「昭和の日」

2008年04月29日 | 季節(春)
                     (店の前の小さな花)

今日は祝日、「昭和の日」でした。
年号が平成になってからは、「天皇誕生日」は12月23日に当然移動します。
63年間も慣れ親しんできた4月29日の祝日です、「みどりの日」として残すことになり18年間、名前がどうもしっくりこない、
昭和天皇を偲ぶ多くの国民の声に押されるかたちで、昨年から「昭和の日」と改名され、「みどりの日」は5月4日に移動することになります。
しっくり落ち着く名前の「昭和の日」は、今年で2回目となるわけです。

朝、新聞配達のSさんに「いつも待っていてすぐ読んでくれる、新聞好きなあんたに頼みがあるの」と言われ、
もう年で配達が苦になったと、交代を頼まれたのが今から25年ほど昔です。
私が朝起きの運動になればと、新聞配達を続けているうちに昭和は63年、
年の中ごろの季節から、配達に取り掛かろうと街灯の明かりで見る、朝一番の紙面に、
「昭和天皇、今日は○○下血」とか、「今日は症状△△、下血○○」と、毎日毎日ずっと出ていたこと、
昭和64年1月7日の、「昭和天皇・崩御」の特大見出しの朝刊を一軒一軒配達したことを思い出します。
あれからもう二十年、昭和の空気もはるか昔になりました。
「昭和の日」の今日、Mさんのアンテナ工事をしながら、大屋根から見える西の夕焼の中に、ちょっと昭和を思い出してしまいました。