絵手紙カレンダー、もうべた褒めなのです

2010年11月08日 | お客さん宅で
(絵手紙カレンダーを手渡し、「あら~、これは素敵、可愛いね」と感謝の声がいっぱい)


『こんにちは~、街の電気屋さんですよ~、お届けものですよ~』と声をかけて、ドアを開けますお話しします。
只今てくてく「アトムの年末大感謝祭」、そのご案内状を届けに歩きます。
Nさん宅の奥さんは、もう何にって云うか、化粧も身なりもピシッと決めてるお方です。お家の中も整理整頓ピッカピッカ、話す口調も明るくて、なんでも言ううことサッパリしてる、言いたいことはハッキリと批判も褒めるも適格なのです。
その奥さんに、『Nさ~ん、今年のカレンダーは、奥さんそっくりの可愛い素敵な絵手紙カレンダーですよ』と、案内状と一緒にお渡しします、ニコニコと、
「何~に、歯の浮くようなこと云うてんの、アホなこと云わんといて」と云いながら、受け取りますねニッコリと、
「あら~、あらあら、これは素敵、可愛いね」、「アトムさん、この絵手紙カレンダー気に入ったわ、これ絶対いいわ、いい、これは素敵、これなら誰でも喜ぶわ~」、
「今までの字ばっかりの、地味な事務所みたいなカレンダーに比べとてもいいわ、細長くって掛けやすそう」、
「毎月素敵な絵手紙、これはいいわ、可愛い絵がきれいだわ」と、もうべた褒め無茶苦茶喜びように、聞いてる方も呆れます。
「子供のところにも送りたいわ、もう二冊もらえる~?」、『いいですよ、ご贔屓のNさんには特別、特別ですよ』、『売り出しの日に来てね、コソッと差し上げますよ、内緒にしてよ」とお話しします。

Nさんにそんなに褒めて頂きますと、自信が付いてまいります。
次のおうちのドア開けて、冗談大好きUさんに、『奥さ~ん、こんにちわ~、いらっしゃいますか~』と呼びますと、奥さん階段トントンと、2階から下りてきまして云いますね。
「アトムの電気屋さんなの、今日は何のご用ですか~?」、『アトムのカレンダーをお届けいたします。可愛いカレンダーでしょう、奥さんと一緒』、サラリと挨拶いたします。
「アトムさんはいつも上手ね、その手でいつもだまされてるのね」、
『アトムの大売出しです』と、案内状の袋を目の前に、差し出しニコニコ云いますね、
『案内状の中身は、絶対に見ないでね』、「どうしてなの?」、
『見てもよろしいけども気を付けてね、見たら最後どえらいお得にビックリたまげて、気が付いたら注文してしまいますよ、くれぐれも気を付けてね』と、冗談言って手渡しますね。

日の暮れとっても早くなり、夕暮れ5時のチャイムが聞こえてくる頃は、もう薄暗くなりますね。
『Mさ~ん、アトムのご案内状ですよ~』とあいさつする前に、褒めるが勝ちの褒め言葉、
出てきたご主人に向かって、『庭にズラッと並んだ、見事な菊は素晴らしいですね、豊岡でここくらい見事な菊はありませんね』と褒めますと、
「この3本菊は、高さのバランスがどのこうの・・・・」と、「小菊を立てるこの咲かせ方は、つぼみの数が難しい、どうのこうの・・・・」と、「近所の人には鑑賞してもらえるが、大きすぎてセンターに運ぶこともできないし、どうのこうの・・・・」と、Mさん話が止まりませんね。
先を急ぐこんな時、褒めるが勝ちの褒め言葉、出すタイミングを間違えた、どんどん夕闇暗くなる、ああ、もう配れない残念ですね。

《配る時 ほとんど冗談 ばかりです》