《奄美の絶品グルメ》2006年奄美大島ダイビング旅行1
《さっき見た魚を食べる・・・》2006年奄美大島ダイビング旅行2
からの続き・・・
☆
-2本目- 嘉鉄 (かてつ)
2本目は砂地に何箇所か根があるという、お魚いっぱいのポイント。
エントリーする前から、うわぁー綺麗!!と大喜びしながら、写真を撮っていたら、
ガイドさんは、こどもの頃からずっとこの海を見てきたので、これが当たり前で、なんとも思わん、と言っていた・・・
この色が当たり前やなんて羨ましすぎる・・・

エントリーすると、クマノミがいました。

クマノミさんたち、イソギンチャクから離れすぎじゃない?

葉っぱのように、流れのままにゆらゆら揺れてるハダカハオコゼ。

表情ひとつ変えずに、ひたすらじっとしています。
ありえないような色合いのモンハナシャコ。


眼球はピンク、そのまわりは青、足は真っ赤で、体は緑!!なんとも鮮やかです!
あっちこっちに、カスリヘビギンポがいました。

小指くらいのとっても小さな魚。
ちょこんと岩の上に座ってるみたいやけど、移動するときはすごく素早いです。
根から根への移動の間には、美しい砂地がひろがっています。

色とりどりのお魚たちに、白く美しい砂地。

まさにヒーリングポイントです。
ここでも船長は漁をしてました。

宿の常連さんの話によると、船長はもう70歳くらいらしいが、全然そんなふうに見えへん!
サンゴの隙間に隠れているのは、オオアカホシサンゴガニ。

覗き込むと、来るなー!とハサミを振り上げて威嚇!

お魚たくさ~ん群れてました!
スカシテンジクダイ

キンメモドキ

ミナミハタンポ

ヨスジフエダイ

スカシやキンメが群れてる根には、必ずハタが住んでいる。
この根の主は、このユカタハタかな?


それにしてもクチビルにまで、見事なドット模様です。
色鮮やかで、めっちゃきれいやわぁ。
かわいすぎるヒトスジギンポ。


ガイドさんに教えてもらったオドリハゼの巣穴。
巣穴に隠れちゃったけど、粘ってまた出てきたところを撮りました。
オドリハゼはじめて見た!
ヒレをフリフリ、ホバリングする様子が踊ってるように見えるから、オドリハゼ。
共生している同居人、テッポウエビとの2ショット。

その他にもハナダイの根にはケラマハナダイがいっぱいやったし、デカイけどかわいいモヨウフグ、
ハナミノカサゴ、サンゴの隙間にちっちゃ~いナンヨウハギの幼魚などなど、いろんなお魚いっぱいで、すごく楽しかった!
1時間以上も潜ってたけど、まだまだもっと潜ってたかったわぁ。。。
☆
宿に帰り、シャワーを浴びて、ベランダに水着を干す。
ベランダからは、加計呂麻島も海も見えます。

なんかのどかで、すごく気持ちいい。
私には田舎がないけど、
田舎に帰省したときってこんな感じなんかな?
☆
千葉のカヤックチームの人たちに誘ってもらい、カヤックの大会の後夜祭に参加しました。

この大会、正式には〝奄美シーカヤックマラソンI N加計呂麻〟というらしい。想像以上に立派な大会のようです。
はじめに各部門の上位入賞者の発表と表彰式があり、そのあとは地元の人たちの〝八月踊り〟があったり、
地元出身の〝笠利人〟〝中 孝介〟さんのライヴがあったり、催しものも盛り沢山。
笠利人(かさりんちゅぅ)のおふたり

中 孝介さん

その合間にはたくさん並んだ屋台で、好きな食べ物を買ってきて食べたり、ビールを飲んだり。


屋台にはヤキソバ、かき氷などお馴染みのものから、タコスや漁協組合の魚ボールなるものまで、さまざま。
奄美でいちばんうまいと豪語するおばさんの屋台でたこやきも買ってみたけど、やっぱりたこやきだけは大阪がいちばんですね。
400名近い出場者や地元の人たちもたくさん参加し、まさにお祭り騒ぎで楽しかったです。

