陰出張所横駐車場
5:30 愛宕神社参拝道(樒原鳥居口)入山
6:35 愛宕神社
7:26 愛宕神社詣道(樒原新道)下山
7:33 駐車場
駐車場では良い風吹いていたけれど樹林の中は湿度むんむん汗が垂れる。
愛宕さんの階段を駆け上がり。私は無理。
遅いな~と待たれる。
神社はまだ開かれておらず、手前で小鹿が一心不乱にハムハムと。
さ、帰りましょ。
途中分岐に気付かず、参詣道の方に出ちゃった。あんまり変わりないけど。
登り道は、まあぁ問題ないが、急な下り部分が一部中途半端なコンクリ打ってあって滑りそうでヒヤヒヤ。
片道2時間20分のコースタイムなのですが…早かったのは空身だからか?
初めて剱岳に登りました。
今まで何度か計画したものの、天気予報がうまく合致しなくて…。
Ynさんは、4度目の剱でしたが初めてのラインをオールリードで有難う。
フォローだと一般登山道と大した変わりはなく快適に登れました。アルパインするならリード出来るようにならんと醍醐味が薄いよね、たぶん。
後ろのガイドパーティーさんが優しく声掛けて下さったもののやはりあまり待たせたくなくてガツガツ登ってしまい、写真を撮る余裕も無く、と言ってもフォローが撮ってもトップはお尻写真になりがちなのであんまりですがね。
登山自体は、お天気の中快適に登れたので言うこと無し!でした。
雪の状態は、A2に行くのにアイゼンもピッケルも不要で1ヶ月季節が進んでいる状態でした。なので、長次郎雪渓はグズグズで危ない状態らしく、ルート変更を余儀なくされたパーティーもいてはりました。
Ynさんリハビリ高所登山第一弾。家でしっかりカーフレイズやスクワットをしていたおかげで登りはしっかり、下りはまだ完全ではないが以前より踏ん張れるようになってきたみたい。いやはや、リハビリの人間の方が重い荷物担いでしかも速いって!うーむ、私ももっとやっとかなあかんかったな。平地を走るだけじゃ全然足らん(あたりまえやな)歩荷トレしとかんとあかんかった。外は暑すぎるので、クーラーつけてでもなんぼでも快適にトレーニングできたのに。
まぁ、山行く度にトレーニングせなって思うんやけどね。汗
さて、お次はどこの山に登りましょうか?!
体重は全く減ってなかったけど、体脂肪率18.8%!山行って来た時だけ見れる数字♪水分抜けただけやけど。常に維持するのは厳しいなぁ。
一番感動した、タテヤマチングルマ♪
室堂平を散策して花を沢山みれたのは良かったけどね。
テガタチドリ
タテヤマリンドウ
ミヤマリンドウ
クモマニガナ?タカネニガナ?
ニガナとオトギリ
タテヤマタンポポ
?ミヤマセンキュウ?
タテヤマアザミ
トリカブト
ヤマハハコ
オヤマリンドウ
ミヤマヤナギ
ヒメクワガタ
クルマユリ 前回来た時もここに咲いていた。