嬉(うれ)しさは 雪をかき分け 配達の 洗濯機代 すぐ貰うとき
土曜日の11日は物凄い大雪のため「家の前まで車は入れませんよ~」の、
お買い上げの洗濯機2軒と、修理品のストーブ1軒の「届けてもらうの無理だわ~」の電話がありました。
洗濯機の1軒は待っていただける状態で、1週間遅れの土曜日です。
もう1軒の洗濯機は、壊れて洗濯できない状態でご注文から6日も過ぎてしまいました。
Wさんちは、豊岡の谷筋を入り込んだ積雪の凄いところ、
1mは積もっているだろうなの地区です。
『家から遠くの広い道に停めてでも、そこから提げて配達させてもらいます』と電話をして、
雪の中を強引に運ぶことにいたします。
市内を外れて谷筋に入りますと、
幹線道路も雪道で、ツルツル・ガタガタと軽トラックもひどい揺れです。
『ウオ~~。積もってる~~』、
圧倒的な量の屋根の雪を見てビックリします。
幹線道路は何とか走れましたが、
Wさんちの家までの細い道路も家の前も、ものすごい雪の塊にふさがれて車などは入れません。
仕方がありません。
手前で荷降ろしして、二人で洗濯機をエッサエッサと雪の上を運びます。
「まあ~~、ようこんな大雪の中を持ってきておくれんさってありがとう。ありがとう助かるわ~~」、
「壊れてしまってから、貸し出しも断ったものだから毎日町のコインランドリー通いだったのよ。助かったわこれで洗濯できるわ」と大喜びです。
古い洗濯機もエッサエッサと雪の中を運びます。
『ありがとうございました。ハイこれだけです明細これだけです。それにリサイクル券と5年保証の保証書です』と渡します。
「なにいっとんさる、持って帰って持って帰って。
お金はかき集めてくるから持って帰ってハイ」と、ニコニコ奥さん差し出しますね。