ストーブの話に行って、帰る頃にはテレビになって

2012年01月18日 | お客さん宅で
(神鍋のゴルフ場は物凄い雪で埋まっています)

今日は久しぶりに快晴の天気です。積雪を伴う降雪はこの冬は2回ほど、昨年に比べるとえらい雪の少ない一月です。
店のまわりに残っていました雪もすっかり融けて、ほとんどないです都会のような、屋根にも上がれる素晴らしい天気『アンテナの修理はチャンスやで~、屋根の雪もすっかりなくなって』と喜びますね。

写真は昨日のものです。日高町の一番奥になります神鍋ゴルフ場、ちょっと用事で立ち寄りました。
『ゴルフ場までの道は除雪出来てますか~』と、ゴルフ場の事務所に電話して、『ちょっと届けたいものがあります。伺いますよ』と連絡します。
冬の間、ふるさと但馬の雪国の雪に埋もれるゴルフ場は、当然ですね休業します。当たり前ですが、1mをとっくに超します積雪のゴルフ場です。なんぼ何でも営業できぬ、冬場は完全閉鎖です。
店の周囲は全く雪はない、同じ町内なのに車で30分も走れば別世界、どっさり積もった大雪はゆうに1mを超します凄いです。ゴルフ場のハウスの建物なんぞ、玄関のまわりは屋根からずり落ちた雪の山で地面と屋根とがつながって、まるで建物埋まって雪の中、「勝手口に回って下さい」の張り紙見まして入る建物の周囲は、屋根からの雪ですっぽりと埋まっています。
勝手口の近くも丈夫な板囲いを張り付けて、まるで冬山で冬眠してる山小屋風の感じです。同じ町内でも晴れてカラリのところから、わんさとあります雪の中えらい違いに驚きますね。

リ~ン「電気ストーブをいただきたいの」、「金曜日にお客様なので、相談に来てください頼みます」と電話です。Mさん宅は、娘さんとお母さんの二人暮らし、お客様用に電気ストーブがいるというお話のようですね。
Mさん宅は、広い和室の立派な客間、8畳二間の広さです。
「私はだんだん歳で、重たいタンクは持てないの」、「エアコンの取付は難しい部屋だし、電気のストーブで暖房したいの」とおっしゃいますね。
『Mさんね、電気ストーブでは寒い但馬の冬には無理よ、石油ファンヒーターがよろしいですよ』と、一から二から三から四と、延々と尋ねる奥さんの質問に応えて、長々長々説明します。
『それじゃあ石油ファンヒーターの相談します」、「それよりね、浴室暖房も考え中なの、テレビも欲しいし」、色々色々話題が飛びます帰れませんね。

お客様の中には、最初に依頼しました用事を忘れたかのように次から次へと話題が飛んで、あれも欲しいとかこれも考えているとか、丁寧な質問を交えてお話されますお方がいます。Mさんの場合も何となくですよく似てる、いつの間にやらテレビの話です。
「金曜日のお客さまの暖房は、茶の間のファンヒーターを持って行くわ」、「アトムさんから詳しく説明受けた、録画できるテレビを買わせてもらいますわ」、いつの間にやら時間が過ぎて、初めに電話受け取り「電気ストーブのカタログ持って説明に来て~」が、帰る頃には「最新型のテレビを買います。古いテレビも2階に移動してね」、
すっかりストーブのことはなかったことになりますテレビになって、帰る車中で『一体何しに私は来たんだろうな?、まあいいか、テレビの方がまあいいか』、そんな嬉しい結末でした。

《予定外 話がそれて 何なのよ》