☆
後夜祭もそこそこに、毎年この大会に出場されてるみなさん行きつけのお店に飲みに行こう、とも誘ってもらったのですが、
すでにかなり眠くてしょうがなかった私は、ひとり宿に帰ることにしました。
帰り道、途中にあった商店にふらりと立ち寄り、おみやげ用にかりんとうや黒糖ピーナツをたくさん購入。
レジで精算しながら、商店のおばあさんとおしゃべり。
すると、私のうしろでビールを買おうとしていたおばさんも一緒になっておしゃべり。
私がたくさんお菓子を買っていたので「おみやげ?」からはじまり、
「どこから来たの?」 「ひとりで来たの?」 「どこに泊まってるの?」 と、どこまでも会話は続く。
そしてそのままお店を出てからも会話は続く。
おばさんのお家も私が泊まってる民宿の近くだから、と、おばさんは自転車があるのに、押しながら私と一緒に歩いてくれる。
なんでも以前尼崎に住んでたことがあるそうで、数年前に島に帰ってきたそうです。
尼崎には奄美出身者がたくさん住んでるらしい。
尼崎での暮らしはとても便利だったけれど、
でも島に帰ってきた今となっては、再びあの人ごみのなかでの暮らしはできないわーと言うてはった。
他にもいろんなお話して、楽しかった。
そしておばさんは自宅にたどり着いたにもかかわらず、
こんな暗い道をか弱い女性がひとりで帰るのは危ない、ハブがいるから、と、
民宿のすぐ近くまでわざわざ送ってくれはったのです。みずしらずの私を!
この島の人々のあたたかさを実感させられる出来事でした。うれしかったわぁ。
おばさん、どうもありがとうございました。
つづく・・・
《さっき見た魚を食べる・・・》2006年奄美大島ダイビング旅行2
からの続き・・・
☆
-2本目- 嘉鉄 (かてつ)
2本目は砂地に何箇所か根があるという、お魚いっぱいのポイント。
エントリーする前から、うわぁー綺麗!!と大喜びしながら、写真を撮っていたら、
ガイドさんは、こどもの頃からずっとこの海を見てきたので、これが当たり前で、なんとも思わん、と言っていた・・・
この色が当たり前やなんて羨ましすぎる・・・

エントリーすると、クマノミがいました。

クマノミさんたち、イソギンチャクから離れすぎじゃない?

葉っぱのように、流れのままにゆらゆら揺れてるハダカハオコゼ。

表情ひとつ変えずに、ひたすらじっとしています。
ありえないような色合いのモンハナシャコ。


眼球はピンク、そのまわりは青、足は真っ赤で、体は緑!!なんとも鮮やかです!
あっちこっちに、カスリヘビギンポがいました。

小指くらいのとっても小さな魚。
ちょこんと岩の上に座ってるみたいやけど、移動するときはすごく素早いです。
根から根への移動の間には、美しい砂地がひろがっています。

色とりどりのお魚たちに、白く美しい砂地。

まさにヒーリングポイントです。
ここでも船長は漁をしてました。

宿の常連さんの話によると、船長はもう70歳くらいらしいが、全然そんなふうに見えへん!
サンゴの隙間に隠れているのは、オオアカホシサンゴガニ。

覗き込むと、来るなー!とハサミを振り上げて威嚇!

お魚たくさ~ん群れてました!
スカシテンジクダイ

キンメモドキ

ミナミハタンポ

ヨスジフエダイ

スカシやキンメが群れてる根には、必ずハタが住んでいる。
この根の主は、このユカタハタかな?


