豊岡の降雪量

2019年09月16日 | 但馬ってこんなところ
           ふるさと彼岸花の咲く季節
          

(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成25年 第8回但馬検定(3級)問題より

【91】但馬は、全国的にも降雪量が多い地域ですが、豊岡
市で一年間に降る雪の量(年間平均降雪量)はどのくらいで
しょうか。

(a)約100㎝           (b)約200㎝
(c)約300㎝           (d)約400㎝

正解は、(c)の約300㎝です。

但し、この数値は山間部に近いところのもので、豊岡などの
平野部や近年では、約300Cmより少なめの傾向です。
直近の、平成30年12月から平成31年2月の降雪量は、
特別にも少なかったのです。いや、観測史上最も少ない但馬
の降雪量となりました。

豊岡市平野部は32センチ、香住はわずか3センチ、和田山
は93センチでした。一年前の平成29年12月~30年2
月の豊岡208センチ、香住390センチ、和田山95セン
チと比べても、特に海岸部が少なかったのです。
平年値は、豊岡283センチ、香住222センチ、和田山
171センチです。
問題の豊岡市だって、答えの約300センチになることは、
近年は少なくなりました。温暖化の傾向のようですね。

『こうじゃげなもん』

「立派な者」のことを、但馬弁では「こうじゃげなもん」と言
います。また、「生意気な者」も「こうじゃげなもん」とか、
「こうじゃげいうもん」と言います。

「こうじゃ」とは、年の割には大きく見えることを言います。
「~げな」は、「~だね、~だな」ということです。「こうじ
ゃげな」は、年の割には大きく見えるな~ということです。

「ケンちゃんは、こうじゃげなこと言うな~、誰にそんなこと
教えてもらったの」と聞きますね。