こないだ『子ぎつねヘレンがのこしたもの』という、
北海道の獣医、竹田津 実さんが書いた本を読んだ。
この獣医さんが他の動物のことを書いたお話も読んでみたいなぁ、と思っていたところ、
他にも数冊、動物日記の本が出ているようなので
その子ぎつねのおはなしの中にも登場するスズメさんのおはなし
『家族になったスズメのチュン』を読んでみた。
こどものころから鳥好きだったので、
何羽ものスズメが一斉に公園の砂場で砂浴びする姿を、興味深く観察していた。
保育所で働きはじめてからも、
園庭で毎日砂浴びするスズメをながめるのが密かな楽しみであった。
保育所では園庭だけでなく、廊下や誰もいないホールなんかにも、
こっそりスズメが遊びに来ているのを、私もこっそりながめている。
去年は保育中、やたらチュンチュン言うてるなぁ~と思ってたら、
保育室の窓の上に立派な巣を作っていた。
かわいいんだけど、立派な野生。なかなか近づくことを許してくれない。
考えてみたら、いちばん身近な野鳥にもかかわらず、
その生態についてほとんどなにも知らない私。
だけどスズメも人に育てられると、こんなにもなつくんですね。
この〝チュン〟ちゃんは、完全に自分のことを人間だと思ってるスズメ。
元気になったら自然にかえそうと、いろんな訓練を重ねたにもかかわらず、
チュン自身が嫌がって、結局家に居座っちゃったんだって。
写真もたくさん載っていて、すごくかわいい。
なつきようもハンパじゃなく、この獣医さんの奥さんの頭の上に
せっせと小枝、葉っぱ、生きた昆虫なんかの
プレゼントを運んできてプロポーズしたり。
そうかと思えば、なわばりに入ってくる訪問者、郵便やさんや宅配やさんなんかは
猛攻撃に遭ってしまい、この家の玄関先には『猛鳥注意』の張り紙がしてあるほど、
凶暴な一面も!あんなに小さいのに、攻撃力はすさまじいらしい。
さすが北海道のスズメだけあって、歌ごえはワタリガラスの繁殖のときのうた
(すごく不思議で独特のリズムと声)とおんなじリズムで歌うこともあるんだって。
立派に看護助手も勤めてくれるチュンちゃん、このおはなしを読んで
知られざるスズメの世界を垣間見ることができました!
とっても楽しいおはなしでした。
北海道の獣医、竹田津 実さんが書いた本を読んだ。
この獣医さんが他の動物のことを書いたお話も読んでみたいなぁ、と思っていたところ、
他にも数冊、動物日記の本が出ているようなので
その子ぎつねのおはなしの中にも登場するスズメさんのおはなし
『家族になったスズメのチュン』を読んでみた。
こどものころから鳥好きだったので、
何羽ものスズメが一斉に公園の砂場で砂浴びする姿を、興味深く観察していた。
保育所で働きはじめてからも、
園庭で毎日砂浴びするスズメをながめるのが密かな楽しみであった。
保育所では園庭だけでなく、廊下や誰もいないホールなんかにも、
こっそりスズメが遊びに来ているのを、私もこっそりながめている。
去年は保育中、やたらチュンチュン言うてるなぁ~と思ってたら、
保育室の窓の上に立派な巣を作っていた。
かわいいんだけど、立派な野生。なかなか近づくことを許してくれない。
考えてみたら、いちばん身近な野鳥にもかかわらず、
その生態についてほとんどなにも知らない私。
だけどスズメも人に育てられると、こんなにもなつくんですね。
この〝チュン〟ちゃんは、完全に自分のことを人間だと思ってるスズメ。
元気になったら自然にかえそうと、いろんな訓練を重ねたにもかかわらず、
チュン自身が嫌がって、結局家に居座っちゃったんだって。
写真もたくさん載っていて、すごくかわいい。
なつきようもハンパじゃなく、この獣医さんの奥さんの頭の上に
せっせと小枝、葉っぱ、生きた昆虫なんかの
プレゼントを運んできてプロポーズしたり。
そうかと思えば、なわばりに入ってくる訪問者、郵便やさんや宅配やさんなんかは
猛攻撃に遭ってしまい、この家の玄関先には『猛鳥注意』の張り紙がしてあるほど、
凶暴な一面も!あんなに小さいのに、攻撃力はすさまじいらしい。
さすが北海道のスズメだけあって、歌ごえはワタリガラスの繁殖のときのうた
(すごく不思議で独特のリズムと声)とおんなじリズムで歌うこともあるんだって。
立派に看護助手も勤めてくれるチュンちゃん、このおはなしを読んで
知られざるスズメの世界を垣間見ることができました!
とっても楽しいおはなしでした。