それにしてもクチビルにまで、見事なドット模様です。
色鮮やかで、めっちゃきれいやわぁ。
かわいすぎるヒトスジギンポ。


ガイドさんに教えてもらったオドリハゼの巣穴。
巣穴に隠れちゃったけど、粘ってまた出てきたところを撮りました。
オドリハゼはじめて見た!
ヒレをフリフリ、ホバリングする様子が踊ってるように見えるから、オドリハゼ。
共生している同居人、テッポウエビとの2ショット。

その他にもハナダイの根にはケラマハナダイがいっぱいやったし、デカイけどかわいいモヨウフグ、
ハナミノカサゴ、サンゴの隙間にちっちゃ~いナンヨウハギの幼魚などなど、いろんなお魚いっぱいで、すごく楽しかった!
1時間以上も潜ってたけど、まだまだもっと潜ってたかったわぁ。。。
☆
宿に帰り、シャワーを浴びて、ベランダに水着を干す。
ベランダからは、加計呂麻島も海も見えます。

なんかのどかで、すごく気持ちいい。
私には田舎がないけど、
田舎に帰省したときってこんな感じなんかな?
☆
千葉のカヤックチームの人たちに誘ってもらい、カヤックの大会の後夜祭に参加しました。

この大会、正式には〝奄美シーカヤックマラソンI N加計呂麻〟というらしい。想像以上に立派な大会のようです。
はじめに各部門の上位入賞者の発表と表彰式があり、そのあとは地元の人たちの〝八月踊り〟があったり、
地元出身の〝笠利人〟〝中 孝介〟さんのライヴがあったり、催しものも盛り沢山。
笠利人(かさりんちゅぅ)のおふたり

中 孝介さん

その合間にはたくさん並んだ屋台で、好きな食べ物を買ってきて食べたり、ビールを飲んだり。


屋台にはヤキソバ、かき氷などお馴染みのものから、タコスや漁協組合の魚ボールなるものまで、さまざま。
奄美でいちばんうまいと豪語するおばさんの屋台でたこやきも買ってみたけど、やっぱりたこやきだけは大阪がいちばんですね。
400名近い出場者や地元の人たちもたくさん参加し、まさにお祭り騒ぎで楽しかったです。

☆
後夜祭もそこそこに、毎年この大会に出場されてるみなさん行きつけのお店に飲みに行こう、とも誘ってもらったのですが、
すでにかなり眠くてしょうがなかった私は、ひとり宿に帰ることにしました。
帰り道、途中にあった商店にふらりと立ち寄り、おみやげ用にかりんとうや黒糖ピーナツをたくさん購入。
レジで精算しながら、商店のおばあさんとおしゃべり。
すると、私のうしろでビールを買おうとしていたおばさんも一緒になっておしゃべり。
私がたくさんお菓子を買っていたので「おみやげ?」からはじまり、
「どこから来たの?」 「ひとりで来たの?」 「どこに泊まってるの?」 と、どこまでも会話は続く。
そしてそのままお店を出てからも会話は続く。
おばさんのお家も私が泊まってる民宿の近くだから、と、おばさんは自転車があるのに、押しながら私と一緒に歩いてくれる。
なんでも以前尼崎に住んでたことがあるそうで、数年前に島に帰ってきたそうです。
尼崎には奄美出身者がたくさん住んでるらしい。
尼崎での暮らしはとても便利だったけれど、
でも島に帰ってきた今となっては、再びあの人ごみのなかでの暮らしはできないわーと言うてはった。
他にもいろんなお話して、楽しかった。
そしておばさんは自宅にたどり着いたにもかかわらず、
こんな暗い道をか弱い女性がひとりで帰るのは危ない、ハブがいるから、と、
民宿のすぐ近くまでわざわざ送ってくれはったのです。みずしらずの私を!
この島の人々のあたたかさを実感させられる出来事でした。うれしかったわぁ。
おばさん、どうもありがとうございました。
つづく・・・